メンタルを強くするために仕事で意識すべき8つのこと

 

仕事で失敗しようが、上司に怒られようが、
気持ちを切り替える事が出来る人はうらやましいものです。

メンタルが強い人は成長しやすく、ビジネスでもかなり得をします。
仕事で失敗をするとひどく落ち込んでしまったり
仕事が手に付かなくなったりする人もいるでしょう。

しかし、諦める必要はありません。
メンタルは意識次第で誰でも鍛えることができるものです。

ここでは、
メンタルを強くするために仕事で意識すべき8つのこと
についてまとめます。

メンタルが弱いと思わないこと

メンタルが弱い人は、自分でメンタルが弱いと決めつけていることがあります。

メンタルが弱いと思えば思うほど、落ち込みやすくなり、
立ち直るのにも時間がかかります。
落ち込んでいる時間が長いため、また他の出来事に遭遇すると
気分が落ちてしまう悪循環に入ってしまいます。
メンタルを強くするためには、
メンタルが弱いと自分で思いこまないようにします。

仕事では、
逆に「メンタルが強い」と意識的に自分に言い聞かせるようにします。
たったそれだけで気分は楽になり、徐々に落ち込む回数も減っていきます。
ただし、慣れるまでには少し時間がかかりますので
常に意識をし続けることが大切なのです。

体調を整える

体調が悪い時は、精神的にもダメージを受けやすい状態にあります。

仕事が忙しくて寝不足が続いていたり、食事を抜いていたりすると
メンタルも弱くなってしまいます。
メンタルが強い人は、しっかりと睡眠を取り、
起きている時には精力的に活動をしています。
体調が悪いと歩くスピードも遅くなります。目線が伏し目がちになります。

これらの状況を打破するために、体調管理には気を付けるようにします。
また、バランスの取れた食事を摂ることもメンタルを強くすることができます。
仕事が忙しい時にこそ、
意識的に緑葉食野菜を中心に食事のバランスを取るようにします。

お腹が空いていては仕事はできません。
気分が乗らない時でもしっかりと食事を摂りましょう。

時間の隙間をつくらないようにする

メンタルが弱いと感じる時は、仕事で手が空いている時が多いです。

30分、1時間と優先順位の高い仕事が無い時間の隙間ができると、
仕事でうまくいかなかった時の事を考えてしまいます。
時間の隙間を作らずに、こなしていかなければならないタスクで
スケジュールを次々埋めることができれば
考えすぎる時間がそもそもありません。

自分で仕事のスケジュールを意識的に詰め込むことで
メンタルの弱さに気付かなくなっていきます。
仕事が忙しくて失敗したことを考えている時間が無くなるのです。
他の仕事に没頭することができれば、
仕事の失敗なんて自然と忘れていきます。

また、お昼休みや仕事に行く時や帰宅する時には
どうしても考えてしまう時間が生まれてしまいます。
そんな時は誰かと会話を楽しんだり、好きな本を読んだりしてみてください。

空いた時間に何か別の事を考えることが出来るようになれば、
小さなことは気にならなくなります。

自己啓発の本を読む

メンタルを強くするために、書籍に頼ることも1つの方法です。

特に自己啓発の本を読むと、気分が晴れて仕事に対して
前向きに取り組むことができるようになります。
本を読むことに慣れていない人は、
本屋さんでタイトルを見ても購入してみようと思わないものです。

そんな人は、是非とも古本屋さんを覗いてみてください。
100円~300円ほど出せば、ビジネス書の購入ができて
少額であれば損をした気持ちにもなりません。
特に自己啓発の本は、時代に流されにくいもので
少し前に発売された本でも問題なく役立てることができます。
最初は斜め読みでも構いませんし、本に流される必要もありません。

自分とは違った考え方を多く仕入れることが
自分の人格を強く形成してくれる種になり
メンタルの強化に
とても効果的なのです。

チームで行動をする意識を持つ

仕事に自信がある人は、個人での能力の高さもあるでしょうが
とにかく周りを上手く使っています。

仕事は個人で出来るものではありません。
どのような職種においてもチームプレイがとても大切であり
会社はもともと組織で活動をするものです。
メンタルが強く自信に満ち溢れている人はチームで行動する意識
持っています。


失敗も成功も自分だけのものではなく、
チームで行動した結果であると考えるようにします。
常にチームプレイを意識することができれば、周りに相談もできますし、
仕事のシェアも効率的に進みます。

ただし、絶対にしてはいけないのは仕事の失敗を誰かに押し付けることです。
犯人探しをするのではなく
チーム全体で問題の解決に取り組むようにしましょう。

定期的に懇親会を開くのも効果的です。
仕事の悩みは食事をしながら吐き出して、頭の中に残さないように
します。コミュニケーションも強化され一石二鳥です。

チームでの一体感が生まれれば、仕事も楽しくなりますし
メンタルの強化にも役立ちます。

目標の立て方を見直す

メンタルが強い人は高い目標を立てる傾向にあります。
しかし、ただ高い目標を立てているわけではありません。

高い目標を掲げた上で、比較的、達成しやすい小さな目標を
別で持っています。
もしくは、大きな目標に向けたマイルストーンを
細かく刻んで設定しています。

達成がとても難しい目標だけを持っていると、途中で気持ちが切れてしまい
諦めてしまったり、モチベーションが下がったりするのです。

今のあなたの目標は何ですか?
大きすぎる目標を掲げてしまっていませんか?

例えば、売上予算1千2百万円という目標を立てたとしましょう。
半年に換算すると、3百万円、クオーターで計算をすると3百万円になります。
1年間の目標だけを追っていると、目標の達成が想像できずに
やる気がなくなってしまうことになります。
まずは3か月で3百万円という近い目標を目指して努力をするのです。

達成できなかった時は、改善ポイントを見つける事も大切ですし
目標の見直しも検討をしてみてください。
半年たって2百万しか売上が上がらなかった時、
残りの半として1千万円の売上を上げるのはとても大変なことです。

目標のマイルストーンを作ることで、達成へのやる気が出やすくなり
達成する度にモチベーションも向上します。
仕事が楽しくなれば、メンタルも自ずと強くなっていくのです。

必死に勉強をする

メンタルが強い人は、とにかく勉強をしています。

仕事を通してだけでなく、家に帰ってから机に1時間向かう日を作ったり、
電車では勉強の本を読んでいたりしています。
必死に勉強をすることで自分に自信がつきます。
自信が付くと発言1つ1つに説得力が加わることになり、
仕事の質を向上させることができます。

もし、メンタルが弱いと自分で思うことがあれば、
必死に勉強をする時間を作り出してみてください。
専門的なことでもいいですし、資格試験でもいいです。

努力をしたという実績がメンタルを強くさせてくれます。

成長を実感する

自分が仕事で成長していると実感ができると、
ちょっとしたことでは揺らがない精神が身に付きます。

仕事の中には、自分では気づいていない成長をしていると
実感できるタイミングがあります。
誰かに褒められたことは素直に受け止め
自分の実力が向上していることを信じ抜くようにしましょう。

また、同じようなシーンが訪れた時に、
前回との受け取り方の差を感じてみるのもいいでしょう。
何かしら心の変化が起きていることに気付くはずです。

まとめ

メンタルが弱い人は、自分でメンタルが弱いと決めつけているところがあります。

気持ちの持ち方や行動次第で、メンタルは鍛えることができます。
楽しく仕事をするためにも、メンタルを強くするために
意識すべきことを日ごろから心掛けてみてください。

  • がんばっているのに報われない
  • 仕事やプライベートで空回りしている
  • なぜ、自分だけうまくいかないの? 

それはもしかすると、「自分へのダメ出し」が原因かも。