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【失敗から立ち直る】心理カウンセラーが分かりやすく解説

失敗をしてしまうとしばらく落ち込んでしまい、
なかなか立ち直ることができないという人は多いのではないでしょうか?

仕事での失敗や友人との人間関係における失敗、
自分のキャリアにおける失敗や人生設計での失敗など、
その状況や程度はさまざまです。

失敗をしてしまったがゆえに精神的ダメージが甚大で、しばらく失敗の虜になってしまうケースも
多々あります。
しかし、どんな大きな失敗をしても、あっけらかんとしてエネルギッシュに過ごしている人も
いらっしゃいます。その差は一体どこにあるのでしょうか?

この記事では、心理カウンセラーの資格を多数保有する著者が、
失敗から立ち直るための方法を専門用語を使わずに解説します。

失敗をした時の典型的な思考パターン

失敗をした時になかなか立ち直ることができない人は、
失敗した人特有の思考パターンをする傾向があります。

長い人生の中で落ち込んでしまうような失敗経験は誰にでもあるものですから、
失敗した時の思考パターンは誰もが経験していることになります。
誰もがそれぞれ異なった思考パターンで受け止めるものなのです。

まずは、失敗した時にどんな思考をする人が多いのか、典型的なパターンを一緒に見ていきましょう。
気軽に読み進めてみてくださいね。

失敗してはいけないのにしてしまった自分が情けない

失敗して立ち直ることができない人は、自分を責める傾向があります。

「どうしてあんな失敗をしたんだろう」と、何度も繰り返し自分を責めてしまうのです。
その根底には「本来失敗するはずのない自分が失敗するなんて、自分らしくない!」という思いと「私は能力がないので失敗するんだ!」 という2つの思考パターンがあります。

前者の場合は、本来の自分の価値を認めている思考なので早く立ち直ることができるのですが、
後者の場合にはなかなか立ち直ることができません。

つまり、失敗した事柄と自分に自信がないことが合わさって
立ち直るために余計に時間必要としているのです。

失敗したことによる周りの人の評価が怖い

失敗したことで周りの目を気にするということも典型的な思考パターンです。

失敗したことで・・・
「上司の目が気になる」 「同僚や後輩に対して恥ずかしい」 「できれば誰にも知られずに隠したい」

など、とにかく周りの目が気になって仕方がありません。

しかし、これは外部に目が行っているように思えますが、実は自分の内面に作用している事柄です。
自分自身に主眼を置いているため、人の目が気になってしまうのです。

別のいい方をすれば、他人が失敗してもあなたが落ち込むことはないはずです。
失敗した時の主役が自分だという思いが強い人ほど、周りの目が気になるという傾向があるのです。

失敗のシーンを頭の中で何度も繰り返す

失敗をした時にありがちなこととして

「どうしてあの時こうしたのだろう?」とか
「あの時こうしていれば失敗しなかったのに」と

何度も失敗のシーンを頭の中で繰り返すケースがあげられます。
しかし、失敗シーンを頭の中で繰り返すと、また同じ失敗をしやすくなってしまうのです。

失敗を頭の中で繰り返すということは、失敗のイメージトレーニングを繰り返していることに他なりません。
失敗を思い出しそうになったら、指をならすなどの簡単な動作をして意図的に考えないようにしましょう。

しかし、それでもつい考えてしまうのが人間です。
それはそれで仕方がないこととして受け入れながら、考えそうになったら指をならしましょう。
指の音を聞くたびに自分への戒めとなりますので、忘れるための効果的な方法としておすすめです。

失敗から立ち直るためには失敗の捉え方を変える

失敗から立ち直るためには、失敗したという事実に対する捉え方を変えることが大切です。
同じ事柄に対しても、後ろ向きに捉えることも、前向きに捉えることもできますので、
前向きに考える癖をつけておきましょう。

失敗から立ち直るために大切な考え方を紹介します。

失敗はあなたにとって最高の財産

失敗は短期的に見ると悪い出来事に思えるかも知れませんが、
長期的に見ると必ずしも悪い出来事とはいいきれません。

なぜなら、失敗はもっと大きな失敗を防ぐための良い経験になるからです。
また、1つの失敗から派生して、他の失敗を未然に防ぐこともできますので、
失敗をしたおかげで数多くの学びを得ているともいえるのです。

また、失敗の学びの中には成功のヒントが隠されていることも多く、
「あの時失敗したおかげで今の成功を得ることができた」というケースも多いのです。

失敗に対してそのまま「失敗」というレッテルを貼るのではなく、
「経験」というレッテルに変えてしまうと、あなたにとって最高の財産と成り得るのです。

失敗を成功への糧と捉えよう

電球を発明したことで知られるエジソンのエピソードは失敗に対する考え方を変えるための参考になります。
エジソンは電球を長時間点灯させるためのフィラメントの材料を探していました。5,500種類もの材料の候補
から、2,000種類を実験したのですが上手くいかず、
奥さんから「そんなに失敗したんだからもうやめたら?」といわれました。

しかしエジソンは「2,000種類失敗したんだから後3,500種類しかない」といったんだそうです。
つまり、エジソンは失敗を失敗と捉えておらず、成功のための糧と考えていたのです。
その結果、京都府八幡市にある竹でフィラメントの材料を作り、見事電球の発明を成し遂げたのです。

実は失敗によって落ち込んでいるのではない!

失敗した人は失敗したことによって落ち込んでいると思っているかも知れませんが、実はそうではなく
失敗した自分に対して「落ち込むという選択をしている」のです。

失敗しても落ち込まない人もいますし、落ち込む人もいます。
その時に落ち込むという選択をしたから落ち込んでいるのが真の原因であって、
決して失敗したことが原因ではありません。

もしも、失敗してしまったら、「あ、今落ち込むか・落ち込まないかの選択の時だ!」と実感し、
「落ち込まない選択をしよう!」と思ってみてください。
さらに「これを成功の糧にするとしたら、どういう糧になる?」と考えることができれば尚良いでしょう。

事実と想像の区別をつけてみよう!

失敗から早めに立ち直るためには他にも方法があります。
それは起こってしまった事柄に対して事実と想像の区別をしっかりと付けるという方法です。

失敗をすると事実以上に想像が膨らんで、
あなたの中で失敗が勝手に巨大なものに増幅されているケースが多々あります。
そうならないように、落ち着いて失敗の中身を検証してみましょう。

ただし、前述したように何度も繰り返すと失敗のイメージトレーニングになってしまうので、
なるべく回数は少なくする必要がありますので気を付けましょう。

どこまでが事実でどこまでがあなたの想像なのか?

たとえば車で事故を起こした時に「事故を起こしてしまって最悪な一日だ!」と考えたとします。
この思考を分解すると「事故を起こした」のは事実ですが「最悪な一日だ!」というのはあなたの想像です。
人によっては「これくらいの事故ですんでラッキーだ!」と思うかも知れません。

起こしてしまった失敗に対して、どこまでが事実でどこからが想像かという線を引くと、
あなたの心の中で失敗を最小限のものにとどめてくれるでしょう。

第三者の立場で自分を見る

失敗は当事者だから落ち込むのです。当事者でなければ落ち込みません。

そこで、第三者の目で自分を客観的に見てみると、意外と滑稽に思えることもあります。
自分を客観視すると、自分の問題がどうでもいいことに気付く場合や、冷静になれることが多いので、
失敗の渦中に入った時には一歩外に出てみましょう。

失敗から立ち直り上昇するレジリエンス力を鍛えよう

レジリエンスという言葉を聞いたことがありますか?
人の心の回復力を示す心理学用語です。

日常生活にも仕事にもある失敗や逆境を乗り越える力のことです。
その失敗や逆境を糧にして、将来の力にできる人はレジリエンスが身に付いている人です。

立ち直りまでが早い人ほどレジリエンスが高いといえます。
レジリエンスは、スキルなので誰でも高めることができます。

失敗などから立ち直り、回復(復活)して、より高い力に変えていくまでのステージをご紹介しましょう。

失敗がプラスに向かうレジリエンスプロセス

失敗すれば、誰でも大なり小なりの落ち込みを経験します。

「落ち込み」という苦い時期を経て、落ち込みの底打ち地点に行き着きます。
徐々に心理が回復し、落ち込み前の状態に戻っていきます。
つまり、立ち直りの段階ですね。

さらに、その失敗や逆境があったことで、元の状態の時の自分が学びを得て、上昇していくのです。
これが失敗がプラスに転じていくプロセスです。
だからこそ、失敗は成長の糧になるといわれるのです。

このプロセスのスピードは人ぞれぞれのレジリエンス力によって異なります。
それは、どんな失敗だったのかでも変わってくるものかもしれないですね。

知っておきたいのは、レジリエンス力は、何があっても耐え抜くという受け身のスキルではないという
ことです。失敗や逆境を抜け出し糧にする積極的な選択をしていくことで身に付いていくスキルです。

ですから、レジリエンス力の高い人は、失敗からの立ち直りまでのスピードが早い。
そして、必ず失敗を糧にして上昇していくのです。

では、ここから、あなたのレジリエンス力を鍛える方法をご紹介します。

思い込みを捨てる

上記でもお伝えした通り、思い込みは想像の範囲です。
想像でわざわざ、失敗した時のストレスを増強しないようにしましょう。

自分の中にあるマイナスの思い込みを減らすだけでも、
失敗したときの気持ちはグッと楽に受け止められます。
それによって、立ち直りを早くすることができるのです。

立ち直りのためのエネルギー確保のためにも心がけていきましょう。

例えば

・こうあるべきと決めつけていることがないか
・やっぱりだめだったと悲観していないか
・すべてを自分のせいにして自分を責めていないか
・次もダメだろうと不安になっていないか
・何をしてもダメだからと諦め姿勢になっていないか
・周りへの非難や批判の気持ちがないか
・周りと比較して自分を嘆いていないか

落ち込んだときには、このような思い込みがないか振り返ってみましょう。

また、落ち込んだ時だけでなく、
日頃から自分の中にあるマイナスの思い込みに気付いたら排除する癖をつけておくことをお勧めします。
そうすることで、段々とネガティブな思考が減っていくはずです。

気持ちの切り替えトレーニング

落ち込んだ時は、その気持ちに囚われがちになります。
囚われてしまうと、失敗のイメージトレーニングを積んでしまうことになります。
それを避けるためにも、気持ちを切り替えることに努めましょう。

色々試してみて、自分が切り替えやすいものをいくつか持っておくといいですよ。

例えば

・歩く、走る、ダンスなどの体を動かすスポーツ全般
・好きな音楽(激しいものより軽め~ゆっくりのほうがベター)
・心を書き出すことも気持ちを昇華させるのに役立つそうです。
・呼吸に意識を向ける瞑想に取り組んで効果を得ている人もいます。

失敗をくよくよと考える時間をできるだけ減らすようにしましょう。

ポジティブな側面を探す

失敗すると精神的に内向きになることが多いと思います。
内向きになった心では失敗にフォーカスするだけでなく、ネガティブな側面の荒さがしを
してしまいがちです。無理やりポジティブに思い込むことをすすめているわけではありません。

でも、どんなことにもプラスの側面は隠れているものなのです。

手っ取り早いのは、その失敗が成功の糧になるということです。
放っておいて糧にできるわけではありませんが、落ち込みから抜け出す心の選択はあなた次第です。

感謝できることを探してみるのも有効です。
感謝する心は、自分を癒すことにもつながります。
失敗からの落ち込みに占領されたままでいるよりも、ずっと幸せ度があがるはずです。

ポジティブな心になると、思いつくことも行動もポジティブに変わります。
失敗で落ち込んでいるときとは異なる時間が蓄積されていくでしょう。
そしてだんだんと立ち直りに近づいていけるのです。

自分がしたことを悔んだり、自分を責めたりする代わりに
当たり前のようにあった感謝の対象を探してみましょう。
落ち込んでいるその瞬間にも「ありがとう」は眠らせないでください。

失敗したときが終点ではない

失敗を終点に捉えると、回復や上昇が遠ざかってしまいます。
立ち直れないときというのは、レジリエンス・プロセスのはじめの段階である「落ち込み期」
留まっているのです。その先があることを認識しましょう。

あなたの経験のすべてがどんな結果が出ても意義のあることだったというストーリーまで実感してください。
全ての頑張りや挑戦は、実際に意義あることなのですから。
あなたは学ぶことがあるから、失敗しているのです。

失敗したで終わってしまったら、その学びを掴み損ねてしまいます。
この実感経験もレジリエンスを高める大切な材料になるはずです。

まとめ

失敗で落ち込んだその先の心理は、人によって異なっています。

なかなか立ち直れない人も多いものです。
同じ失敗をしても落ち込まない人もいます。
それどころか、成功の糧だと前向きに捉える人もいるのです。

結局のところ、失敗そのものではなく、考え方が失敗しているのです。
失敗を教訓に成功体験に変えることができれば、失敗の数だけ成功できます。
失敗=チャンスと考えて、失敗を味方につけてしまいましょう。

人間ですから失敗は誰でもするもの。
大切なのは、失敗したときの適切な対処と同じ失敗を繰り返さないことなのです。

失敗しない人生はとても無機質で、成長の機会を逃すだけのものです。
ですから、失敗自体はマイナスでないということを心に留めておいてください。
失敗はあなた自身もレジリエンス力も高めるチャンスでもあるのです。

人間ですから、失敗は誰でもするもの。
大切なのは、失敗したときの適切な対処と、同じ失敗を繰り返さないようにすること。

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田中英哉

田中英哉

ことぶら結婚相談所代表、フリーライター。
コーチングや心理カウンセラーの資格を多数保有し、その知識で一人でも多くの人に良い影響の輪を広げるべく日々活動中。
婚活者マッチングやライターとしての情報発信、京都でのユニークイベントなど、さまざまな活動に励んでいる。

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