ガーン!仕事で失敗したときの対処法5つと失敗を繰り返さないための対策7つ

 
  • 仕事で失敗してしまい、自分にがっかり。もう会社辞めたい…
  • なんで自分は失敗ばかりなんだろう…
  • 上司からの評価が下がってクビになったらどうしよう…

なんて落ち込んでしまうことはありませんか?
人間ですから、失敗は誰でもするもの。

大切なのは、失敗したときの適切な対処と
同じ失敗を繰り返さないようにすること。

対処によっては、周りからの評価が逆に上がるかもしれません。

仕事で失敗したときは、まずは落ち着いて
ここでお伝えする対処法を実践してみましょう。

失敗したときの対処法

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失敗は隠さない

失敗したとき、周りの人から怒られたり、評判が下がることを恐れて
反射的に、隠したくなるかも知れません。

ですが、それは逆効果。
誰にも報告せず、その場はあなたがすべて修復したと思えても
後から発覚することもあります。

また、あなたが思っている以上に、失敗の影響範囲が大きい場合もあります。

そういった場合、
失敗したこと以上に、隠ぺいしたことにより
周囲からの評価がさらに下がる可能性があります。

失敗はすぐに報告

al001-3doorhiraku20140830_tp_v失敗を隠さないのはもちろんのこと、上司や関係先にすぐに報告しましょう。

落ち込んだり、「報告したら怒られるかな~」なんて
止まっている暇はありません。
対処が遅れれば遅れるほど、影響が大きくなる場合もあります。

報告が遅れると、「何で、今ごろ報告してくるの?」と
さらに叱られることになるかも知れません。
傷は浅いうちに対処しましょう。

また、報告する際は、結論から先に言いましょう。
「失敗した」と言うのを恐れて、結論と関係のない話を長々とすると
上司に伝わりません。

そして、起きたことの事実を正確に伝えましょう。

失敗を小さく見せようと、程度を小さく報告したりすると
かえって混乱しますし、余計に周囲の怒りを買うことに。

何が起きて、どんな行動を取ったのか、正確に伝えることで
その後の対処もスムーズになります。

素直に上司に頼る

上司は、部下が失敗したときなどにフォローするためにいます。
恐らく、上司の方も、部下が完璧な仕事をするとは思っていません。

ある程度の失敗はするもの、と最初から想定しているでしょう。

上司に素直に報告し、指示を仰いでみましょう。
報告の際は、自分なりに解決策を考えておくようにしましょう。

「失敗しました。どうすればいいですか?」と丸投げでは、
上司も「この人大丈夫?」と余計に心配になりますよね。

また、状況を一番よく知るあなたが解決策を提示することで
その後の対応がスムーズになるかも知れません。 

関係者には誠意を持って謝る

上司に頼るのも必要、という話をしましたが、とはいえ、
あなたが謝らなくていいわけではありません。

まずは、影響が及ぶ人たちすべてに、誠意をもって謝罪しましょう。

失敗した事実は変わりませんが、
あなたが誠実に謝罪するかどうかは、
関係先の方々の感情を大きく左右します。

謝るときは、とにかく自分の非を認めて平謝りしましょう。
言い訳は、相手の方の怒りに火を注ぐことになるのでご法度です。

自分を責めない

「失敗」イコール「自分に価値がない」というわけではありません。

いつまでも「ああ、自分は失敗ばかり、ダメな人間なんだ」と
落ち込んでいると、仕事のパフォーマンスが低下し、
さらなる失敗を引き起こす可能性もあります。

早めに気持ちを切り替えて、次の仕事に全力で取り組みましょう。

失敗を乗り越えることで、あなたは「対処法」を1つ学んだことになります。
貴重な教訓として、今後に活かしましょう。

失敗を繰り返さないために

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朝イチでその日の仕事内容を確認する

その日の会議などの予定や、それ以外の時間にやることを
明確にしておきましょう。

そして、「やること」は、頭の中に置いておくのではなく
必ず「見える化」しておくこと。

会議の予定などはカレンダーに書くと思いますが、
たとえば「書類を提出する」などの自分のタスクは、
書かずに自分の頭で覚えておこうとする方も多いようです。

人間は「忘れる生き物」ですから、自分の記憶力だけに頼るのは危険。
必ず、手帳やタスク管理のアプリなどで「見える化」しておきましょう。

机、PCのデスクトップ、メールを整理しておく

あなたの机の上や引き出しの中、PCは整理されていますか?
また、対処していないメールが溜まっていたりはしませんか?

たとえば、机の上に書類を積んでおくと、
提出期限を過ぎた書類を発見してビックリ、なんていうことになります。

身の回りがごちゃごちゃしていると、必要な情報を見落として
ミスにつながりやすいです。
そうでなくても、探し物をするのに毎日長い時間を費やすことに。

常に身の回りを整理し
「何がどこにあるのか」を把握しておきましょう。

できないこと、分からないことは明確に伝える

できないことや分からないことは、
明確に「どの部分ができないのか・分からないのか」を伝えましょう。

あなたが「できます」と言うと、相手の方はそれを信じてしまいます。

「仕事ができないやつと思われそう」という恐れから、
「スケジュールを無理すればできるかな」とか
「とりあえずできると言っておいて、後で調べればいいかな」と
判断し、安易に「できます」と言うのは禁物です。

常にホウレンソウをする

al101_natuin0320140830001_tp_vホウレンソウとは、「報告」「連絡」「相談」の頭文字を取ったもの。

仕事するうえでの基本とされていますね。

常にあなたの仕事の状況を上司に報告していたら、
たとえ失敗につながることがあったとしても、
大きな失敗になる前に止めることができます。

仕事は1人で抱え込まず、他の人と共有するようにしましょう。
報告は、「5W1H」の形でやると明確です。

いつ(When)、どこで(Where)、だれが(Who)、なにを(What)
なぜ(Why)、どのように(How) 
ですね。

メモを取る

メモを取るのはビジネスの基本。

仕事の指示を受けたときや打ち合わせのときは、
必ずメモを取りましょう。
人間は忘れる生き物ですから、「後でやろう」と思って
メモを取らずにいると、忘れてしまうこともあります。

そして、メモは一か所にまとめておくこと。

あるときは付箋、あるときは手帳、あるときはPC…という風に
バラバラになっていると、
せっかく書いたメモを忘れてしまいます。

「忘れないためにメモしたのに、そのメモを忘れてしまう」
という、残念なことに。

常に、手帳なら手帳、PCならPC、という風に、一か所にまとめ、
「ここを見れば大丈夫」という状況にしておきましょう。

曖昧な部分はその場で確認する

打合せをして、何をすべきか分かったはずなのに、
いざ取りかかってみると、「あれ、ここはどうするんだっけ?」という
部分が出てくる場合もあります。

そういったときは、曖昧な部分を確認して明確にしましょう。

曖昧なことを曖昧なまま進めてしまうと、
後から大きなミスにつながる恐れがあります。
不明な部分は必ずその場で確認しましょう。

自分の失敗パターンを知り、根本原因の解決策を考える

あなたがこれまでした失敗には、どのようなパターンがありますか?

たとえば、
仕事ができないと思われたくないので、
本当は無理なのに「できます」と言ってしまった

締切にギリギリで、確認をしないまま提出してしまった

など、過去のパターンを思い出し
「なぜそうなったのか」を考えてみましょう。

たとえば締切ギリギリになるのがパターンだとしたら、その理由は、

  • 計画の立て方が甘い
  • 進捗の報告をしていないので、ギリギリになって修正が必要になる
  • 他の突発的な依頼を断り切れないので時間がなくなる

など、いろいろ考えられますね。

どのような原因があるのか仮説を立て
その根本原因から解決するようにしましょう。

まとめ

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ミスなく仕事を進めるための基本をお伝えしてきましたが
いかがだったでしょうか。
人間、誰でも失敗をするもの。

失敗のない人間は、この世にいません。

だからこそ「いかに失敗を減らすか」
「失敗したときにどう対処するか」があなたの評価を決めるのです。
ぜひ参考にして、周りの方から
さらに信頼されるお仕事をしていきましょう。

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