仕事ができる人の習慣|どうやったら「できる人」になれるのか?まで解説
あなたは「仕事ができる人」ですか?
そう問いかけられて、「はい!」と自信を持って答えられない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
- 周りの人と比べて、自分は仕事ができない気がする
- 人から「仕事ができる人」と思われたい
- でも、周りからどう思われているのか不安
というあなたのために、仕事ができる人の習慣と実際にそうなれる方法をお伝えします。
目次
「仕事ができる人」の習慣
モデリングする人を決める
仕事で成功するための一番の近道はあなたより先に同じ分野で成功している人を見つけ、その人を真似すること。
社内、社外を問わず、「この人のようになりたい」という方を1人見つけてみましょう。
起業を考えている方であれば、あなたが想定している分野で、すでに起業して成功している方。
私自身、起業したときに、知り合いのカウンセラーさんをモデリングし行動を徹底的に真似しました。
(ただし、文章などのコピペはいけませんのでご注意)
実際に、「仕事ができる人と同じ行動をする人は仕事ができる」とみなす考え方があり企業の採用や人事評価で活用されています。
「コンピテンシー」というもので「仕事ができる人はどんな行動をしているのか?」を観察して項目にしたものです。
私は外資系企業で人事の仕事を長くやっていましたが、実際に採用や人事評価の場で「コンピテンシー」を使っていました。
答えは「お客様」の中にある
仕事は「お客様の問題解決」です。
「やりたいことを仕事にしたら、現実とのギャップに冷めた」という方がいらっしゃいますが、それは当然のこと。
「やりたい仕事」に就いたからと言って、好きなことばかりできるわけではありません。
仕事では、自分の「やりたいこと」より「世の中の役に立つこと」が優先。
仕事ができる人はそれを分かっています。
「自分はこういう仕事をやりたい」
「自分はこういう仕事はやりたくない」
にこだわることはありません。
たとえ、自分の「やりたい度合い」が半分以下だったとしてもお客様の役に立つことをやります。
完璧を求めない
自称「完璧主義」の方に、仕事ができる人はいません。
逆に言うと、仕事ができる人は、8割程度でも早く進めることを優先します。
完璧主義の人は、完璧でないものを出して、人から「あいつは仕事ができない」と言われることを恐れているのです。
でも、世の中「完璧」というものはあり得ません。
自分が「完璧」だと思ったとしても、人から評価が得られない場合もあります。
逆に、自分では「まだまだ」と思っても、お客様から喜ばれることだってあります。
いずれにしても、人の反応は自分にはコントロールできないもの。
だから、仕事ができる人は、自分で勝手に判断せず早く人に見せて反応を見るのです。
それで、必要があればそこから修正します。
余裕をもって仕事する
仕事ができる人は、常に余裕をもって仕事しています。
たとえば、締め切りの3日前くらいには作業を終え上司やお客様に見てもらうようにします。
そして、そこで反応がイマイチだったとしても落ち込むことはありません。
自分の力を過信していないので、最初から「修正が必要」ということを分かっています。
そして、スケジュールを詰め込むことをしません。
仕事ができない人ほど、自分の能力を過信しているため「このくらいできるかな」と思って予定を詰め込んでしまいます。
依頼された仕事を安請け合いしてしまいキャパオーバーになり、結果、納期に間に合わない、なんていうことも。
時間より早く行動する
仕事ができる人は、常に時間より早く行動します。
上で話したような、作業の締め切りはもちろんのこと、人との待ち合わせも、たいてい相手より早く着いています。
電話やスカイプでの打合せも、10分くらい前にはスタンバイし、時刻ピッタリにコールします。
待ち合わせや打合せに毎回遅れる方は、周囲から信頼されないのはもちろんのこと、本人も自分への信頼がないのです。
「自分はできない人だ」と無意識に思っているからです。
仕事ができる人は、時間より早く行動することで自分自身への信頼を常に確認しているのです。
人に頼むのが上手
仕事ができる人は、自分の能力を過信していないので、何でも自分でやろうとはしません。
「自分にできること」と「できないこと」をわきまえています。
そして、依頼する際も、相手の人が気持ちよく動けるよう、また、望んだアウトプットが出てくるように上手にコミュニケーションします。
仕事ができない人ほど、「頑張れば自分でできるはず」と1人でやろうとして結局間に合わなくて、周囲に迷惑をかけたり(昔の私はそうでした(^^;)
「人に頼むと『仕事ができない人』と思われそう」と思ったりしています。
付き合う人を厳選している
仕事ができる人は、無駄なお付き合いをしません。
よく「周りにいる5人の平均年収が自分の年収になる」なんていう話を聞きませんか?
人間は「付き合う人」に左右されるもの。
もしあなたが、会社帰りに飲み屋で会社の愚痴を言う人たちと一緒にいたら、あなたもそうなりますし、逆に「会社や世の中をよくしよう」と思って行動している人たちと一緒にいたら、あなたもそうなるでしょう。
ですので、仕事ができる人は、自分よりさらに仕事ができる人や、お互いによい影響を与えられる人たちと付き合うようにします。
生活をおろそかにしない
よい仕事は、健康な体があってできるもの。
仕事ができる人は、体のメンテナンスにも十分気を付けています。
アルコールや甘いものはほどほどにし、もちろんタバコは吸いません。
また、睡眠時間を削ると判断力が低下するので、十分な睡眠を取っています。
逆に、仕事ができない人は、何かと体調を崩したり、さらに「体調が悪いんです~」とわざわざアピールしたりします。
どうやったら「仕事ができる人」になれるのか?
では、どうやったら「仕事ができる人」になれるのでしょうか?
「もともと自分には能力がないから難しい」なんて思わないでくださいね。
まずは、これまで挙げた「仕事ができる人の習慣」を「どれか1つ」だけ取り入れてみましょう。
最初にお勧めなのは「モデリングする人を決める」こと。
「こうなりたい!」という人を1人決めて、その方がやっていることを徹底的に真似してみましょう。
その方が時間より早く行動していたら、あなたもそうする。
その方が人に上手に仕事を頼んでいたら、あなたもそうする。
いつの間にか、「仕事ができる人の習慣」がすべて身に付くことになります。
そして、あなたの成長を自分で振り返ること。
日記やブログを書くのもいいですね。
どんな行動をして、どう感じたかを、できれば毎日難しくても週1回はやりましょう。
3か月くらいやって、考えや行動が変化していなかったら何が足りないのかもう一度考えてみましょう。
逆に、変化が習慣付いてくると、数か月前の行動を振り返ると「こんなこと思っていたの?」と、自分で恥ずかしいくらいになると思います。
そうなったら、かなり成長している証拠です。
まとめ
「仕事ができる人の習慣」と、それが身に付くための方法を考えてみましたが
いかがだったでしょうか?
仕事ができるかどうかは、もともとの能力の差より「習慣の差」が大きいです。
今のあなたの仕事の結果は、今までの習慣の結果。
つまり、今あなたがどんな状態であれ「習慣」を変えることで「仕事ができる人になる」ことは可能です。
ぜひ、コツコツとがんばりましょう。
それでも心配なあなたは、こちらも合わせてお読みになってくださいね。
仕事ができない人の特徴に当てはまっていないか、セルフチェックしてみましょう。