習慣化とは?成功者が必ずやっている手軽な3つの方法

 

誰もがよりよい人生を送りたい、充実した日々を送りたいと願いながら、
うまくいかない日々とのギャップに悩みを抱えているものですよ。

ですが、世の中には誰もが羨むような成功を手に入れ
充実した日々を送っている人がいます。

両者にはどのような違いがあるのでしょうか?
そのヒントになるのが習慣化です。

成功している人は皆、特定の習慣を身につけ、
そして、
実践することで成功を手繰り寄せています。

それでは具体的にはどのような習慣を身に着けているのでしょうか。
様々な成功者から、その習慣を見ていきたいと思います。

なぜ習慣を身につけることが重要なのか?

具体例を挙げる前に、何故習慣を身に着ける必要があるのかを
考えてみたいと思います。
まず挙げられるのは、習慣化によって負担を減らすことです。

例えば、日頃走り慣れていない方にとって10km走るのは大変ですが、
日頃から走っているスポーツ選手にとって10kmはさほど苦痛には
感じませんよね。

それと同じように、仕事やビジネスにおいても
新たな取り組みはとても負荷がかかるものですが、
日頃から取り組み慣れていることであれば、スムーズに行えるものです。

これは、日頃から新たなチャレンジを重ねることで、
チャレンジすることに慣れるというのも該当します。

だからこそ、
過去の成功体験に繋がった取り組みを習慣として身に着け、
安定的に成果を出せるようにしているのです。
また、決めたことを続けることは小さな成功体験を積み重ねていくことでも
あり、それは自信につながります。

自信をもって取り組むことは
成果を出すための秘訣でもありますから、
その意味でも習慣を身につけることは大切です。

読書をする

それでは、具体的な習慣をご紹介します。

社会人になると、「新聞くらい読みなさい」「読書をしなさい」と
一度は言われたことがあるでしょう。
ただ、そうは言われても読書が習慣化されていない人にとっては
なかなかハードルが高いものです。

ですが、名経営者と言われる人はそのほとんどが読書を習慣化しています。

例えば、マイクロソフトで有名なビル・ゲイツは、
平均して一週間に一冊以上は新刊を読んでいるといいます。

また、2013年に年間最優秀ビジネスパーソンとして
表彰されたイーロン・マスクは、1日30分以上は欠かさず読書の時間を設けて
おり、日本でもソフトバンクの孫正義は
入院していた3年半の間に約4000冊の本を読んだといわれています。

また、年収3000万円を超えるビジネスマンは、
年収300万円の人と比べて年間38倍もの本を読むとも言われています。

それだけ、成功者は読書を習慣化しているのです。

なぜ、経営者は読書をするのか?読書をするメリットとは?

それでは、なぜ成功した経営者達は読書をするのでしょうか。
最も大きなメリットは読書から得られる知識でしょう。

人が人生の中で経験した出来事や勉強から得られる知識は、
世の中に存在する知識量と比べるとほんのわずかです。

ですが、本の中には自分以外の人が長い経験や研究から得た知識が
数多く含まれており、
読書をすることで、その知識をわずか数時間で獲得できるのです。

それが10冊、20冊と増えていくことで、
10人、20人、果ては数百人以上もの人が得た膨大な知識を知れるのです。

また、得た知識を基にして自分なりに考え、
新たな知識を身に着けていくこともできます。
これも、読書をしているからこそできることです。

成功を勝ち取るためには運だけではなく、運を引き寄せ
つかみ取るための知識やスキルが必要です。

読書は、そうした知識を膨大に獲得できるツールなのです。

 他人と比較をしない

次に紹介するのは、日本が世界に誇る名野球選手、イチローに見る習慣化です。

数多くの逸話が残るイチローですが、今回ご紹介するのは
他人と比較をしないという取り組みです。

イチローが語る言葉の中に
「他人の記録を塗り替えるのは7割、8割の力でも可能だが、
自分の記録を塗り替えるには10以上の力が必要だ。
という言葉があります。

これは、自分の能力が相手より勝っている場合は
10割の力を出さなくても超えられる場合がありますが、
自分との比較をする場合は常に10割を超えられないので、
そこに自己を成長させるカギがあるのだ、という意味が含まれています。

人は他人と比較をしがちです。
ですが、そこから得られるのは優越感や劣等感といった感情であり
成長ではありません。

成長は昨日の自分と比較し、乗り越えた時にだけ訪れるものです。

ですから、
日頃から競争相手を自分とすることでより成長へとつなげ、
誰よりも高いスキルを身に着けられるのです。

他人と比較をしないとはどういうこと?

他人と比較しないというのは、言葉にするのは簡単ですが
実際に意識をするのは難しいものです。
それではどのようにしてこの意識づけをすればよいのでしょうか。

それは、日々の取り組みを数値化し、記録に残しておくことです。
自分と比較をすると行っても、その基準がなければ比較はできませんよね。

ものさしが無いから、すぐに目に見える他者と比較をしてしまうのです。
そうではなく、

例えばルーチンで行う業務にかかる時間を記録してスピードを管理する、
また、結果は相手がいるものですので数値化することは難しいですが、
その過程であれば数値化できるはずです。

例えばそれは、営業の結果ではなく訪問件数や電話件数、
マネジメントでいえば、
部下とのコミュニケーション回数や指導の回数などです。

そうした数値を見える化して比較対象とすることで
自分の成長
を判断していくのです。

常にプラス思考でいる

最後に紹介するのはお笑い界の大御所である「明石家さんまさん」に
見る習慣です。
明石家さんまさんは、徹底したポジティブ思考で有名です。

例えば、
下積み時代に笑いのステージでお客さんが笑わなかった時
野球の打率にかけて10回中3回笑ったら成功だという気持ちで
臨んでいたそうです。

また、気持ちが落ち込んでいる時にはあえて外にでて
何かをするように意識し、
家の中で余計に気持ちが落ち込んでしまうのを防いでいたそうです。

これも、落ち込んだ気持ちを何とかしたいという前向きな気持ちから
起こした行動と言えます。

このように、明石家さんまさんはどのような時でも
ポジティブに構えるようにしたことで、
大きな成功をつかんだと言えます。

ポジティブ思考のすすめ

成功者は、その多くがポジティブ思考です。

ではどのようにポジティブ思考を身に着ければよいのでしょうか。
それは、日頃から人のいい所を探すことが近道です。

実は、ポジティブ思考もネガティブ思考も見ている事象は同じものであり、
それに対して良い側面を見ているのか、
逆に悪い側面を見ているかの違いにすぎません。

ですから、日頃から同じ物事に対して
よい側面から見る訓練を行って習慣化
すれば、
自然とポジティブ思考が身についていきます。

成功を目指して取り組んでいると、
少なからず辛いことや苦しいことに遭遇するものであり、
そうした逆境に対する乗り越え方を身に着けることこそが
成功をつかみ取るカギとも言えます。

そしてそのヒントこそが、ポジティブ思考と言えます。

まとめ: 成功者が必ずやっている手軽な3つの習慣化

成功者はそれぞれ独自の習慣を持っていますが、
その取り組みの多くは意識や訓練を誰にでもできることです。

成功できる人とできない人の違いは、
ひとえにやるかやらないかの違いであるといっても過言ではありません。

いきなり成功者と同じ成果を出すことは難しいですが、
取り組んでいる内容であれば今からでもできることです。

ぜひ、自分ができることから
一つずつ習慣を身に着けていってくださいね。

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