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職場の人間関係が辛いと感じたら…ストレスチェックを行うべき3つの理由

職場の人間関係に疲れていませんか?

上司のパワハラ、部下からの突き上げ、同僚との出世競争など、多くの人が集まる職場では
様々な人間関係上のストレスがひしめいています。

とは言え「社会ってそんなもんだから仕方ない」と今ある状況を受け入れてしまうのは禁物。
ただ我慢しているだけでは後々大変なことになってしまう恐れがあります。

大切なのは自分のストレス状態を知り、適切な対処を行うこと。
でも、ストレス状態ってどうやって知ることができるのでしょう?
実はストレスチェックという制度を使うことで簡単に自分の状態が見える化できるのです。

今回は、職場の人間関係ストレスに対処するためにストレスチェックが効果的な理由を解説します。

うつ病の原因になりうる職場の人間関係

独立行政法人労働政策・研修機構の調査によれば、
実に全体の半数以上の事業所でメンタルヘルス系疾患の休職者が発生している現状があります。

また、うつ病、双極性障害などメンタルヘルス系疾患で休職する人も増えており、
もはやメンタルヘルスの問題は誰もが自分の事として考えなければいけないものとなっています。

メンタルヘルス系疾患の原因に関して具体的な統計データはありませんが、
原因の多くは長時間労働などの職場のいわゆるハード面の問題と、
上司のマネジメントや同僚との人間関係などのソフト面の問題であると考えられています。

もちろん企業側としても休職者を出してしまうことは経営的にデメリットしか
ありませんので、業務効率化による残業時間の削減、産業保健スタッフの配置など
ハード面の改革に乗り出す企業が増えています。

しかし一方で、
人間関係でのストレスは状況によってそれぞれなので企業がトップダウンで対策をとるのは限界があります。

ブラック企業の対局としてホワイト企業という言葉がありますが、
いくらハード面でメンタルヘルス対策をとっているホワイト企業であっても、
職場や部署単位で細かく見ていけばブラック企業に匹敵するような環境があるのです。
しかも厄介なことに人間関係ストレスというのはいくら予防しても起こり得るものです。

そこで大切なのは
ストレス要因が発生し、自分のメンタルヘルスが悪化傾向にある際に、適宜対策を取ること。

とはいうものの、自分のストレス状態を把握するというのは、よほどトレーニングを積んだ人でなければ
困難です。普段忙しく働くビジネスパーソンの方はそんなトレーニングを積む時間は有りませんよね。

それではどうすればいいのでしょうか?

ストレスチェックは心の健康診断

増え続けるメンタルヘルス疾患による休職を受けて厚生労働省は
2015年7月に一定数以上の従業員がいる事業所に対して、定期的にストレス検査を行うことを
義務とするストレスチェック制度を制定しました。

この制度はメンタルヘルス疾患の未然防止、労働者へのストレスの気づきを促す、
そしてストレスの原因となる即ば環境の改善を目的としています。

検査項目は多岐にわたり、職業性ストレス簡易調査票を利用して労働時間、職務の難易度、人間関係
などの要素がどれだけのストレス要因になっているのか、
調査を行った人が現在どのような精神状態にあるのか、周囲の人間のサポートはあるのかといったことを
57項目のアンケートで検査する者です。

ちょうど定期的に自分の体の状態を検査し、生活習慣病などさまざまな疾患の早期発見や予防に
つなげる制度として健康診断がありますが、
ストレスチェック制度はまさに、「心の健康診断」と言えるものです。

自分のストレス状態を把握し、早期対処するためにはこの制度を利用しない手はありません。
なぜ、この制度が有効なのか、大きく3つの理由があります。

ストレスチェックを受けるべき理由①自分のストレス要因を「見える化」できる

ストレスチェックを受けると健康診断と同じように検査の結果を紙で渡されます。

検査結果には、対人関係、労働環境などそれぞれの要素がどれくらい
あなたのストレスの要因になっているのか、現在のストレス状態はどのくらいなのか、
そして、ストレスが高まった時にどのような心身反応が出やすいのかということが
レーダーチャート式にわかりやすく表示されています。

この結果を受けて単に「自分は少しストレスが溜まっているな」とか「人間関係がストレスになっているのか」
ということを知ることができただけでも、今後のストレス対処の指針を決めるためには効果的ですが、
さらに踏み込んだ見方をすることができます。

例えば人間関係がストレスになっているということと、
ストレス状態が高く、イライラ感が強く出ているという結果が出たとします。

このデータから、「イライラしている時は人間関係でストレスを感じていることが背景にある」という
仮説を立てることができます。

この仮説を立てることで、イライラしている時はストレスを感じているから気分転換など
ストレスコーピングをしよう、同時に人間関係が原因となっている可能性が高いから、
何が問題なのか見直して見ようといった具合に対策の方針を立てることが可能です。

つまり、ストレスチェックを受け、自分のストレス要因を「見える化」することで、
今後の対策の参考となるのです。

ストレスチェックを受けるべき理由②周囲からのフォローが得られる

とはいうものの、メンタルヘルスの状態がひどく悪化している場合、
対処方法まで考える余裕はありません。

ただ、そういったケースでも専門家によるフォローを受けることができます。

ストレスチェックの結果、高ストレス下にある従業員は産業保健スタッフに面談を受けることができます。
産業保健スタッフにはメンタルヘルスに関する専門的な知識を持った産業医や看護師など
医療系国家資格保持者しかなれません。

そのため、
ストレスを軽減するためにどうしたらいいか、
医学的エビデンスに基づいたアドバイスを受けることができるのです

またそれだけではありません。
面談の結果、産業医が職場に対してその人に対してどのようなサポートをすべきか指示することもできます。

例えば、自分だけに業務が集中しすぎてメンタルヘルスが悪化している場合、産業医からの指示で残業制限、
業務分担の見直しなどをしてもらうことも可能です。

つまり、
自分ではどうすることもできない状況であっても専門的な人間からのフォローを得ることができるのです。

ストレスチェックを受けるべき理由③周りには知られない

先ほどの説明を受けて
「上司に知られたら今後のキャリアに関わる」と心配された方も多いのではないでしょうか。

職場が知らされるのは従業員全体でどのようなストレス傾向があるのか、どの要素がストレスの原因と
なっているのかという全体的なデータのみです。職場はその結果を受けてどのようなものがストレス要因と
なっているのかを知り、具体的な対策を取ることができます。

つまり、個々人のストレスチェックの結果は原則的に職場に知らされることはないのです。

仮に産業保健スタッフに自分の状態を相談したからと言って
それが周囲に知られることはないので安心してください。

ただし、先ほど挙げたように産業医が職場に配慮事項を伝えるときは例外です。

もちろん、本人の同意が必要ですが、配慮事項を伝えるとなるとその根拠となる検査結果は必要になります。
確かに、職場に知られることで、将来的に不利益があるかもしれないと思われるかも知れませんが、
だからと言って我慢してうつ病になり、休職してしまったでは本末転倒です。

つまり、ストレスチェックの結果は特別な配慮を求めるなど特段の事情がない限り、
職場に知られることはないので安心して検査を受けることができるのです。

ストレスチェックで悪い結果が出たら・・?

悪い結果が出た場合、程度にもよりますが基本的には専門家に相談することをおすすめします。

うつ病などのメンタルヘルス疾患は早期発見、早期治療を行えば働きながらでも十分寛解可能な病気です。
まだまだ日本では「精神科に通うのは恥ずかしい」という偏見が根強いですが、
我慢して重症化してしまっては治療もその分長引いてしまいます。

大切なのはストレスチェックの目的にもある一次予防。
軽症の段階で治療することが長い目で見たら満足のいく結果をもたらします。

まとめ

人間関係のストレスというのはどうしても避けようのないものですが、
ストレス要因に対して適切な対処を取っていくことは可能です。

ストレスチェック制度を利用し、自分は何が原因でストレスを抱えているのか、
どのような心身反応が出るのかを知ることで今後の方針も立てやすくなります。

また、自分では対処できない問題があるとわかれば
専門的な知識を持ったスタッフに相談することも可能です。

ぜひストレスチェックを有効活用して、心身ともに健康に働きましょう。

 

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