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月経前症候群(PMS)に対するメディカルハーブ緩和術

仕事と家事育児を両立しなければならない女性にとって、
PMSによって感情のコントロールができなくなるという社会的ストレスは、
大きな悩みになっているようです。

ここでは、
メディカルハーブによるPMSの症状の緩和術とライフスタイルの改善法についてお伝えします。

PMS(月経前症候群)について

PMS(月経前症候群)とは、具体的にはどのようなものなのでしょうか。
ここでは、PMSの症状や要因について詳しくお伝えします。

PMS(月経前症候群)とは

PMS(月経前症候群)とは、月経周期後半(月経の約14日前)に起こる
肉体的、精神的、感情的な広範囲の症状をいいます。

PMS(月経前症候群)の症状について

一般的な傾向として以下の症状が多くみられます。
◇浮腫み
◇乳房の腫れ、痛み
◇頭痛
◇性欲減退
◇腰痛、全身の痛み
◇低血糖
◇便秘または下痢
◇吐き気、嘔吐
◇疲労感、めまい、無気力、失神
◇動悸
◇不眠
◇肉体、神経の緊張によるぎこちなさ
◇不安、気分のむら、イライラ、攻撃性、自己嫌悪、抑うつ、自暴自棄など精神不安
◇物忘れ、集中力の低下
◇月経痛、下腹部のひきつり
◇咽頭炎、ものもらい、ヘルペス、化膿
◇喘息、てんかん、膀胱炎などの慢性疾患、アレルギーなど

PMS(月経前症候群)の要因は

PMSの要因は、
一般的にはプロゲステロンに対するエストロゲン過剰によるホルモンのアンバランスが原因とされています。
場合によっては、思春期や妊娠した後、ピル服用の中止後、病気やダイエットなどホルモンの変化によって
引き起こされることもあります。

その他にも以下のような要因があります。
◇遺伝的な体質
◇年齢(30歳以上)
◇ストレス
◇甲状腺機能の低下
◇プラスティックやポリ塩化ビフェニルなど環境由来の毒素(環境ホルモン)
◇水道水や食肉に残るエストロゲン成分
◇肝機能の低下によりエストロゲンが分解されない
◇必須脂肪酸、ビタミンB、C、マグネシウム、亜鉛、クロム、カルシウムなどの欠乏
◇塩分の過剰摂取
◇便秘
◇カフェイン、アルコールの過剰摂取
◇糖分の過剰摂取
◇運動不足

PMSをメディカルハーブで改善する方法

メディカルハーブを利用してエストロゲンとプロゲステロンの量を正常化し、ホルモンバランスを整えます。
また、強肝、利胆作用のあるハーブを加えことも有効です。
その他、症状別に効果的なメディカルハーブをさらに加え症状を緩和します。

チェストベリー(チェストツリー)

チェストベリーは昔から婦人科疾患に用いられてきました。

チェストベリーはホルモン中枢の脳下垂体に直接作用して、卵胞刺激ホルモン(FSH)を減少させ
黄体形成ホルモン(LH)の分泌を増加させることによって、エストロゲンのプロゲステロンに対する
過剰が改善され、ホルモンバランスが整います。

服用法としては、朝食30分前にチンキ剤小さじ半分または、サプリメントを一日30~40㎎服用します。
※メディカルハーブ安全性ハンドブックにおいて、妊娠中の服用は不可です。また、経口避妊薬を服用
している場合、薬の効果が減弱する可能性があります。

ダンディライオン、バードック

エストロゲンの代謝や排泄をして、エストロゲンが腸管から再吸収されるのを防ぐため腸内環境を調え、
良好な状態を維持する必要があります。

ダンディライオンやバードッグは、強肝・利胆作用を持ち、含有するビフィズス因子のイヌリンが
腸内環境を良好に保ちますので、チェストベリーに加えて摂取することをお薦めします。
※メディカルハーブ安全性ハンドブックにおいて、胆道閉鎖、重篤な胆嚢炎、腸閉塞に禁忌とされています。

症状別に利用するハーブ

〈腹痛、腰痛に〉 炎症・鎮静作用のあるジャーマンカモミール、子宮や骨盤の周りの筋肉を調整する
ラズベリーリーフがPMSの腹痛、腰痛の緩和に用いられます。

〈緊張、不安感が強い時に〉 痛みの緩和と同様に、鎮静作用のあるジャーマンカモミールと、
植物性の精神安定剤といわれるパッションフラワーを同量ずつブレンドしてハーブティーとして飲用します。

〈抑うつ傾向が強い時に〉 抑うつへの効果があるセントジョンズワートをサプリメントやハーブティーで
摂取します。また、サフランのめしべ10本位を熱湯で抽出して服用することで抑うつだけではなく、
冷え性も改善します。

※メディカルハーブ安全性ハンドブックによると、セントジョンズワートは経口避妊薬や気管支拡張薬など
の医薬品との併用に注意を要します。医薬品を服用している場合は、かかりつけ医や薬剤師に相談をして
下さい。また、サフランは妊娠中においては禁忌です。

〈浮腫、乳房の不快感などの症状に〉 利尿作用のあるクリーパーズ、ダンディライオンの葉、リンデン、
赤ブドウ葉などをハーブティーとして飲用します。

ライフスタイルの改善によるPMS予防

ハーブを摂取しても、生活習慣を改善しなければ効果は期待できません。
まずは生活習慣の見直しを行いましょう。

食事の改善

ジャンクフードやコンビニ食、スナック菓子、清涼飲料水、市販のアイスクリーム、菓子パン、加工食品
など添加物や保存料が含まれる食品は、PMSだけではなく様々な慢性疾患の要因になりますので、
できる限り避けましょう。

また、毎日の食事はできるだけ新鮮で、可能であれば自然栽培の野菜や果物、良質なタンパク質、脂質、
発酵食品をしっかり摂りましょう。

麦類に含まれるグルテンや豆類に含まれるサポニンなどは、腸に穴を開けるリーキーガット症候群
引き起こしますので注意が必要です。塩分の過剰摂取も注意が必要です。
糖は腸の悪玉菌のエサになるめ、過剰に摂取すると腸内環境が悪化し、肝臓にも悪影響を及ぼします。
また、ビタミンB群などの栄養素を消費し、ホルモンバランスを崩します。

糖の過剰は、
月経前の低血糖症を起こしやすく、無気力やイライラ、頭痛を引き起こし、糖分を過剰に求めます。

嗜好品・医薬品の摂取について

紅茶やコーヒー、ココア、チョコレートなどに含まれるカフェインは、
肝臓が体内で役割を終えたホルモンの分解を抑制し、ホルモンバランスを崩す妨げになります。
紅茶は食事中に摂取すると鉄分や亜鉛の吸収を妨げます。

またカフェインの過剰摂取は、自律神経の交感神経を優位にし、緊張、血管の縮小による血圧上昇、
腸の蠕動運動の低下による便秘など、ストレスを助長させて、ホルモンの生成に影響を与えます。

アルコールの過剰摂取は、体内のビタミンB群、マグネシウム、亜鉛、カルシウムを消費するため、
ホルモン生成に利用するための栄養素が不足するため、ホルモン障害を起こします。
また、アルコールは肝臓に負担を掛けるため、ホルモンの代謝を妨げます。

たばこは、たばこに含まれる毒となる様々な化学物質を解毒しようとするため、
ビタミン、ミネラルが消費されホルモン障害を起こします。

ステロイドやピル、抗生物質の長期における投与は、症状を悪化させます。
医師に相談して、医薬品の投与は、必要最低限にしましょう。

運動と休息

適度な運動と、リラックスできる時間をとるように心掛けましょう。

音楽や瞑想、ヨガなどを取り入れることも有効です。
ラベンダーやメリッサ、ベルガモット、ローズなどのアロマオイルでマッサージや入浴を行うことで
心身をリラックスすることで、症状を軽減できます。

まとめ

PMSで悩んでいる女性はとても多くいます。

症状の重い人の中には、子供の送り迎えや、ママ友やご近所とのお付き合いも難しくなり、
家にこもって孤独を感じる人も少なくないようです。

また、イライラを家族に向け、罪悪感にさいなまれ、うつ状態になる場合もあるようです。
症状が重く、生活に支障をきたす場合は、病院での治療が必要です。

しかし多くの場合は、生活習慣の改善や、ハーブなどの代替療法を上手に利用することで改善が可能です
ので、是非参考にして頂きたいと思います。

30代の女性でも更年期障害のような症状が現れる
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土肥 典子

土肥 典子

JAMHA認定ハーバルセラピスト。
メディカルハーブ、メディカルアロマなど、健康に関する記事を中心に執筆をしています。

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