時間の使い方が下手な人の特徴!反面教師にすべき習慣

 

あなたはこんなことに悩まされていませんか?

「一生懸命働いているのに時間がいくらあっても足りない」
「いつも待ち合わせ時間に遅れてしまう」
「連絡をもらっていた相手に返信を忘れがち」

もしもこれらに該当する場合は、
時間の使い方が苦手という可能性があります。

人生の時間は限られているので、
日ごろから時間の使い方を意識しておかないと、
時間の浪費につながってしまいます。

そこでこの記事では、時間の使い方が下手な人の特徴を紹介し、
どうすれば時間を上手に使うことができるのかを解説します。

時間の使い方が下手な人の特徴

時間の使い方が下手な人には典型的な共通点があります。

それは、
常に仕事に追われている人や、待ち合わせに遅れがちな人、
メールの返信が遅い人などがあげられます。

本人に悪気はなく、
一生懸命なのに、時間の使い方が下手であるために、
自分で自分の首をしめている傾向があるのです。

対人関係にそのことが影響すると、
場合によっては人間関係に亀裂が走ることもありますので、
時間は効率的に使うことが望ましいといえるでしょう。

「仕事が忙しい」が口癖

時間の使い方が下手な人の特徴として
「仕事が忙しい」という口癖を持っている人が多いようです。

しかし、テキパキとこなしていればそれほど忙しくないはずが、
時間の使い方が下手な人は他の人よりも
余計に仕事の時間がかかるため、結果的に忙しくなってしまうのです。

もちろん、夢や目標を持っていて、
日常の仕事にプラスアルファで仕事をしている人も
「仕事が忙しい」という口癖を持っている場合があります。

そのため、本当に忙しい人なのか、
時間の使い方が下手だから忙しいのかを
見分ける必要があるでしょう。

待ち合わせに遅れる

時間の使い方が下手な人は、待ち合わせに遅れがちです。
時間にルーズな人と言い換えても良いかも知れません。
NLP(神経言語プログラミング)によると、
時間に対する捉え方では
インタイムの人とスルータイムの人がいるとされています。

インタイムの人は、
今を大切にする傾向があり、今の行動の積み上げの結果、
待ち合わせに遅れるということが
あるようです。

スルータイムの人は
時間を横軸で見ているため、待ち合わせに間に合うための時間設定をして、
間に合うように準備をします。
そのため、待ち合わせ数分前に付いているなどの配慮があります。

インタイムとスルータイムは、一長一短があるのですが、
時間の使い方という面ではスルータイムの人の方が得意としているようです。

メールの返信が遅い

時間の使い方が下手な人は、メールの返信が遅いという特徴もあります。

場合によっては、返信すべきメールがどんどん貯まっていき、
返信を忘れてしまうケースもあるようです。
また、返信をする順番を気まぐれに行うことによって、
誰に返信して誰に返信していないかが分からなくなることもあるよう
なので、その判別にさらに時間がかかることもあります。

時間の使い方が下手な人は、このような悪循環にはまって、
どんどん時間を浪費する傾向があります。

大事なことや嫌なことを後回しにする

時間の使い方が下手な人は、大事なことを後回しにする傾向があります。

たとえば嫌な仕事を後回しにした結果、
その仕事が終わるまで嫌な気持ちになっていなくてはならず、
仕事の生産性が悪くなることがあります。

ほかにも、家を出る時に、準備が終わってから余った時間で
くつろげば良いものを、準備の前にくつろいで、
慌てて準備をして家を出るのが遅れるというケースもあります。

まずは、大事なこと・嫌なことから片付けるということを
心がける必要があります。

時間の逆算をしない

時間の逆算をしないのも時間の使い方が下手な人の特徴です。

たとえば、1週間後が納期の仕事があるとします。

「手直しなどを考慮すると5日前には完成させなければならないので
3日前には半分までは仕上げておこう。
そのためには今日中に下調べを終わらせておこう。」というのが
逆算思考です。

しかし、時間の使い方が下手な人は、この逆算思考ができず、
何となく毎日適当に仕事をし、結果的に納期直前に
慌てなければならなくなります。
仕事のクオリティーも低くなる傾向がありますので
しっかりと逆算思考を行うことが重要です。

行動に計画性がない

時間の使い方が下手な人は、行動が無計画という特徴があります。

たとえば、一週間単位や一か月単位で仕事やプライベートのスケジュールを
あらかじめ組んでおけば、
その日すべきことが分かります。

また、一日の行動予定を朝に組んでおけば、
迷わず一日を過すことができます。
しかし、それらの計画がなければ、その都度、何をしなければならないか
何からしようか迷わなければならないため、非効率となってしまいます。
しっかりと、行動計画を立てることも重要です。

時間の使い方を上手にするために必要なこと

ここまで、時間の使い方が下手な人の特徴を紹介してきましたが
心当たりのある人は、
一体どのようにすれば時間の使い方が上手になるのでしょうか?

もちろん、さまざまな手法があるのですが
誰でも簡単にできる具体的な方法として
3つの方法を紹介します。

それは、
「リアルタイムな対応をする」
「隙間時間にすることを決めておく」
「想定外の予定を入れない」の3つです。

これらを意識するだけで、時間効率が良くなりますので
ぜひ試していただければと思います。

リアルタイムな対応をする

リアルタイムな対応をすることは、
時間効率を上げるためにとても重要な要素です。

たとえば返信が必要なメールが入った時に、
あとで返信しようと思ってしばらく放っておく人がいらっしゃいますが
放っておいたからといって良いメールを返せるわけでもなく、
得なことがあるわけでもありません。

どうせ後から返信するのであれば、来た時にすぐに返してしまいましょう

脳はしなければならないことを意識し続けますので、
そういうものが増えるとパフォーマンスが落ちます。
なるべく、しなければならないことをゼロに近づけることが大切です。

隙間時間にすることを決めておく

隙間時間にすべきこをとあらかじめ決めておくこともおすすめです。

たとえば待ち合わせ時間、移動時間、打合せの間の空き時間などに
できることを準備しておきましょう。

これらの隙間時間も合計すれば多くの時間となりますので、
この時間をすべきことにあてがうことができれば、
しなければならないことが進みます。

時間効率を上げるためには、隙間時間の有効活用も大切です。

想定外の予定を入れない

想定外の予定を入れないというのも重要です。

当初計画していた以外の予定を入れると、
計画全体が狂う可能性がありますし、本来その時間でやろうと
思っていたことができなくなりますので
自分で決めた予定は堅守しましょう。

また、臨時の予定が入っても良いスペースを
最初から計画に盛り込んでおくこともおすすめ
です。
その結果、予定を変更せずに臨時の予定もこなしやすくなるでしょう。

まとめ

時間の使い方が下手な人は、典型的な特徴があります。

もしも自分は時間の使い方が下手だと自覚している場合には、
それらの特徴を反面教師にすると良いでしょう。

また、時間の使い方が上手くなりたいのであれば、
周りの人で時間効率の良い人の真似をするのもおすすめです。

ここで紹介した内容を踏まえながら、
モデルとなる人を見つけてはいかがでしょうか。

「仕事ができない人」が「できる人」になれる、
本当のポイントをお話します!