コーチングビジネスは儲かるの?13年の経験から稼ぐ方法を解説
「コーチングを学びたい」「コーチングビジネスをしたい」という人を多く見かけます。
昨今のコロナがもたらした状況やテレワークの広がりの中、「副業を始めてみたい」「自宅でできる仕事を探したい」という需要が増えているのでしょう。
コーチングがどんなビジネスなのか、どんなスキルを身につければよいのかについてはなんとなく知っていても、コーチングは果たして儲かるビジネスなのか、実際に稼いでいる人はいるのかが未知数で、なかなか一歩を踏み出せないという人もいるかもしれませんね。
この記事では、コーチングで生計を立てている私、田中直子が「実際のところ、コーチングって儲かるビジネスなの?」というあなたの疑問について、13年の経験をもとに解説します。
コーチングビジネスをやってみたいと考えているあなたが、第一歩を踏み出すきっかけになれば嬉しいです。
目次
【結論】コーチングは儲かるビジネスです
さて、「実際のところ、コーチングって儲かるビジネスなの?」という質問ですが、結論から申しますと「コーチングは儲かるビジネス」です。
実際に、私も含め、私のまわりにもコーチングで生計を立てている人は数多くいますし、1億円以上稼いでいる人も存在します。
出会った方たちを見てきても、「月収100万円」は可能な世界だと断言できます。
コーチングビジネスは、間違いなく「儲かる」ビジネスといえるでしょう。
とはいえ「じゃあ、コーチングのスキルを身につければラクに儲けることができるんだ!」と安易に飛びつくのは待ってください。
コーチングは、『儲かるビジネス』ではあるけれども、『誰でも稼げるビジネス』ではないのです。
とても大事なことなので、しっかり理解してくださいね。
世の中にはコーチングの資格やコーチングを教えるスクールが、目移りするほどたくさんあります。
おそらくコーチングに興味を持たれているあなたなら、複数のスクール名が頭に思い浮かぶのではないでしょうか。あるいは、既に学ばれているかもしれませんね。
環境が整っているため、コーチングを学ぶ人や資格を取得する人はたくさんいますが、残念ながら、その全員が稼げているわけではありません。
月収100万円だとか、年1億円だとか稼げている人がいる一方で、稼げていないどころかコーチングビジネスを始めることすらできていないという人がいるのも事実。
この差はどこからくるのでしょうか。
答えを言ってしまうと、それは『ビジネスを知っているかどうか』です。
一般的なコーチングスクールでは、コーチングを行う上で必要なスキルを教えていても、ビジネスについては教えていないことがほとんどです。
コーチングを学び、資格も取得して、いざお客様にコーチングを提供しようと思っても何から始めたらよいか分からないということが、実際あちこちで起こっているんですね。
もう一度言いますが、コーチングは『儲かるビジネス』です。
ただし、『儲かるビジネス』であるという手応えを感じながらコーチングに携わるには儲かる仕組みや手順を知り、その正しいやり方で実践することが必須条件ということになります。
なぜ、コーチングビジネスが儲かるのか。
どんな儲かる仕組みがあるのか。
その理由について次の章で解説していきます。
コーチングビジネスが儲かる5つの理由
一般的に「儲かる」といわれるビジネスには鉄則があります。
別の記事で、「確実に儲かる商売」とはどんなものか、ホリエモンの言葉から紹介しました。
(こちらをチェック↓)
「確実に「儲かる仕事」で起業する方法なんてあるの?ホリエモンに聞いてみよう」
この記事の中で、ホリエモンは「確実に儲かるビジネスモデル」として次の4つを挙げています。
- 利益率の高い商売
- 在庫を持たない商売
- 定期的に一定額の収入が入ってくる商売
- 資本ゼロあるいは小資本で始められる商売
コーチングビジネスは、上記「確実に儲かるビジネスモデル」4つの要素の全てがあてはまります。
これこそがコーチングビジネスが儲かると断言した理由なんですね。
1つずつみていきましょう。
小資本から始めることができる
コーチングビジネスが儲かる理由の1つ目は「小資本から始めることができる」です。
「小資本から始めることができる」は「初期投資をおさえることができる」とも言い換えることができます。
飲食店を例に考えてみましょう。
お店をオープンさせるには、まず店舗を借りなければなりません。
お客様に心地よい時間を過ごしていただくためには、内装を整えたり、家具や食器といった様々な備品を揃える必要があります。
多くの場合は、調理や接客を担当する従業員も雇うでしょう。
従業員の採用にも広告等のコストがかかります。
これだけ見ても、ある程度の先行投資が必要になることがわかりますね。
一方のコーチングビジネスは、飲食店のような初期投資をほとんど必要としません。
セッションを行うスペースや事務所を借りる必要はありますが、最初は自宅の一室やカフェを利用すれば、ほぼ身一つで始められます。
オンラインにしてしまえば、交通費さえかけずに、全国・世界各地のクライアントを相手にセッションを行うことができますね。
どれだけ売上が上がるか未知数のビジネススタート期において初期投資を抑えられるのは大きな安心材料となります。
在庫を持たずにビジネスができる
コーチングビジネスが儲かる理由の2つ目は「在庫を持たずにビジネスができる」です。
まず反対の「在庫を持つビジネス」をイメージしてみましょう。
「在庫を持つビジネス」とは、たとえば洋服・雑貨・食料品などの店舗ビジネスです。
オンラインショップやせどりなどネット上の物販ビジネスも含みます。
物販ビジネスでは、あらかじめ在庫を確保します。
お客様にスムーズに商品を届けるためには当然のことです。
しかし、在庫を確保するためには、最初に資金が必要になります。
回転すれば問題ありませんが、売れ残れば収支はマイナスです。
在庫を持つ限り、売れ残りのリスクは常についてまわります。また在庫を収納するための場所も必要になりますし、管理にもコストがかかります。
対してコーチングは、在庫を持たずに身一つで始められるビジネスです。
店舗ビジネスのような先行投資や売れ残りのリスクなどを背負わずに、安心してビジネスを行うことができます。
在庫を持たずにビジネスができることが、儲かる理由の1つに挙げられるのも納得ですね。
利益率が高い
コーチングビジネスが儲かる理由の3つ目は、「利益率が高い」です。
こちらも逆を考えてみるとわかりやすいかもしれません。
「利益率が低い」とは売上に対しコストがかかっているということです。
さきほどの飲食店での1日を思い浮かべてみてください。
店を開ければ、1日当たりの賃料、光熱費、人件費、食材費‥等々、一定の経費が客数に関係なくかかります。
売上から経費が引かれるわけですから、当然利益は減ってしまいます。
それに比べコーチングビジネスは、セッションを行う場所代、交通費などが場合によりかかる程度で、ほぼ売上=利益になります。
これが「利益率が高い」ということですね。
飲食店の例と比べると「利益率が高い」となぜ儲かるのかイメージしやすいのではないでしょうか。
定期的な収入が見込める
コーチングビジネスが儲かる理由の4つ目は、「定期的な収入が見込める」です。
「定期的な収入」とは、「月額〇〇円」のような価格設定による収入のことです。
「月額〇〇円」といった料金体系だと、次のようなメリットが考えられます。
- 定期的に決まった額の収入がある
- 翌月の売上金額の見通しが立つ
- 売上が安定するので精神的にゆとりを持てる
- クライアントにとっても、一度にまとまった金額を支払うより購入のハードルが低い
そもそもコーチングの目的は、クライアントが目標を達成すること。
クライアントの目標達成に向け、定期的に、継続的に関わっていくことが望ましいため「月〇回 月額〇〇円」「6か月コース 月額〇〇円」といった料金体系が馴染むのです。
また飲食店を例に出しますが、今日は何人のお客様が来店するか、どの価格帯の商品が売れるのかなど、日々一喜一憂するようなビジネスと比べると、定期的な収入が約束されていることがいかに安心材料となるかわかりますね。
翌月の月収もある程度見込めるので、集客ばかりに追われることもなく、戦略的に事業を進めていくことができます。
自分に価格決定権がある
コーチングビジネスが儲かる理由の5つ目は、「自分に価格決定権がある」です。
「価格決定権がある」とはどういうことでしょうか。
たとえば物販のようなビジネスは、価格はある程度相場で決まります。独自の価格をつけようとしても難しいですし、結局、価格競争に陥ります。
単価を下げることで競合に勝つことはあっても、単価を上げて勝つことはほぼないと言っても過言ではないでしょう。
物販で儲けようと思えば、いかに競合より安く仕入れるか。そこに膨大なリサーチの時間や労力をかけなければなりません。
コーチングビジネスは、あなただけのオリジナルの商品を作り、あなたの商品を欲しいと願うクライアントに向けて販売していくビジネスです。
あなたにしかできない独自のサービスを作り出せれば、価格競争に巻き込まれることはほぼありません。
クライアントの段階に合わせ、クライアントに喜んで頂ける価値を提供することができれば、あなたが設定した価格でクライアントは喜んで買ってくれるのです。
自分で価格を設定できると、月の売り上げ目標も持ちやすくなります。
逆に、目標から逆算して価格を設定することもできます。
これが、自分に価格決定権があることが儲かる理由になるゆえんです。
コーチングビジネスで儲からない4つのケース
前章では、コーチングビジネスが儲かる理由を解説しました。
根拠を知って、「私も挑戦してみようかな」とあなたも思われたかもしれませんね。
ただ、もう少し待ってください。
せっかくこれだけ「儲かる」理由があっても、やり方を一つ間違えてしまうと、コーチングビジネスで稼ぐことはできません。
そこが「実際にコーチングビジネスで稼いでいる人って、なかなか、いないんでしょ?」と思われてしまう一因でもあります。
この章では、コーチングビジネスで儲からないケースについて4つ説明します。
ぜひ、そちらも知ったうえで、コーチングビジネスを始める決断をしてくださいね。
ターゲット像が決まっていない、または自分目線
コーチングビジネスで儲からないケース1つ目は、「ターゲット像が決まっていない、または自分目線」です。
どういうことでしょうか。
コーチングビジネスは今や人気のビジネスです。
市場は、あちこちの認定機関で資格を取得したたくさんのコーチで溢れています。
ターゲットを定めず、全ての人を対象にコーチとしての情報発信をしていても、あなたのコーチングを本当に必要としている人には届きません。
自分に向けた発信だと感じられない限り、人は見ても、話を聴いてもくれないのです。見ても、話を聴いてもくれなければ、当然あなたのクライアントになることはありません。
しっかり儲けることができているコーチは、自分のクライアントになるであろうお客様がどこにいるか、ちゃんとわかっています。
つまり、自分のターゲット層だけに向けて、彼・彼女たちに刺さる情報を届けているのです。
また、もうひとつの「自分目線」とはどういうことでしょうか。
「お客様が何を求めているか」に気が回らず、「自分の問題」と「ビジネス」をごちゃまぜにしているような状況のことです。
たとえば、体型が気になっていて色々なダイエットに挑戦してみたけれど成果が出ていない、という方がいたとします。
「自分がダイエットに悩み苦しんでいるから、同じようにダイエットに悩んでいる人を助けたい!」心からそう思ってコーチングを提供したとして、お客様から見たらどうでしょう?
失礼ながら、成果が出ていない人のコーチングをお金を払ってまで受けたいとは思わないですよね。
「自分目線=お客様が何を求めているかに気が回らない」とはこういうことです。商品を作る際は、たいてい自分の経験や強みを活かして分野やターゲット層を考えます。
それがゆえに陥りがちな間違いともいえますので注意が必要です。
発信内容がありがち
コーチングビジネスで儲からないケース2つ目は、「発信内容がありがち」です。
「ターゲット層が決まっていない」と少しかぶりますが、発信内容がありがちで、誰に向けて届けたいのか伝わらないようなケースです。
ブログやSNSで一生懸命発信しているのに、イマイチ反応が悪く売上に繋がらない…そんなときは点検してみる必要があるかもしれません。
「集客のためにブログを始めたんですが、書くことがなくて苦戦しています。」
これは実際に私がよくクライアントさんからいただくお悩みの声です。
まだ具体的な商品イメージができていなかったり、お客様がいらっしゃらなかったりする方は、もしかすると同じような悩みに陥りがちかもしれません。
何を書けばよいかわからないと、たとえば他のコーチングビジネスをやっている方がどんな発信をしているのかをネットで調べたりしますよね。
情報源が同じなので、どうしてもありきたりな文章になってしまいます。これが、「発信内容がありがち」ということです。
では、どうしたらよいのでしょうか。
「ありがちではない発信」とは、あなたにしか書けない発信内容であるということです。ブログやSNSでは、あなたのことを書きましょう。
あなたのお客様のことや、あなたの商品のこと。あなたのお客様への想い。そういった発信を繰り返し目にすることで、読み手はあなたのファンになっていきます。
そのうちの何人かがあなたのコーチングを受けてみたいと思うようになり、未来のクライアントとなっていく。
そう考えたら素敵だと思いませんか。
「発信内容がありがち」では、実現しえない未来の姿です。
独自の商品ができていない
コーチングビジネスで儲からないケース2つ目は、「独自の商品ができていない」です。
これはイメージできるのではないでしょうか。
市場はコーチングでビジネスをしようとしている人たちで溢れています。
ありきたりの商品ではあっという間に埋もれてしまい、本当にあなたのコーチングが必要な人に見つけてもらうことはできません。
見つけてもらえたとしても、「ああ、あの、よくあるやつね。」とあっという間に弾かれてしまうのがオチでしょう。
あなたが届けたい人にしっかり届くように、あなたの強みを活かした、ほかにはないオリジナル性の高い商品・サービスを作っていくことが大切です。
行動量が足りない
コーチングビジネスで儲からないケース4つ目は、「行動量が足りない」です。
これも言うまでもないかもしれませんが「行動量」が足りなければ、コーチングビジネスで儲けることはできません。
ビジネス0⇒1フェーズの方なら誰もが陥りがちなのが、下記のような状態です。
- 躊躇して行動できない
- できない言い訳をしてしまう
- やらない理由を探す
- 継続できない
初めてで右も左もわからないし、自分にできるかどうか自信ないし、とにかく不安なんですよね。
でも、初めてのことは誰でも不安です。
売れなかったり、結果が出なかったりという状態がしばらく続いたりもします。やっぱり自分には無理なんだと諦めたり、逃げ出したくなりますよね。
でもそういうときこそ、行動を続けるべきです。
行動し続けるからこそ見えてくる課題や悩みもあります。
その課題に取り組んだり、悩みについて相談しフィードバックを受けたりする中で、わかってくることもあります。
失敗も含め、行動したからこそ得た経験が、あなたのビジネスを支えていきます。
行動なくして、儲かる道はありません。
コーチングで儲かるための手順
コーチングが儲かるビジネスである理由、コーチングで儲からないケースとみてきました。
少しずつ『儲かるビジネス』として、コーチングを始めてみたい気持ちが芽生えてきているのではないでしょうか。
ここからは、コーチングビジネスで儲かるために、実際はどんな行動をとっていけば良いのか、具体的なステップについて解説していきます。
順番もとても大事なので、しっかりチェックしてくださいね。
まずはモニターを作る
コーチングで儲かるためにやることの手順1、それは「まずモニターを作る」ことです。
「あれ?先に商品を作るんじゃないの?」
そう思った方も多いのではないでしょうか。
そうなんです。
ここが間違いやすいのですが、集客よりも、商品作りよりも
最初にやることは「モニターを作る」ことです。
モニターは、友人や知人、ブログの読者等、誰でもかまいません。
まずは売ってみること。
お金を頂いて、クライアント相手にコーチングセッションを行うという体験をすることがとても大切です。
売ってみて初めて、商品を構想している段階では気づかなかった違和感に気づいたり、お客様の状態に合わせてコーチングしていった結果、商品の構想が変わるようなこともあります。
ターゲットとして設定していた層が変わることもあります。
まだこれからコーチングビジネスを始めるというゼロスタートの段階では、ターゲットや商品を固め過ぎずに、まずは売ってみて、売ってからその人に合わせて商品を作っていくくらいに思っておくとちょうどよいでしょう。
独自の商品を作る
コーチングで儲かるためにやることの手順2は、「独自の商品を作る」です。
色々な層のモニターを相手に、コーチングセッションを実際に体験していく中で、自分の得意や強みを活かせる分野、相性のよいターゲット層などが少し見えて来た頃でしょう。
ここでようやく独自の商品づくりに取り掛かります。
自分が今まで力を入れてきたこと、情熱が湧くことなどを棚卸したり、モニター相手に実際に行ったコーチングセッションでの気づきやセールスを分析したりしながら、あなただからこそできる独自の商品を作ります。
ただ、自分だけの強みは意外と自分ではわからないものでもあります。
自分だけにしかできない『独自の商品』を考えてみたけれどなかなか出てこない、ということであれば、あなた自身がコーチについてもらって一緒に商品を作ることをおすすめします。
発信を始める
コーチングで儲かるためにやることの手順3は、「発信を始める」です。
「やっと?」と思う方もいるかもしれませんね。一番最初に『発信』から始める方が多いのですが、実は『発信』は3番目が正解です。
3章で触れたように、「発信内容がありがち」という状態は、コーチングビジネスで儲からないケースの1つでしたね。
「ありがちではない発信」をしようと思っても、最初の段階ではなかなか難しいのが実情です。
当然なのですが、お客様もいない、商品も決まっていない状態だからです。
しかし、手順3の段階になると、次の2つはクリアしています。
- 少なくとも、モニターを相手にコーチングを行っている
- あなただけの独自の商品が出来上がっている
この段階では、あなたのターゲットに向けて、あなたならではの発信ができるようになります。
モニターとのセッションでの気づきや、お客様の声、商品のこと、お客様への想いなど、あなただから書ける内容がいくらでも出てくることでしょう。
読み手にとって、自分に向けられたと感じる発信内容は「刺さる発信」になります。
あなたが、あなたにしか書けない発信をすればするほど、ターゲット層はあなたのファンになっていきます。
こうやってあなたのコーチングを受けたいという未来のクライアントが生まれます。
ファンが増えれば、集客ばかりに追われて疲弊することなく、ビジネスがまわっていきます。
素敵な未来だとワクワクしませんか?
儲かるために「やるべき行動」を起こしていく必要はありますが、その順番もとても大切であるということ、ご理解いただけたのではないでしょうか。
理解できたら、後は順番通り行動するのみ、ですね。
コーチングビジネスに関するQ&A
最後に、コーチングビジネスを始めようとされる方からよく受ける質問について、経験をふまえてお答えします。参考にしてください。
コーチングの料金は高い?
コーチングの料金は正直バラバラです。
低い価格設定のものを見ると、「他より低く設定しないとお客様に来てもらえないのではないか」と思うかもしれません。
「まだまだ経験不足だし相場より下げたほうが良いのではないか」といった考えが浮かぶこともあるかもしれませんね。
しかし、私は価格を低く設定することはおすすめしていません。
あなたに自信をもって価値に見合った価格を設定してほしい、そしてクライアントに対し責任をもってその価値を提供してほしいと思うからです。
また、別の観点からも高価格帯での料金設定をお勧めしています。
それは、高価格帯の方が目標を達成しやすく、クライアントの満足度が高まるという点です。
高価格帯の商品を買うと決断するには、それなりの覚悟が必要です。
そのため、1万円の商品を買おうと思う人と比べると、本気で人生を変えたい、といった真剣な方に集まっていただきやすくなります。
こちらも高いお金を頂いている分、より責任を全うしようと真剣に対応しますし、相手も絶対に支払ったお金を無駄にしないで人生を変えていこうと真剣に向き合うため、目標を達成する確率が高まるのです。
まさにWIN -WINなんですね。
セールスの際は勇気が要るかもしれませんが、最初だからと半額のモニター価格で始めてもらえば良いでしょう。
その場合でも、商品の価値と、セッションを終えた後に得られる『幸せな未来』についてしっかり説明はしてくださいね。
コーチングに需要はあるの?
「コーチングって実際に需要はあるの?」という質問もよく寄せられます。
間違いなく、需要はあります。
ただし、コーチングが必要な人がそのことに気づいていないケースもあるため、コーチングビジネスを進めていくうえでは、必要性を浸透させていく教育的な活動も必要になります。
コーチングは、そもそもクライアントの目標達成を支援するものです。つまり、クライアントの掲げる『目標』の数だけニーズはあります。
仕事、スポーツ、ダイエット、資格取得、子育て…等々、人はなんらかの目標を持っていますよね。
人の数だけコーチングのニーズがあると言ってしまっても過言ではないんです。
だからこそ、自分の強みを活かした領域でビジネスを展開することが可能なんですね。
コーチングビジネスに将来性はある?
もう一つ、「コーチングビジネスに将来性はあるの?」という質問もよく聞かれます。
こちらについての答えも「あります」と即答しておきます。
コーチングビジネスの先進国であるアメリカでのコーチング市場規模は、2021年には1.2兆円になると予想されていました(米国産業レポートのIBISWorldより)。これは前年より1.6%成長している数字だそうです。
ビル・ゲイツ、ステーブジョブズ、ジェフ・ベゾス、マーク・ザッカーバーグ‥など、アメリカの著名な経営者がみなコーチングを受けていたという事実は有名で、聞いた事がある方もいらっしゃるでしょう。
〜ビル・ゲイツ、ステーブジョブズ、ジェフ・ベゾス、マーク・ザッカーバーグ‥など、アメリカの著名な経営者がみなコーチングを受けていた〜
いまや、アメリカでは、有名人ではなくとも一般のビジネスパーソンが日常的にコーチングを受けることが当たり前になりつつあるとも聞きます。日本でも、その流れを受け継ぐことが見込まれています。
実際、アメリカよりも遅れてはいますが、コーチをつけている経営者たちが増えてきました。
コーチング大手のコーチ・エィ(東京・千代田)によると(※日経新聞/2020年5月8日付)
「現在の日本のコーチングビジネスの市場規模は約300億程度だが成長基調にある」
とのこと。
アメリカの1.2兆円に比べるとまだまだ及びませんが「コーチングビジネスに将来性はある」と断言してよいのではないでしょうか
まとめ:コーチングは正しい手順でやれば儲かるビジネス
いかがでしたか。
コーチングビジネスは、正しい手順を踏んでしっかり行動していけば『儲かるビジネス』であるということを見てきました。
「コーチングビジネスをやってみたい」という気持ちがさらに高まっていたら嬉しいです。
あなたの最初の第一歩を応援しています。
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