【解説・好きな仕事の見つけ方】本当にあるの?なぜ見つからない?原因究明と対策
好きな仕事を見つけたい!好きな仕事に就きたい!
ポジティブに聞こえますが、意外に賛否両論のテーマのようですね。
あなたは今、充実した仕事時間と満たされた人生を歩めていますか?
あなたの好きなことはどんなことですか?
即答できた人も、答えに詰まった人も、
ゆっくり今の自分の状況に照らしながら読み進めてみてください。
好きな仕事をすることについて、いろんな側面から解析してみました。
読み終えたとき、本当の自分に出会うヒントを得てもらえてたら、
嬉しいです。
本当に好きなことを、本当の自分で見つけ出していきましょう。
目次
好きな仕事を見つけられないあなたの状況はどれ?
好きな仕事が見つけられない人は、
「見つけることができない」「自信がない」「探してない」という状況に
分けられるようです。
これから「あなたの好きな仕事」について深く探っていくためにも、
今のあなたの状況を確認してみましょう。
あなたは、この3つのうちのどれにあてはまっていると思いますか?
見つけたいけど見つからない
好きな仕事をしたいというのは、
今の仕事がどうであっても多くの人が抱いている願望。
見つけたいと思っている段階に留まっている人は、
今ある仕事がどんなものだとしても頑張れているんだと思います。
好きとか嫌とかの思いを抜きにして、仕事をこなすことを繰り返しながら
一定のスキルや能力を培っていくジェネラリストかもしれません。
これは決して悪いことではないと思います。
でも、好きな仕事を見つけたいと思っているあなたにとっては、
悶々とした気持ちがいつも心の中にくすぶっている状態でしょう。
仕事をこなしても充実感が低いなら、
強みが意識できていない可能性もありそうです。
自分が本当に好きなことが分からないというのは、
好きなことを意識する機会を逃しているのかもしれません。
見つけているけど自信がない
好きな仕事を見つけているけれど、踏み切れないという人も
多いのではないでしょうか。
すでに理想像とは違うステージに立っているため、
なかなか今の仕事で充実感を感じるほどの
活躍ができていないかもしれません。
今に打ち込めていないため、一歩踏み出す力がなかなか手に入らないんですね。
今の仕事とは違う好きな仕事をしていたら、
自分はもっとスキルや能力を発揮できるんだけど…と
理想像だけ膨らませている感じ。
本当はあの仕事がしたいけれど…○○。
○○には、いろんな言い訳が入るでしょう。
転職することへの抵抗も、行動に移さないのも、実は、
自分のスキルや能力に自信がないことが根本にあるのかもしれません。
見つけたいけど探さない
自分が好きな仕事を探して、見つけて、行動していくことに
制限をかけている状況もあるようです。
失敗を恐れていたり、失敗したくないという気持ちが強く働いていたりして
今ある状態をキープしようとしているのです。
また、制限をかけているのが自分ではないこともあります。
置かれた環境の中では、他に優先するべきことがあったり、
自分には資格がないと思ったりして、
好きな仕事をすることが許されないと思い込んでいることも。
心当たりのある人はいませんか?
そんなあなたは、きっと探そうとすらしていないのかもしれません。
自然に自分の視野や行動を狭めてしまっていることも考えられます。
好きな仕事の見つけ方:見つからない原因究明と対策
では、好きな仕事が見つからない具体的な原因や背景を考えてみます。
原因や背景を探ることで、好きな仕事を見つけるきっかけをつかみましょう!
私はコレかもしれないなという項目を見つけたら、
その対策を確認してみてくださいね。
心の中にある好きなことに気付いていない
あなたはどんな仕事が好きですか?
どんなことが好きですか?
この仕事!こんなこと!とはっきり答えが見えてこないようであれば、
自分がどんなことが好きなのかに気付けていないのかもしれません。
そんなあなたは、楽しいことや苦にならないことを探ってみてください。
好きなことというのは、確率的には得意なものということが多いです。
自分の強みを探してみましょう。
自分の強みと好きなことはとても関連しています。
それでも、ピンとこないなというときは、
嫌いなこと、したくないことを書き出してみてください。
その嫌な理由や相反することを考えてみて、浮かんでくることに注目します。
好きなことを見つけるヒントになると思いますよ。
好きか慣れたことかの区別が不明確
生活や仕事の中には、好きでも嫌でも、やらなければならないことはあります。
得意なこと、不得意なことも誰にでもあるものです。
嫌なことも、習慣になってくると当たり前になってきます。
不得意なことも、習慣になるとだんだんうまくなっていくものです。
すると、心の中の違和感や不自由さは薄れていくかもしれません。
欠点を克服したとか新たな能力を身に付けたと感じることもあるでしょう。
やらなければならないことがある以上、これらはとても大切なことです。
それが好きなことになったら、バンザイかもしれません。
でも、好きなことからは遠ざかっているということもあるので注意が必要。
本当に好きなことを求めて、行動しなくなってしまう可能性もあります。
好きなことをしっかり認識するために、何をするときにも
楽しいとか、嬉しいとか、きついとか、沈んでるとか
プラスでもマイナスでも自分をしっかり認めてあげることが大事です。
転職はダメなことと思っている
転職は、日本でも普通のことになってきました。
でも、転職について否定感を持っているとなかなか踏み切れなかったりします。
確かに、単に嫌になったとか、怠慢な気持ちでの安易な転職はダメです。
でも、転職についてこんな風に捉えるのはもったいないです。
- 自分のキャリアの傷になる
- 今の責任を放り出すことになる
- 逃げでしかない(甘えだ)
- 今までのスキルや能力を無駄にする
- 誰かに迷惑がかかる
転職にリスクがあることは否めません。
でも、人生という括りで考えたとき、そのリスクと同じくらい、
もしくはそれ以上に得るものがあります。
否定感を払拭するキャリアは、自分で築いていくものです。
転職は、転職したこと自体を判定されるものではありません。
転職は、転職後の自分がその質を高めていくものです。
そこが評価されることが分かったら、否定感は和らぎませんか?
誰かに気を遣っている
好きなことより、人間関係を優先してしまうことはありませんか。
たとえば、自分が好きなことをするために転職すると、
上司や同僚に迷惑をかけることになると考えていたり、
好きな仕事に就くと家族が困ってしまうと考えたり。
みんなも我慢して頑張ってるから、
私も今の仕事で我慢しようと思ってしまうこともあるかもしれませんね。
その気遣いは、誰のプラスになっているのでしょう?
本当にプラスをもたらしているのでしょうか?
あなたが本当にもたらしたいプラスはどんなことですか?
誰かを気遣うとき、相手が本当にそれを望んでいないこともあります。
本当に好きな仕事をすることが運んでくる誰かのプラスにも目を向けましょう。
過去の出来事に囚われてしまっている
過去に失敗した経験や嫌なことがあって、
その出来事に囚われてしまっていることもあるようです。
好きなことも、それらの出来事にリンクしているなら、
目を逸らしたくなるかもしれません。
好きなことをやってみての失敗や嫌な出来事を経験したのであれば、
そのことに向かう壁が、高く厚く立ちはだかっているかもしれないですね。
好きなことを目指すことすら怖くなってしまうこともあるでしょう。
このとき、それでも向かうか、踵を返すかはあなた次第です。
失敗や嫌なことに囚われている今の自分を解放するためにも、
好きなことに打ち込むことが効果策。
たとえその好きなことで失敗し嫌なことがあったとしても。
好きなことに取り組んで新しい自分のストーリーを描いていきませんか?
そのときと今とでは、時間も環境も、そしてあなたも変化しているはず。
以前とは違うストーリーがきっと待っていると思います。
認められる自分(今の自分)を保ちたい
今の仕事に就くための転職活動で大変な思いをしたという人もいるでしょう。
今の仕事のポジションを得るために何年もの努力を重ねた人もいるでしょう。
そこに馴染んだ仕事があり、周りからの評価も得られている。
やっと評価を得るまでになった自分が心地いいこともありますし、
今のそのステータスに自分が助けられていることもあります。
そして、その状態が自分にとって「普通」や「安定」を
もたらしてくれています。
なかなか簡単に手放せるものではありません。
今とは違う好きなことをするなら、
それらを捨てて振り出しに戻ることになるでしょう。
一つの不変の法則があります。
すべては変化するということです。
好きなことをしているとき、
自分の能力も自然に磨いて高め続けることができます。
好きでないことには、余計にパワーが必要ですし、
自分を高めるペースは落ちます。
世の中のすべてが変わっていくことは絶対です。
評価され認められる、今の自分を保とうとすることは
ものすごい抵抗なのかもしれません。
すべてが変わっていく世の中で、何が必要だと思いますか?
経済的・年齢的などがきついと思っている
好きなことがあってもやっぱりやめとこうと思ってしまう要因になるのが
お金と年齢。
ムリだという制限をつくる、よくある理由ではないでしょうか。
- 好きなことには、絶対お金がかかる。
- 好きなことをするには、今の仕事を辞めなければならないため 収入が減る。
- 生活上のお金が必要だから、自分には好きなことに使うお金はない。
- 自分の好きなことのためのお金が自分には確保できない。
- 自分の年齢では好きなことをするにはもう遅い。
- 自分の年齢では好きなことをするのにまだ早い。
- 自分の年齢でこんなこと(すきなこと)をするのは常識はずれ。
- 自分の年齢では、好きなことをマスターする時間が十分でない。
うなずいてしまったあなた!それは誰の常識ですか?
とっくにこれらのことを突破することが、
常識の時代に突入しているみたいですよ!
時代の進化や社会の変化が後押ししてくれるはずです。
アンテナを張りましょう。
もし本当に難しいことがあったとしても、
私はなぜそれが好きなんだろうって、その特徴をよーく分析すると
好きなことにたどり着けることもあります。
ですから、好きなことを閉じ込めないためにも
お金と年齢の制限は外しましょう!
視野が狭い、もしくは狭くなってしまっている
好きなことを見つけ出せないのは、出会えていないとも言えます。
いつも同じ過ごし方やいつも同じ人とばかりいては
視野は狭くなりがちです。
見聞きすることも、体の動かし方も、触るものも、空間も同じような
ものでしょう。
そこで出会えていないのですから、この先、出会える確率も低いでしょう。
毎日同じこと繰り返すことは、必ずしも悪いことではないと思います。
いい習慣は、健康のためにも、スキルや能力の向上のためにも
続けるべきです。
でも、それだけになってしまうことが問題なのです。
いつもと違うちょっとしたことを、
毎日の中で積極的に探して触れてみませんか?
大きなことでなくていいのです。
いつもはコーヒーだけど、たまに紅茶にしてみるとか。
帰り道の通る道を変えてみるとか。
見向きもしなかった分野の本を読んでみるとか。
ダイエットはカロリー調整ばかりしてたけど、ウォーキングに変えたりとか。
知り合いにあまりいない年代の人と会ってみるとか。
好きなこととの出会いは、意外に小さな変化の中に隠れているかもしれません。
そのときにハッと気づける視野を、いろんなことを経験してみる中で
鍛えておきましょう。
実践なし!いつも想像の世界で終わらせている
好きなことはやってみないと見つかりません。
なぜなら、始めから好きかどうかが分かることなんてないからです。
今、思い浮かぶあなたの好きなことは、経験に基づいていますか?
「やってみたいこと」であれば、
いつかの誰かを見たり聞いたりして自分もやってみたいと思っていることも
あるでしょう。
でも好きなことの場合は、違います。
実践して自分で感じてみないとわからないのです。
何度か実践するだけでは、好きかどうかの判断がつかないこともあります。
はじめはわからなかったけれど、後になって大好きなことが分かることも
あります。
あなたが好きなことを見つけていないのは、ただ、
いつも実行に移していないだけかも。
やってみてあまり好きではなかったという経験も無駄ではないのです。
ここでの対策はひとつ。
やってみてください。
あ、助言をひとつつけ加えさせてください、方法は一つではないはずですよ。
本気で探そうとしていない
いつの間にか時間が過ぎて、何となく毎日を過ごしている人は
少なくないようですが。
別に、充実感とか満足感はないけれど、平穏な気もするし、
あまり不自由も感じていなかったりします。
「好きなことはしたいなー」と思うこともあるのですが、
いつも、「まーいっか」で紛らせています。
好きなことができない自分に、妥協というか、諦めというか。
好きなことをする必要性を感じない人もいます。
なんてったって、何となくでもやっていけていますからね。
これでは、好きなことが出現しないのは当たり前かもしれません。
あなたがもし、好きなことがしたいのであれば、本気で探しましょう。
探すための姿勢、行動、言動に変えていきましょう。
好きなことを仕事にする?趣味のままにする?
ところで、好きなことは趣味として行っているという人も多いと思います。
好きな趣味が高じて、上達してくると仕事にできたらなと考える人も
少なくないでしょう。
好きなことを仕事にすることには、メリットとデメリットがあります。
好きなことを趣味のままにしておくことにもメリットとデメリットがあります。
それぞれ、確認していきましょう。
好きなことを仕事にするメリット
仕事での充実感が深い
好きなことですから、余計なことは抜きにして集中することができます。
仕事に集中できることで高い成果にもつながり達成感を得る機会も増えます。
好きなことには、進んで改善や工夫を施していくでしょう。
問題や課題を見つけて、より良く仕上がっていくことは楽しいはず。
その繰り返しで、仕事の腕も能力も磨かれていきます。
きっと、これだけでも充実感が得られるものかもしれません。
周りからの評価が充実感につながる人もいるかもしれないですね。
現役世代は、1週間のほとんどの時間を仕事に捧げていますので、
人生トータルの時間で考えたとしても膨大な時間を仕事に費やしています。
そう考えると、好きなことを仕事にしているという人は
常に好きなことに時間を使って
充実感を味わい続けることができます。
好きなことを追求できる
好きなことを仕事の時間を使って追求することができます。
趣味であれば、とことん突き詰めるために使うリソースが限られています。
企業規模での仕事ですから、時間や経費などのリソースの枠が広がるでしょう。
自分がとことん追求することで、他の人にはできない
自分だけのスキルや能力が身に付いて評価や抜擢につながることも
あるでしょう。
特に、高度な専門スキルを要する仕事や、豊富な経験やノウハウが
必要な仕事の場合には、好きなものなら向上しやすく、
他の人との差別化を図ることもできるでしょう。
これでお給料までもらえるなんて…という感覚で仕事に励むことができます。
好きなことを仕事にして、さまざまな分野で第一人者となった人も
珍しくありません。
好きなことなので低ストレス
もし、嫌な仕事をしていたら、仕事以外の時間は仕事のことは
考えたくないものですよね。
それを引きずるとプライベートの時間もストレスが侵食することになります。
好きなことを仕事にすると、まずこれが減るでしょう。
実際には、仕事ですから、小さな色々はあるかもしれませんが。
仕事でも仕事以外でも、考えることは「好きなこと」である確率は高まります。
これがストレス軽減や充実感に寄与、
仕事を含めた全体のメリットとなるでしょう。
好きなことを仕事にするデメリット
好きなことが嫌いになる可能性がある
好きなことをいつも考えられて、
それをやれる時間が多い、これが好きなことを仕事にするメリット
だったのですが。
何事も「過ぎ」れば…ということが起きることもあるようです。
つまり、あんなに好きでやりたかったことが、やりたいことではなくなり
嫌悪感すら抱く人もいます。
好きなことをする時間が手に入りにくかった人に起こりやすい
「できなかったからこそ好きが募っていた現象」もしくは、
「やり過ぎて飽きちゃった現象」が出てしまうのです。
また、仕事というのは、基本的に顧客ありきです。
好きなことを仕事にしても、それはお客様対象で行っていかなければ
なりません。つまり、満たすベクトルが自分ではなくなります。
どうしても責任が伴いますし、こうすべきという強制が存在します。
趣味のままであれば、他でもない自分を満たすためにやれるものですからね。
趣味でやっていたときのような気楽さや自由さが消えることで、
好きだったことが嫌になる人もいるようです。
たとえば結婚生活でも似たようなことがいえるのではないでしょうか?
一緒に暮らす前はあんなに好きだった人が、
結婚して同居するようになってから、
口うるさい相手にしか見えなくなることも多いでしょう。
結婚する前に、トライアルとして同棲をした方が良いという意見もありますが、
好きなことを仕事にする場合も、
副業としてトライアルをした方が良いのかも知れません。
収入につながるとは限らない
その仕事が好きだというだけでは、収入を得ることはできません。
これは事実です。
どんなにその仕事が好きでも、
その仕事に必要な技術や能力を持っていなければ評価を得られないからです。
企業であれば、一定額は保証されるかもしれませんが、
その報酬に見合う能力は必要です。
転職しても、趣味歴がどんなに長くても
実務経験がなければ給与は下がるかもしれません。
需要と供給の問題もあります。
あなたの好きなことが、社会や企業のニーズに適しているとは限りません。
また、仕事がお金という報酬につながるまでには、
あなたの好きなことだけでは行き着けないという側面もあります。
たとえば、あなたが素晴らしい何かを作り出したとしても
営業やマーケティング、カスタマーサービスなども必要になってくるのです。
仕事漬けになる可能性がある
好きなことを仕事にすると、仕事とそれ以外の時間の境界がぼやけます。
自分としては、好きなことだからどれだけやっていても苦にならないと
思っていても、
それが仕事であれば、きっとプライベートな時間の何らかに歪みを
生じさせます。
最近はスマホの機能向上や、SNSの普及によって、
休みの日でも顧客からとめどなく連絡が入ることも珍しくありません。
好きなことを仕事にしてしまうと、それらの対応も苦ではないことから
積極的に休日をつぶしてしまうのです。
気が付けば、ほとんどプライベートがない状態に陥り
家族や友人との時間のない人生となってしまう可能性があります。
好きなことだけになることが嬉しい反面、
生活全体がそれだけにでしかなくなってしまうことは、あまり歓迎される
ことではないのです。
多様性のない生活が、視野を狭め、
ゆくゆくは仕事の質に影響を与えることもあり得ます。
好きなことを趣味のままにするメリット
生活のオンオフを分けられる
オンとオフの切り替えを助けてくれるのが趣味の存在だったりします。
趣味を仕事にしてしまうと、仕事と趣味の境界線がなくなってしまいがち。
好きな趣味の存在というより、好きな趣味をする時間を持つことが、
仕事にも良い影響をもたらすことは確かなことです。
好きなことを趣味のままにしておくことは、
仕事をしない時間を満喫できるのです。
純粋に趣味を楽しめる
趣味を仕事にしてしまうと、大好きな趣味にいろんなことが絡んできます。
お客様への配慮、結果を出す責任、連携する必要性。
自分の思い通りとはいかないことも多く、
どこかで無理をすることも出てくるでしょう。
仕事としては当たり前のことですが、その趣味自体とは直接的には
関連しないことです。
趣味を趣味のままにしておくことで、それ以上でもなく、それ以下でもなく、
純粋にその趣味を楽しむことができます。
自分のやりたいように、疲れない範囲で、いつでもどこでも
好きなだけ楽しめるのです。
しかし、仕事が漁師となった場合には、釣れなければ死活問題です。
釣れたとしても、もっと多く釣らなければならないプレッシャーが
付きまといますので趣味だった時の魚釣りの醍醐味は
もう味わえないかも知れません。
好きなことを趣味のままにするデメリット
出費が嵩む
趣味には、多かれ少なかれお金がかかります。
趣味は「支出」を増やす存在です。
これは家計の収支でいえば、当然のことながら支出となってしまいます。
楽しみや息抜き、ストレス解消のためにお金がかかるということです。
好きな趣味ほど、たくさん集め、たくさん通い、たくさん消費すると思います。
積み重なれば、かなりの額になることもあります。
収入を生まないということは、
趣味単体で見れば収支がマイナスとなり続けます。
経済面では1つのデメリットだといえるでしょう。
発展性は望めない
趣味に熱中して、没頭して、上達して、極めても、
趣味は趣味の範囲に留まります。
ただ単に、個人の楽しみで終わってしまいます。
もちろん、それが趣味というものと割り切ることもできます。
ただ、やっている間が楽しくてたまらないから、
それでいい、という人もいるでしょう。
でも、
ある程度上達・熟達してくると、その先の目標が見えにくくなる
こともあります。
この点が、デメリットと捉える人もいるかもしれないですね。
人の役に立たない
趣味を個人の楽しみとしているだけでは、
誰かの役に立つケースは少ないでしょう。
どれだけ趣味を極めたとしても、人との相乗効果を期待するのは難しいのです。
しかし、あなたが没頭した趣味の時間が、誰かの役に立つと思えば
新たな満足感を得ることができるのではないでしょうか?
そのような考えで、趣味をボランティアにする人もいらっしゃいます。
感謝の対価を集めた仕事として役立てるケースもあります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
読んでいる途中で、前々からやってみたかったことが
脳裏にちらついた人もいるかもしれません。
好きなことがまだ見つかっていない人は、日常に変化をつけてみましょう。
好きなことが見つかったら、その実践の方法はひとつではないことを
肝に銘じて怖がらず、面倒さも振り切ってまずはやってみてください。
それぞれ一長一短がありますが・・
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