怪しい起業セミナーの見分け方と、安全なセミナーの選び方

 

いま、起業セミナーが人気です。

インターネットを覗くと、たくさんの「起業セミナー」の情報を見かけます。

起業を志す方であれば誰でも、起業に役立つ有益な情報を手に入れたい、人とつながりたいといった想いを抱くのではないでしょうか。

そんな時、「起業セミナー」の広告が目に留まれば、思わずポチっとしてしまうのも頷けますよね。

特に2020年、2021年はコロナの影響で、会場型ではなくオンライン形式でのセミナーが激増しました。

今までセミナーは敷居が高いと感じていた人が参加しやすくなったことも、起業セミナー人気を後押ししているといえるでしょう。

しかし、中には下手すれば詐欺ともとれるような怪しいセミナーが紛れ込んでいるのも事実。

夢や希望を叶えるために時間とお金を投資したセミナーが詐欺だったら…こんな悲しいことはありません。

 

この記事では、怪しい起業セミナーの見分け方と、安全なセミナーの選び方を解説します。

ぜひ最後までお読みください。

よくある怪しい起業セミナーの特徴

好き好んで怪しいセミナーを選ぶ人はいませんよね。

誰もが「起業の方法を知りたい」「必要な知識を得たい」「何か有益な情報を手に入れたい」…
そう思って真剣に選び、参加の申し込みをしているはずです。

 

それなのに、怪しいセミナーに足を運んでしまうといったことが起こってしまいます。

この記事を読んでくれているあなたには、そんな悲しい思いをして欲しくありません。

 

こちらの章では、よくある怪しい起業セミナーの特徴を3つ挙げました。

  • 「確実に稼げる」「誰でも簡単にできる」を売りにする
  • 不安な感情をあおる
  • 講師や運営会社の情報が明確でなかったり、実績が少ない

ひとつずつ順に解説していきます。

 

「確実に稼げる」「誰でも簡単にできる」を売りにする

まず、アンテナを立てて欲しいのは「確実に稼げる」「誰でも簡単にできる」を売りにしているセミナーです。

実際、よく見かけますよね。

「未経験の主婦が2か月で月収100万円!」「一日15分手を動かすだけで●●円」といった謳い文句。

 

こういうものはすべて怪しいと思って間違いないでしょう。

冷静に考えたらわかると思うのですがビジネスにおいて「確実に」「誰でも」なんて方法はないからです。

しかも、こういうセミナーに限って、稼げる方法そのものは事前に知らされていないことが多かったリします。

どんな方法で稼げるのか、なぜ誰でも稼げると言っているのか、その根拠が示されていなければ、まず疑ってほしいものです。

いつもなら、すぐに「怪しい」と気づけるのでしょうが「起業したい」「早く成功したい」という気持ちで頭がいっぱいになっていると視野が狭くなります。

そうなると、数あるセミナー情報を見ていく中で、こうした分かりやすいメッセージに心を奪われてしまうんですね。

信頼できる良い講師であれば、たいてい逆のことを言います。

 

「ビジネスは簡単に楽に稼げるものではありません。」
「一発逆転思考はやめましょう。」
「ビジネスで成功して継続できている人は正直少ないです。」

 

 

「すぐ稼げる」というわかりやすいメッセージに惹かれてしまうのは仕方ないですが「あれ?待てよ」「確実にって本当?」と、一歩引いてみる客観性は備えておきたいものです。

 

不安な感情をあおる

次に注意して頂きたいのが、不安な感情をあおってくるメッセージです。

「あと1名様で満席です」
「最後のチャンスです」
「今は特別価格ですが、明日には値上げします」

等々。

じっくり迷ってから決めようと思ったのに、そんなふうにあおられて思わず申し込んでしまった。

そんな経験ありませんか?

起業セミナーを受けたいと思っている人たちというのは、当然ながら「独立したい」「自分のビジネスを成功させたい。」という気持ちを強く持っているわけですが、半面、果たして自分にもできるのだろうか、どうしたら失敗を避けられるのだろうかといった不安を抱いています。

だからこそ、お金を払ってでも先駆者の話を聴きたいと参加するわけですが。

 

この「不安」につけこんでいるのがこの手のセミナーです。

不安で精神的に弱くなっていると、どうしても判断力は鈍ります。

それを狙っているのですから悪質ですよね。

どうか、この手の勧誘には乗らないように願いたいところです。

 

講師や運営会社の情報が明確でなかったり、実績が少ない

セミナー情報を見た時に、講師の顔が見えなかったり、運営会社の情報がきちんと書かれていないものも「怪しい」と思ってよいでしょう。

講師の名前、学歴、資格、運営会社の実態など、事前に調べられるものは調べておくと安心ですね。

セミナーを開催するような講師であれば、自分のブログを運営していたり、日頃から情報発信をしている方が大半です。

  • 講師はいったい何者なのか
  • 何か資格は持っているのか
  • 普段どのくらいの頻度で情報発信をしているのか
  • その内容はどんなものなのか

講師の発信から、講師自身の人となりや想い、価値観などが読み取れると安心できますが、更新頻度が低かったり集客や宣伝目的の発信しかないようであれば要注意です。

 

注意!女性向け起業セミナーにも怪しいものが増えている

一見、女性向けと聞くと、参加する側としては安心感がありますよね。

しかし、最近では女性向けのセミナーの中にも、怪しいものが増えてきているようです。

内容は、ママ起業、マネー、ヒーリング、スピリチュアル‥多々ありますが、特徴としては、キラキラと現実離れした日常がクローズアップされているようなセミナーです。

 

高級ホテルから配信してみたり、ブランドが分かるような服装やアクセサリーを身につけて講演したり、豪華な食事や高級なお酒など、ステイタスを強調するような画像が掲載されていたり…

「起業に成功したら私にもこんな毎日が待っているのね」と憧れの気持ちを刺激するのが目的でしょう。

実際、起業したくてそのノウハウを学びたいと思ったら、豪華なライフスタイルなど不要な情報ですよね。
成功した姿をイメージすることは多少必要ですが、過度な華やかさは不要です。

余計な情報に惑わされず、何を学びたいのか本質にフォーカスしたいものです。

 

無料の起業セミナーに行くと高額セミナーに勧誘される理由

起業セミナーは、一般的に有料というイメージがありますが、実際は無料のものも存在します。

まずは無料セミナ―で概要を知りたい、向き不向きを見極めたいという需要も多いのでしょう。

その一方で「タダよりこわいものはない」「高額なものを売りつけられそう」などと無料セミナーを恐れる声がよく聞かれるのも事実。

実際のところはどうなのでしょうか。

 

起業セミナーは次の2つに大別することができます。

  • コンテンツ提供型セミナー
  • 販売型セミナー

ここでは、起業セミナーを『コンテンツ提供型セミナー』と『販売型セミナー』それぞれの特徴を見ながら、無料の起業セミナ―に行くと高額セミナーに勧誘される理由について解説していきます。

 

起業セミナーの種類:コンテンツ提供型セミナー

『コンテンツ提供型セミナー』とは、あらかじめ設計されたコンテンツが提供されるセミナーです。
基本的に有料と考えてよいでしょう。

受講者はWEBの情報やパンフレット・説明会等で事前に情報を確認し、納得した上で、費用を払って参加しています。

週1回だったり、月2回だったり、月1回だったりと、コンテンツにより頻度は様々ですが、『全〇回』『半年コース』『1年コース』のように、パッケージ化されていることが多いですね。

講座受講期間中に所属できるコミュニティが用意されていて、講師や受講者同士で交流が持てるようなものもよく見られます。

ビジネスを0から1にしていく時は様々な壁が立ちはだかるものです。

そんな時、コミュニティはありがたい存在となるでしょう。

コミュニティでは、悩みを相談できたり、行動したことにフィードバックをもらえたりします。

同じように起業を目指す仲間と悩みを共有するのは心強いですよね。

また、起業の先輩から助言をもらえることで、経験のない自分の頭の中だけでぐるぐる思い悩むよりも、ずっと早く成果を手にすることができるでしょう。

時には、コミュニティ内でビジネスパートナーを見つけたり、案件やクライアントを紹介してもらえるようなこともあるかもしれません。

考え方によっては、こういったコミュニティに所属できるだけでも、セミナーに参加する価値があると言っても過言ではないかもしれませんね。

一方で、コーチやカウンセラー、セラピストなど、何等かのスキルや認定資格取得を取得して起業を目指すような講座では、講座修了時に上位コースの案内があることもあります。

 

セミナーを受ける中で営業的な要素があると、どうしても敬遠してしまいがちですが、もともと自分が選び、費用を払って受講している講座ですし、既に講師との間に信頼関係が構築できているので、さほど抵抗感は持ちにくいようですね。

もちろん無理やり上位コースを契約させるようなやり方は論外ですが、この段階ではそのような心配はほぼないと考えてよいでしょう。

 

起業セミナーの種類:販売型セミナー

 

『販売型セミナー』とは、文字通り、販売を目的に行われるセミナーです。
セミナー自体で収益を得ることを目的としていないため、無料や数千円程度の金額で参加できることが特徴です。

販売されるものは、高額講座や、情報商材、集客等のツールなど。

商品に興味を持ちそうな層を集客し、起業に関して参加者が関心を持ちそうなテーマで講義を行います。

そして講義の後半で商品を販売する、といった流れが一般的です。

販売型セミナーのメリットは、気軽に参加できることです。

どの分野を学んでいくか定まっていない際には、比較検討する目的で参加するのも良いでしょう。

無料だったり低単価の場合が多いので、いくつかの講座に参加し、関心を持っている分野の知識や情報を集めることもできますね。

続けて無料セミナーに参加していると、毎回販売の時間があるために、不快な気分を味わうこともあるかもしれませんが、無理やり契約させられるようなことはないので安心してください。

本当に自分が必要だと思えば購入すればよいですし、必要ないと思えば断って問題ありません。

ただ、無料セミナーは単発ですし、時間も限られている中で行われることが多いので得られる情報が限定的であることは、あらかじめ知っておくべきです。

講師や商品について初めて知ることになる参加者に対し、短時間で伝える情報はどうしても表面的なものになります。

全体像はつかめても、突っ込んだ内容まで深く理解することはできないと思っておいた方がよいでしょう。

なんらかの気づきが得られればラッキーくらいに思っておくとちょうどよいかもしれません。

そんな理由から、無料だからといってやみくもにあちこちのセミナーに参加することはおすすめしません。

より深く学びたい分野や、自分の価値観に合う講師を見つけるために、複数の無料セミナーに参加するのは良いですが、ある程度イメージがつかめたら、狙いを定めていくことにシフトしましょう。

 

セミナーの場で勧誘すること自体は問題ない

「高額なものを売りつけられるのではないか」という気持ちでセミナーに参加していると、販売の話が出た際に「やっぱり!」と警戒してしまいそうですね。

しかし、無料セミナーの場で勧誘すること自体は問題ありません。

前項でお伝えしたように、大抵の無料セミナーは「販売型セミナー」だからです。

「ほら、やっぱり」と思われるのであれば、開催する側に立って少し考えてみてください。

セミナーの開催には少なからず費用がかかっています。

セミナー周知のためのチラシや広告費、会場費、コンテンツ作成やセミナー運営のための人権費等々。

本当にただ良いノウハウを伝えたいという気持ちだけで、無料セミナーを開催するのであれば、ただのボランティアになってしまいますよね。

また、参加者にとっても「無料だったら良い」というわけでもありません。

セミナーの値段は無料のものから3000円、高くても5000円…と言ったものが多いですが、時間にしてもせいぜい2~3時間が主流です。

起業してこれからやっていこうという人に対して、たった2時間で何を教えられるでしょうか。

参加者は2時間の話を聞いただけで、起業に向けた準備を一人で進めていけるのでしょうか。

ビジネスは長丁場です。

起業は「誰でも」「簡単に」できるものではありません。

本気で成功したいと思うなら、「これだけじゃ足りない。もっとこの講師から学びたい。」「ビジネスを0から1にするまで、この講師に伴走してほしい。」などと思うのがふつうではないでしょうか。

 

こういった参加者の想いに応えるために用意されているのが、バックエンドの商品というわけです。

この講師についていきたいと思えば購入すればよいし、自分には合わないと思えば購入しなければよいだけです。

購入を無理強いされるのであれば「悪質」ですが、そうでなければ、恐れることはありません。

 

 

「売りつけられる=怪しい」と言った先入観を持たずに、参加したいですね。

安全な起業セミナーの選び方

ここまで怪しいセミナーの見分け方を見てきました。

それでは、安全な起業セミナーはどのように選んだらよいのでしょうか。

 

この章では、安全な起業セミナーの選び方として、以下の3つの項目で解説していきます。

  • 会社名で検索してみる
  • お客様の声の具体性をチェックする
  • 主催者のSNSやブログ等の発信をチェックする

ぜひ、参考にしてみてくださいね。

会社名で検索してみる

これは言われなくてもやっていてほしいのですが、セミナー会社の情報はまず調べましょう。

具体的には会社名で検索をかけてみます。

  • ホームページが存在するのか。
  • ホームページの中身はしっかりしているか。
  • 住所や電話番号が記載されているか。

全部が全部とは言いませんが、ホームページが簡素だったり、住所や電話番号の記載がない会社は、その実態が怪しまれます。

後でトラブルに巻き込まれないためにも、申し込みを避けたほうが無難といえるでしょう。

 

 お客様の声の具体性をチェックする

自分にとって有益なセミナーに参加しようと思った際、一番頼りになるのは『お客様の声』かもしれません。

『お客様の声』のページから、掲載されている数とその質(内容)をチェックしましょう。

中にはサクラもありますから、本当にお客様本人が語っている内容なのか見極める必要があります。
顔写真や直筆のアンケート、インタビュー動画などが掲載されていると信用度は高くなりますね。

内容については、お客様のビフォーアフターに注目するとよいでしょう。

もともと月収100万だった人が200万になるのと、売り上げ0だった初心者が月収50万円を稼げるようになるのとでは、実質的なセミナーの成果は大きく違ってきます。

お客様の声に実名や顔写真入りで登場しているのであれば、その名前でSNSやブログなどを検索してみるのもおすすめです。

本当に結果を得ているのか、その時だけでなく、今も継続して成果を上げることができているのか。

セミナー参加者が継続して成果を出せているのであれば、ある程度、そのセミナーの内容には信憑性があるとみてよいでしょう。

逆に、「お客様の声」で語っている姿と本人の現在の発信内容に、乖離があるようであれば、注意が必要かもしれません。

参加することで得たい結果を得られそうか、自分なりの物差しでチェックすることが大切です。

 

主催者のSNSやブログ等の発信をチェックする

セミナー主催者のSNSやブログも必ずチェックしましょう。
あまりにも更新頻度が低かったり、セミナーやメルマガへの誘導記事ばかり‥といった場合は危険信号です。

また、詐欺や悪質なセミナーではないと分かった場合も、その発信の内容に注目してみましょう。

SNSは一番主催者の素顔が見られるところです。

 

普段どんな発信をしているのか。
主催者の価値観と合いそうか。

起業を志して参加するわけですから、出来れば「価値観が近い」、もしくは、「真似したい」「こうなりたい」と思える方から学びたいですよね。

ビジネスに対する想いや、夢、クライアントへの接し方など、共感するポイントがどれだけあるかを、セミナーを選別する際の判断基準にしてみても良いかもしれません。

 

万が一、悪徳セミナーに参加してしまったら?

ここまで怪しいセミナーの見分け方や、安全なセミナーの選び方を解説してきました。

しかし、どんなに注意していても、詐欺まがいの怪しいセミナーに参加してしまうということはあります。

向こうも巧妙な手を使ってきますから、最初見抜けなかったりもするわけです。

セミナーの途中でも、「あれ、おかしいな」と感じたら、迷わず退出しましょう。

「既に高額の商品を契約してしまった」といった場合も、泣き寝入りする必要はありません。

消費者を救済する仕組みとして「クーリングオフ」の制度があります。

決められた期間内であれば契約を解除できる制度で、支払った料金も返金されます。

 

そのためにも、契約を交わす際は、しっかり書類に目を通しましょう。

明細に不明瞭な項目はないか、また契約に際しクーリングオフに関する説明があるか。

こうした説明がないものは怪しいと思って問題ありません。

契約を交わす途中でも、きっぱりと断りましょう。

その時は怪しいと思わず、契約まで終わらせてしまった、クーリングオフの期間が過ぎてしまった…という場合でも、諦めなくて大丈夫です。

おかしいなと思った時点で「消費者センター」に相談しましょう。

 

まとめ:怪しい起業セミナーに注意して、信頼できるセミナーを見つけよう

いかがでしたか。

一般に、詐欺や怪しいセミナーに引っかかるときは、不安を抱いていたり、焦りを感じていたりと精神的に不安定なことが多いです。

「一発逆転思考」に陥りがちなのもそんな心理状態の時ですよね。

普段はしっかりしている人でも、起業という大きな挑戦を前に心理的に不安定になるということもあり得ます。

安全なセミナーの選び方を知っておくことも大事ですが、情報を前にした時に、自分の心理状態を把握し、信頼できるセミナーなのかどうか、客観的に判断できることがとても大切です。

 

怪しい起業セミナーの見分け方と、安全なセミナーの選び方について解説してきました。

あなたにピッタリのセミナーを選ぶ際の一助になれば嬉しいです。

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