知らなかった!自分に自信がないときはこうすればいい!
あなたは今、自信をなくして落ち込んでいる状態
でしょうか?
あるいは、「私はいつも自信がない」という方も
いらっしゃるかも知れません。いかにも自信満々な人を見て
「うらやましいなあ」と思っているかも知れませんね。
では、自信がなくなるのはなぜでしょうか?
どうやったら、自信がつくのでしょうか?
この記事で詳しく解説しましたので、ぜひお役立てくださいね。
目次
自信がなくなるのはなぜ?
では、そもそも自信がなくなるのはなぜでしょうか?
ということで、「自信がなくなる原因」を考えてみました。
「人からどう思われるか」を気にしすぎている
私たちは、他の人とのかかわりの中で生きています。
完全に、誰ともかかわらずに生きていくことはできません。
ですので、相対的に自分の価値が決まっていくのは
避けられないことです。
ですが
「人からどう思われるか」を気にしすぎると、自信がなくなります。
以前、知人(仮にMさんとします)がこんな経験をしたそうです。
Mさんはある会社でお勤めなのですが、
あるとき、上司とミーティングをしていたら
その上司が終始渋い顔をしていて、口数も普段より少なかったそうです。
そして、いつもより短い時間でミーティングが終わってしまいました。
Mさんは、「自分が何かマズイことをしたのかな?
あるいは、最近の営業成績がよくないから、ダメなヤツと
思われているのかな?」と、いろいろ想像し
自信をなくしてしまったそうです。
実は・・・Mさんの上司は、その日は歯が痛かったそうなのです。
痛いのをぐっとこらえてミーティングに臨んでいたので
しかめっ面になり、あまり話す気にもなれなかったそうです。
それを聞いたMさんは、
「なんだ、自分の思い過ごしだったんだ」と安堵したそうです。
上司の表情と、Mさんの言動は、何の関係もなかったのです。
それでもMさんは、「上司からどう思われるか」を気にして
自信をなくしてしまったのです。
自分の外に「答え」を求めている
では、なぜ「人からどう思われるか」を気にしてしまうのでしょうか?
それは、意識が「自分」ではなく、「他人」に向いているから。
他人に意識を向け、評価を気にしてばかりの人は、
「自分がどうしたいのか」がわからなくなっていることが多いです。
自分の軸がはっきりしていないので、
「他人から見て、合っているか」に評価を求めてしまうのです。
だから、Mさんのように、人の言動を見て、
それが自分と関係なくても自信をなくしてしまうのです。
これをやっても自信はつかない
自信をつける方法は、いろいろな説がありますね。
でも、やっても意味のないものはいろいろあります。
無理矢理ポジティブシンキング
「ポジティブシンキング」とは、
一言で言うと「何でもよい方向に考える」ということ。
ポジティブシンキングにはいい面もあるのですが
無理矢理やると、逆に自信を失う原因になります。
たとえば、仕事で失敗したときに「次はなんとかなるさ」と考えて
失敗の原因を探らない人は、
次もなんとかならず、同じ失敗を繰り返すでしょう。
それではずっと自信はつかないですよね。
また、「ポジティブに考えなければ」と自分を追い詰めると、
それができなかったときに、
「ネガティブなことを考えてしまった」自分を責めることになります。
そうすると、さらに自信を失うことになります。
ですので、ポジティブシンキングは無理してやらない方がいいのです。
ノウハウを集める
「ノウハウを身につけたら自信がつくのでは?」と思い、
いろいろなセミナーに行ったり、教材を買ったりする人がいます。
私の知人で、以前、数万円かけてマーケティングやコピーライティングの
教材を買ったり、塾に入ったりした人がいました。
でも、その人は、内容についていけず、途中で脱落してしまったそうです。
そして、さらに自信がなくなってしまいました。
ノウハウにお金を払ったからといって、
それが自信をつけさせてくれるわけではないのです。
ですので
「自信をつけるためにノウハウを買う」のは避けるようにしましょう。
自信がないときにやってほしいこと
では、自信がないときは何をしたらいいのでしょうか?
実際に私のクライアントさんも成果を出している
お勧めの方法をお伝えします。
自分の「できたこと」を振り返る
一日の終わりに、振り返りをしましょう。
そして、あなたの「できたこと」を見つけるのです。
「今朝も早起きできた」とか、
「会社で元気に挨拶できた」とか、
「仕事でミスがなかった」とか、
小さなことで構いません。
また、人に見せるものではありませんので
「こんなこと書いていいのかな?」など気にする必要もありません。
自分のダメなところを書き出してはいけませんよ。
真面目な人ほど、「こんなところがダメだった」と
自分のできなかった点を挙げて反省します。
でも、これは反省のためにやっているわけではありません。
ダメな部分は気にせずやりましょう。
「なりたい自分」を思い描く
「人からどう思われるか」を気にしすぎることが
自信をなくす原因だというお話をしました。
ですので、逆に「人からどう思われるか」に関係なく
「自分がどうなりたいのか」を考えてみましょう。
そして、それを手に入れるための「行動」を考えるのです。
ここで注意点があります。
あまり現状とかけはなれた目標ですと、現状とのギャップに
さらに自信をなくします。
ですので、「今の自分が頑張れば手に入りそうな目標」にすること。
たとえば、わかりやすく数字で表すと、今の年収が300万円の方が、
いきなり「来年、年収1億円になる」と決めたとします。
これは現実的ではないですよね?
では、「来年は年収を330万円にする」ではいかがでしょうか?
今の1割増しくらいなら、イメージがつくのではないでしょうか?
そして、どうやったらそれが手に入るのか、考えてみます。
年収を300万円から330万円にしたいのであれば、
どんな方法が考えられるでしょうか?
ご自分でビジネスをされている方であれば単純にお客様を増やしたり、
広告を出したり、新商品を出したり、様々な方法が考えられますね。
お勤めの方でも、昇格試験を受ける、営業で成果を出す、副業をする、など
いろいろあるでしょう。
それを、「すぐに行動できるレベル」まで落とし込んでみてください。
行動する
「なりたい自分」を実現するための「行動」がわかったら、
あとはそれを実行するだけです。
気をつけたいのは、いきなり大きな行動をしようとしないこと。
さきほど、年収300万円の人が、いきなり年収1億を目標にしても
自信はつかない、という話をしました。
同じように、現状とかけはなれた行動目標で「どうせできない」と
思ってしまうようでしたら、意味がありません。
今のあなたでできるレベルの行動から始めることです。
そして、行動したら、また一日を振り返り
「できた自分」を認めてあげましょう。
それを続けることで、だんだんと自信がついてきます。
私の実際のクライアントさんの例では「毎晩、メイクを落として寝る」
ことから始めた方もいらっしゃいます。
その方は、「今日もメイクを落とした自分」を褒めることで、
自信になり、その後、起業して活躍されています。
そんな感じで、「今の自分でできること」から取り組んでみてください。
それを繰り返しているうちに、いつの間にか自信がついていると思いますよ。
まとめ
ここまで、自信をつけるための方法をいろいろとお話してきました。
でも、本当は、「自信をつけるために」何かをやる必要なんてないのです。
人からの評価は一旦わきに置き、
自分の内側に意識を向け、「なりたい自分」を描きましょう。
そして、それを実現するための行動をコツコツやりましょう。
実は、それをやっているだけで、自信はついてくるものなのです。
自信をつけるために頑張っても
その行動はあくまで「自信がない」ことが前提になっています。
ということは、どれほど行動しても、「自信がない」前提なので、
つまり「一生自信がつかない」ということになってしまうのです。
だから、自信をつける・つけないを気にせず
あなたの「なりたい自分」を手に入れるために努力しましょう。
自信なんて、実はなくてもいいのです。
話下手で自信ない・・・というあなた。
「あなたの事を知りたいですよ」という気持ちが重要です。