【成功への秘訣】リーダーが仕事の失敗から学ぶべきこと8か条
仕事には成功もあれば失敗もあります。
現在、世界で活躍している経営者たちは、成功よりも多くの失敗を経験してきており、
その失敗1つ1つが身になり、力になっています。
一度も失敗をせずに成功を手に入れる人はいないのではないでしょうか。
ここでは、
成功するためにリーダーが失敗から学ぶこと8か条を解説します。
これを読めば、失敗から学ぶことがとても多いことに気付き
仕事への意識が高まるようになるでしょう。
目次
事前に準備できるようになる
仕事をしていると、予期しないことがたくさん発生します。
予定通りに荷物が届くと思っていたら、業者の配送が遅延することがあります。
十分なテストをしたシステムが不具合を起こすこともあるでしょう。
仕事で失敗をすることで、次の機会に準備ができるようになるのです。
先ほどの例であれば、お客様に納品する日を稼働日よりも少し前の日程で
スケジューリングをしておくことで
配送が万が一遅延したとしてもお客様に迷惑をかけることがありません。
システムの不具合を経験することで、テストをより強化することができますし、不具合が生じた時に
どのようにエスカレーションすべきかをルール化することができます。
いくら準備していてもイレギュラーな事象は起こるものです。
失敗を繰り返すことによって、
起こるべきリスクに対して隙を作らない準備ができるようになります。
成功へのプロセスが理解できる
いきなり成功につながる仕事はありません。
苦労や努力のプロセスがあってこそ、その先に成功があるのです。
リーダーになって成功を収めている人は、
成功を手に入れるまでのプロセスをよく理解しています。
1年後のゴールに向けて、スタート時のメンバーのモチベーションは
どうあるべきか、
半年が経過した時にはどの位置にいるべきか、
プロセスが体に染みついていると、
成功の確率はグッと上がります。
成功へのプロセスを理解するためには、
仕事で失敗をするのが一番近道であり、
その都度反省点をまとめて対策を取ることが大切なのです。
一人でない事を実感できる
リーダーは孤独である、とよく言われます。
経営層から見れば、
1つのプロジェクトの結果はリーダーの責任となっていますし、
メンバーに何かあればリーダーが盾にならなければいけません。
相談できる人もおらず、孤軍奮闘しているリーダーも
たくさんいるのではないでしょうか。
しかし、自分で思っているほどリーダーは孤独ではありません。
一人で成功する仕事など無いのです。
メンバーと協力するからこそ、仕事が前に進むものですし、
経営層の判断が無ければ実行に移すこともできません。
仕事で失敗をすることで、
一人で仕事をしているわけではないことを感じることができるようになります。
プロジェクトの責任は自分が背負っていたとしても、
失敗をリカバリしてくれるのは同じチームのメンバーですし、
成功を喜び合うのも一緒に仕事をしてきたメンバーなのです。
一人ではない事を実感できれば、仕事のクオリティもアップし
自信につながるようになります。
反省と後悔を長引かせない
仕事で失敗をすると、大きな反省と後悔が訪れます。
「あの時こうすればよかった」
「何であんな簡単な事に気付かなかったのか」と
自分を責めることもあるでしょう。
反省と後悔がなければ、次のステップへは進めません。
ただし、反省と後悔を長引かせてはいけません。
強いハートを持ったリーダーは
仕事で失敗をした時に立ち直るのが早いものです。
気持ちが沈んだままでは、
次に良い仕事をすることはできないことを知っているのです。
失敗から這い上がってこそ、
次に高いパフォーマンスを発揮することができるようになるのです。
失敗をしてしまった時には、後悔を長く引きずってしまっていないかを
自分で確認してみるといいでしょう。
気持ちを明るくするためには、プライベートの趣味などを通して
ストレスを発散してみてください。
そして、仕事のモヤモヤは仕事で取り返すようにするのです。
次の新しい挑戦を早くスタートさせることが、成功への秘訣となるのです。
失敗のターニングポイントを見つける
失敗にはタイミングがあります。
失敗につながったターニングポイントをつかまないと、
また同じことを繰り返してしまうことになるのです。
例えば、展示会への参加をしたけれども、集客が全くできず、
費用対効果を出すことが出来なかったとしましょう。
会社としては展示会に出展するのに多額の費用を出していますから、
企業をしっかりとアピールし、受注につながらなければ意味がありません。
リーダーであるあなたは、今回の展示会の結果を受けて猛省しています。
では、どこが悪かったのでしょうか。
展示会で準備をするポスターのデザインでしょうか?
プレゼンをする人のスキル不足でしょうか?
展示会に出展するプロジェクトが失敗に終わったターニングポイントが
分かっていないと、
全てを反省するのに時間がかかってしまいますし、
次に活かすことができないのです。
もしかしたら、展示会に出展すること自体が間違いだったかもしれませんし、
そうであれば戦略の立て方に問題があったわけです。
リーダーは広い目で見て、失敗のポイントを探すようにしなければ、
対策を立てるのに時間がかかるだけでなく、
次の成功への道のりが遠のいてしまうことになります。
新たなルールを作る
会社には様々なルールがありますが、仕事で失敗をすると
既存のルールを見直すことができます。
ルールはそれが正しいと思って作られているのですが、
実践で活きなければ意味がありません。
いわゆる、PDCAサイクルを回さなければ、
会社のルールも成長をしていかないのです。
リーダーは失敗によってPDCAを回し、新たなルールを作っていきます。
失敗した事象から作られたルールは、
何もないところから考えるよりも仕事に適したものになりやすいです。
後輩への教育に利用する
自分が失敗したことは、後輩たちにも失敗しないように
教えてあげるようにします。
これを繰り返すことで、会社で過去に起こった失敗を
繰り返すことが無くなります。
また、教育の際に失敗談を話していると、新たな発見をすることもあります。
後輩たちに教育する際には、実体験に基づいた内容である方が
理解してもらいやすく説得力が増します。
失敗談を後輩に話すのには抵抗がある人がいるかもしれませんが、
それが会社の成長につながると思えば、案外すんなりと話せるものです。
チャレンジを恐れない
冒頭、失敗したことがないリーダーはいないとお伝えしました。
それは、次のチャレンジを恐れていないからです。
仕事で失敗すると、次にチャレンジすることが怖くなり、
安全策を取ろうとする気持ちが出てきます。
しかし、チャレンジをしなければ成功はありません。
リスクの無い仕事など無いのです。
失敗したからといって恐れることなく、
次のチャンスに果敢に挑戦するようにしてください。
チームのメンバーや後輩たちは、
チャレンジを続けるリーダーの背中を見て育ちます。
自分のチャレンジは、自分だけのものでは無く、
チームや会社で実施していると思うようにしましょう。
まとめ
仕事には失敗がつきものです。
リーダーはたくさんの失敗の先にある成功を求めて、
日々努力を続けなければなりません。
辛いことも多いですが、成功を手にした時には
何物にも変え難い充実感を手に入れることができるようになります。
転勤や転職、異動は
ワクワクと同時に不安や心配事も多いものです。
緊張してしまう不安を解消するための方法を
5つに分けてご説明します。