【要チェック】仕事ができる人のセリフと、仕事ができない人の11の口ぐせ
目次
仕事ができる人と仕事ができない人の違いとは?
- 「仕事ができる」と思われたい!
- 周りからどう思われているか、気になる…
そんなあなたへ。
仕事ができる人とできない人の差は、「口ぐせ」に表れるのです。
あなたの「口ぐせ」は、周りにどんな印象を与えているでしょうか?
これまで12年間、大手外資系企業で人事の経験をし、その後起業して多くの起業志望者を見てきた筆者が「仕事ができる人とできない人のセリフの違い」をご紹介します。
勉強はできるけど仕事はできない?
「学校の勉強はできたのに、仕事はできない」という方もいらっしゃいます。
なぜでしょうか?
学校の勉強では「正解を出すこと」に重点を置く傾向がありますが、仕事では「自分で考え実行する力」が求められます。
「正解」を人から与えられるものではありません。
もちろん、仕事ができる人で、学生時代から優秀だったという方もいます。
そのような方は「自分で考える力」を学生時代から養ってきたのでしょう。
ですので、仕事ができる人のセリフは「自分で考えている」ことが分かりますが、仕事ができない人の言葉は依存的なものが多いです。
仕事ができる人のセリフ
「素晴らしい!」
仕事ができる人は、他者と人間関係を作る力があります。
ですので、ダメ出しより先に相手の素晴らしい部分を見つけることができます。
そして、それを相手に伝えられます。
「○○までにやります」
仕事ができる人は、自分の言葉を守ります。
「いつまでに何をやるか」を決め、宣言し、そのとおりに行動します。
逆に仕事ができない人は、「『やります』と言ってしまって、できなかったらどうしよう…」ということを恐れているのです。
ですので、なるべく行動を決めようとせず、先延ばしにします。
「ありがとうございます」
「自分の力だけではできないことがある」と理解しているので「人に気持ちよく働いてもらう」ことができます。
ですので、人にお願いするべきことはお願いし「ありがとうございます」と言うことができます。
仕事ができない人ほど、自分の力を過信しているので自分で何でもやろうとし
人にお願いすることができません。
「語尾を明確に言う」
「○○をやります」「○日までにやります」と明確に言い切ります。
自分の発言に対して責任を取っているからですね。
仕事ができない人は、語尾がごにょごにょしていて、明言を避けます。
いざとなったら、「できません」と言って逃げるため。
「できないフリ」が得意です。
いちいちアピールしない
そもそも、仕事ができる人は、これと言った口ぐせがあまりありません。
できなかったときの言い訳もしません。
自分の価値を信じているので、いちいち人に同情を求めたり、責任転嫁したりする必要がないから。
できることを淡々とやっているものです。
仕事ができない人の口ぐせ
「忙しい」
仕事ができない人は、いかにして「自分の身を守るか」で頭がいっぱい。
できなかったときに責められるのを恐れているので「できない言い訳」のボキャブラリーが豊富。
その中でも「忙しい」は代表的。
「バタバタしてる」「時間がない」もよく使います。
「すみません、今ちょっとバタバタしてて~」を連発し、なるべく仕事しなくて済むようにします。
「でも…」
仕事ができない人には、なぜか人の発言を否定する人が多いです。
基本的に「変わりたくない」ので、人から提案されたり、指示されたりしたときに瞬時に「どうやったら変わらずにいられるか?」に頭が働きます。
「でも」に続いて、「でも、それは難しいと思います」
「でも、~なので厳しいと思います」
という感じで、「できない理由」を並べます。
同様に、「いや…」もよくセリフの最初に使います。
「○○さんに言われたからやりました」
「できない人」だと思われたくないので、他の人に責任転嫁しようとします。
でも「○○さんに言われたからやりました」というイタイ言い訳が、逆に「この人仕事ができないな」という印象を与えてしまう皮肉な結果に。
「自分のペースでやってみます」
多くの起業志望者から「どうやったらビジネスがうまくいきますか」と相談を受けますが「自分のペースでやってみます」という方は、たいていうまくいきません。
そもそも今までやったことがないことをやろうとしているのに「自分のペースで」でやっても結果を出すのは難しいです。
「お金がない」
ビジネスにはお金がかかります。
広告費や、ビジネスを教わるためのコンサル料など。
そういった投資をしないと、ビジネスを成長させることはできません。
特にサラリーマン経験が長い方の傾向ですが、ビジネスに投資することを恐れる方が多いです。
会社員は、広告費とかの経費は会社が出していますから、会社からもらうお給料は、自分のプライベートに使っていいお金です。
ですが、自分でビジネスをする場合は、自分で稼いだお金を次のビジネスに投資する必要があります。
仕事ができない人は、そこで「失敗したらどうしよう」という恐れが出てくるので、お金を出しません。
そして、いつまでも成功しない、ということになります。
「○○に相談してみます」
自分で決断をしたくないので、人に相談しようとします。
先ほどお話したように、ビジネスにはお金がかかりますが「夫に」「妻に」相談しないと投資ができないのです。
ビジネスは決断の連続。
自分でリスクを取るようにしましょう。
「どうしたらいいですか?」
自分の頭で考えず、人から答えをもらおうとする方。
応用力がないので、
「Aはどうやったらいいですか?」
「Bはどうやったらいいですか?」
という風に、いつまでも答えを求め続けることになります。
つまり、ノウハウコレクター。
一方、仕事ができる人は、自分で考え「Aはこうかな?」というような仮説を立てられます。
人に聞く場合でも「私はこう思うのですがいかがでしょうか?」という風に
仮説を検証するために質問します。
「そこまではちょっと」
自分でビジネスを立ち上げて、安定収入を得られるようになるには、最初は「起きてる間はぜんぶ仕事」というくらい時間を費やす必要があります。
私も含め、起業当初は毎日15時間くらい仕事して、ようやく軌道に乗る方が多いようです。
そう、ビジネスを軌道に乗せるまでは「ワークライフバランス」とか言っている場合ではないのです。
仕事ができない人は「そこまでするのはちょっと…家族もいるし」と言い訳をします。
軌道に乗せていないのに「しっかり稼いで、旅行も行って、ヨガもやって、家族や友達とゆっくりする時間もほしい」なんて言っていると、成功はかなり遠くなってしまいます。
「モチベーションが上がらない」
ビジネスは100キロマラソンのように、ずっとやり続けるものでありモチベーションが上がったときだけやるものではありません。
なので、モチベーションが上がったときだけ仕事しようとするのは無理があります。
仕事ができる人は、モチベーションに関係なく進められるよう
- 放っておいてもやりたくなるくらい情熱のあることを仕事にする
- 習慣化、仕組み化する
などしています。
「すみません」
発言の冒頭にいつも「すみません」を付ける方がいます。
下手に出ているようで、実は「先に謝っておくことで、できなかったときに許してもらおう」という思いが無意識に出ているのかも。
人は自分の言葉通りの人間になりますから、謝る必要のないときまで「すみません」と言い続けると「自分はできない人」というセルフイメージがこびりついてしまうかも知れません。
自慢話
「仕事ができると思われたい」と思っているので、自慢話が多いです。
人の話を奪って「オレって」「私って」と話し始めることも。
自信があるようでいて、実は「仕事ができないと思われるんじゃないか」と不安なのです。
まとめ
いかがですか?
思考はセリフに現れます。
よかったらあなたも、ご自身の口ぐせをセルフチェックしてみてくださいね!
「周りからどう思われているか心配」というあなたは、こちらの記事も参考にしてくださいね。
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