【起業して成功するためには】「起業が難しい」人のタイプまとめ
- いつか、社長になってみたい
- 「起業家」という言葉に憧れる
- 自分はサラリーマンに向いていないと思うから起業してみたい
という方も多いのではないでしょうか?
では、起業するためにはどんなことが必要なのでしょうか。
実は、「起業に向いている人」と「そうでない人」がいるのです。
起業に向いていない人とはどんな人なのでしょうか?
そこで、「起業が難しい」人のタイプをまとめてみました。
早まって会社を辞めてしまう前に、ぜひセルフチェックしてみてください。
目次
起業する理由が後ろ向き
私は「いつか起業したい」という多くの方のご相談に乗っていますが、
そういった方に「なぜ起業したいのですか?」とお伺いすると、
- 「自分は会社員に向いていない気がするんですよね~」
- 「今の自分は仮の姿だと思うんですよね~」
- 「人から指示されて働くのは、なんか違うと思うんですよね~」
というお答えが返ってくることがよくあります。
このような考えの方は、起業で成功するのは難しいです。
起業すると、誰も仕事をくれず、あなたの「これを達成したい」という
「情熱」だけがエンジンになります。
つまり、何かを「したくないから」起業するのは、
車にエンジンが付いていないようなもの。
まったくやる気が出ないはずです。
「世の中に貢献したい」みたいな高尚な目標でなくても構いません。
最初は「稼ぎたい」でもOK。
何かしら、あなた自身が情熱を感じることを見つけ、
それをビジネスにしましょう。
指示待ち
今まで、「与えられた仕事を淡々とこなす」という仕事スタイルだった方は、
起業するためには相当の意識改革が必要になります。
今までの意識では成功できません。
先ほどもお伝えしたように、
起業すると、誰も仕事を与えてくれませんので
「自分から」動く必要があります。
むしろ、社員や外注先の方に自分が「指示する」方になります。
あなたがそういった方々に「指示する」ことを想像してみてください。
もしあなたが、「指示されて働く方が楽だな」と思ったら
起業はしない方がいいでしょう。
あるいは、まずはお勤めしながら副業で試してみてください。
「起業したけど合わなかった」という方の多くは、
この「指示待ち」のクセが抜けなかったからです。
「やりたいこと」で稼ごうとしている
「会社員は人から与えられた仕事をしないといけないけど
起業したら自分の好きなようにビジネスできる!」
と思っていませんか?
もしそう思っていたら要注意。
あなたの「やりたいこと」が「収入に結びつく」とは限らないからです。
ビジネスは趣味とは違います。
ビジネスは「お客様の問題解決」。
あなたのやりたいこと<お客様の役に立てること
なのです。
「あなたのサービスや商品を、世の中が求めていること」が大前提。
あなたの「やりたいこと」は6割程度でいいのです。
「自分はこんなビジネスをしたい」
「自分はこんなお客様がほしい」
ということにこだわりすぎ、全然売上につなげられていない方も
多くいらっしゃいます。
もし、「やりたいこと」を絶対に妥協したくないのであれば、
ビジネスでなく「趣味」にした方が幸せです。
職人的で「いいものなら売れる」と思っている
自分の商品やサービスが大好きで自信がある方に多いのですが、
「私の〇〇は、本当にいいものなんです。
まだ世の中に見出されていないだけで、
一度試してもらえれば良さが分かってもらえると思います」
とおっしゃる方がよくいらっしゃいます。
- いいものだから、自然に売れるはず。
- マーケティングなんて必要ない。
- 売込むなんて、はしたない。
なんて思っている方も多いようです。
ですが、そういった考えの方で実際に売れている方はほとんどいません。
たとえ「いいもの」でも、売らないと売れないのです。
いい商品やサービスがあるのは当然。
そして、ビジネスに必要なのは
「自分の商品やサービスを売る力」なのです。
あなたに「売る力」がなければ、
どんなにいい商品でも、売れることはありません。
無人島で、誰もいないのに
「この商品は素晴らしいです。一度試してもらえれば分かります」と
言っているのと同じです。
ですので、起業するためには「セールス」と「マーケティング」は必須
ということを覚えておきましょう。
失敗すると落ち込む
起業すると失敗はつきものです。
今、華々しく活躍しているように見える起業家でも、
成功の裏には数々の失敗を重ねています。
ユニクロの柳井氏が「一勝九敗」という本を出していますが
あれほどの大企業でも、成功より失敗の方が多いのです。
起業して成功するためには、
「失敗=うまくいかなかったテスト結果」ととらえることが必要。
学校のテストと違うので「これをやれば正解」というものは一切ありません。
マーケティングやセールスのセオリーはいろいろありますが、
それは単に「今まで多くの人がやってみてうまくいった方法」な
だけであり、
必ずしもあなたのビジネスに当てはまるわけではありません。
つまり、「やってみないと分からない」のです。
なので、当然失敗すると思ってください。
失敗して「自分はダメだ」と落ち込んでしまうようでは難しいです。
「失敗」という言葉に「ダメなもの」という意味付けを
していると落ち込みます。
考えてばかりで行動しない
「いずれ、起業したいな」という方のほとんどは、
実際には起業することはありません。
なぜなら「行動に移さないから」。
「こんなビジネスをやりたいな」と
妄想するだけで終わってしまうのです。
起業するためには、あなたの今までの行動を大幅に変える必要があります。
今までの人生をそのまま続けるだけでは、起業することはできません。
自称「頭脳派」の方は要注意。
考えて完璧に納得しないと行動しないからです。
また、「起業してそれを継続する」ということは
「常に変化し続ける」ということ。
マーケットは常に変わります。
「成功したら、ネットでビジネスを自動化して
自分は南の島でのんびりしよう」なんて思っていたら甘いです。
いったん起業したら最後、常に行動し
行動を変え続ける必要があるのです。
何でも自分でやろうとする
起業したばかりの方で、ブログのトップ画像やホームページを
自分で作っている方がたまにいます。
「まだ売上がないから、人に頼むのではなく
なるべく自分でやりたい」ということだと思います。
あなたがウェブデザイナーであればそれもいいでしょう。
ですが、そうでない場合はプロに頼んだ方がいいです。
いかにも「素人が作りました」というブログやホームページを見た方は
どう思うでしょうか?「この人に仕事を頼みたい」と思うでしょうか?
たぶん、思わないですよね。
また、人に頼んだ方がいいことまで自分でやることで、
そういった作業に時間がかかりすぎ
あなたが、本来やるべきビジネスに時間をさけないことになります。
何でも無料でやろうとする
ビジネスにはお金がかかるもの。
起業するためには、お金をかけるべきところにはしっかりかける必要があります。
先ほどお伝えしたような、ウェブ回りのデザインや、広告費など。
特に、ビジネスを拡大するには、「広告費」をかけることは必須です。
「広告にお金をかけるのは怖いから、無料のブログだけでやっています」
という方がいます。そういった方は、集客に気が遠くなるような時間が
かかることを覚悟してください。
集客は「お金をかける」か「時間と手間をかける」か、
2つに1つなのです。
いつまでも「無料で集客」にこだわっていると、
売上があがるまえに疲れて挫折、ということになるかも知れません。
また、人にお金を払ってビジネス方法を指導してもらうことも必要です。
ネット上に無料のノウハウは多く出回っています。
でも、それらはすべて、それを書いた人や、
その人が指導した人が成功した方法にすぎません。
あなたにも当てはまるとは限らないのです。
ですので、あなたの課題を指摘してくれ
一緒に考えてくれる人にお金を払うことはとても大事なのです。
まとめ
起業が難しい方のタイプを挙げてみましたが、いかがだったでしょうか?
起業するためには、「起業が成功する考え方」を持つことが必要です。
もし、今あなたが「自分は当てはまるから起業が難しい」と
思ってしまったとしても、大丈夫です。
人間は変わることができます。
ただ、くれぐれも、今すぐ会社を辞めてしまうことのないように。
会社を辞めるなら、お勤めのうちに副業で少しずつビジネスしてみて、
うまくいってからにしてくださいね。
さらに危険を避ける起業をするためには、
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最初から
「失敗しやすい起業」「成功しやすい起業」は決まっているのです。
どうせやるなら、成功の確率を上げたいですものね!