仕事でモチベーションが上がらない理由と3つの取り組み

 

仕事をしていると、どうしてもモチベーションが上がらない時はあります。

モチベーションとは感情の波の事ですから、
人である以上、上がり下がりは避けては通れない事です。
ですが、だからと言って何も対処しなくていいという事ではないですよね。

低いままでは仕事の結果に影響が出てしまいますし、
周囲のスタッフにも迷惑が掛かってしまう場合もあります。

そこで今回は
いかにモチベーションを高めていけばよいかをまとめました。

仕事でモチベーションが上がらない時に考えられる3つの理由

将来への不安

モチベーションが上がらない理由として挙げられるのは、
将来に対する不安が大きすぎる場合です。

今の会社に勤め続けても昇進の見込みや給料が上がる見込みがない、
または月間の目標が高すぎて達成できる見込みが考えられない場合には
モチベーションを保つことが難しくなってしまいがちです。

実はモチベーションというのは、
セロトニンという神経伝達物質が大きく影響しています。
このセロトニンというのはストレスを感じると低下しやすく
そして、モチベーションが下がってしまいます。

将来の不安というのは大きなストレスとなりますから
結果的にモチベーションが上がらないのです。

変化の無い日々や環境

次に考えられることは、
変化の乏しい日々に心が飽きてしまっている場合も考えられます。

初めはモチベーション高く保っていたとしても
何も変わらない日々に理想と現実のギャップを感じてしまい
いつしかモチベーションが低下していってしまう
のです。

そうなってしまうと、上記であげた不安とまではいかなくても、
どうせ何も変わらないだろうという諦めから
モチベーションが上がらなくなってしまいます。

このケースはモチベーションを高く持って臨んでいた人ほど
陥りやすいモチベーションの低下
です。

波は大きく寄せれば寄せるほど、その反動が大きくなってしまうものです。

モチベーションを高く持つことは大切ですが、
それを維持するという事も重要な事です。

目標が無い

最後に挙げられるのは、
そもそもモチベーションを維持する理由が無い場合です。

モチベーションは目標があるからこそ高まるものですから
その目標を設定できていない場合は
モチベーションを高めることもできません。

不安があっても目標をもっていれば、少しずつやりがいや自信がついて
モチベーションは上がっていくものです。

ですが、目標を持っていない場合は
何をやっても充実感を得ることができなくなってしまいますから、
モチベーションを上げるのが難しくなってしまいます

モチベーションを上げる取り組み1. 将来の目標を再設定する

「目標」というゴールを用意してモチベーションを上げるきっかけを作る

モチベーションを上げる最大のポイントは
まず目標を掲げることに尽きます。

目標を持ち、それを一つ一つ達成していくことで達成感と自信がつき、
その二つがさらにモチベーションとなって更なるやる気を引き出してくれます。

ですから、目標を持っていない人は先に目標設定を行いましょう。

既に目標を持って取り組んでいたのであれば、
再度その目標を思い返してみましょう。

そして、その目標を達成した自分をもう一度思い出してみます。

もし、その目標と今の自分との差が大きすぎてモチベーションが
上がらないという事であれば、
その目標を下げてみることも重要です。

現実的に辿り着きそうにない目標なのであれば、
それは夢物語になってしまいます。

また、それによって一時的に自信が失われてしまうかもしれませんが、
なかなか達成できない目標を常に追い続けてモチベーションが
上がらない状況が続くよりは、再設定した方が建設的です。

ただし、目標を再設定することで悔しいという想いが湧いてくる
のであれば、少しずつモチベーションが上がっている証拠です。

その際はもう一度目標を達成している自分を思い返して
気持ちを高めていくと良いでしょう。

モチベーションを上げる為の目標の立て方

目標を立てるのにも、いくつかポイントがあります。
まず一つ目は、将来的にやりたい事や手に入れたい事を
たくさん挙げてみる事です。

できるかできないかはいったん別において
自分の素直な気持ちを上げてみましょう。

これを考えている時は、非常にテンションが上がってくると思います。

次に、その中からこれだけは達成したいと思う目標を
一つピックアップしてみます。そして、その目標を達成するために
必要な事を羅列し、いつまでに取り組むかという目標を決めます。

この時に大切な事は、すぐにでもできることを取り入れることと
できればお金がかかることを取り入れてみると良いでしょう。

すぐにでもできることを入れることで目標を達成するという体験を
する事ができますし、お金がかかる事を入れることで
より気持ちを入れることができます。

そして、そのお金は消費でも浪費でもなく
自分への投資だと思って取り入れてみましょう。
手が届く目標を積み重ねることで、無理かなと思っている目標にも
手が届くようになります。

日本が生んだ世界的な野球選手であるイチローも、
「大きな目標にたどり着くためには
手の届く目標を一つ一つクリアしていくことだ」
と語っています。

まずはできることから積み重ねていきましょう。

モチベーションを上げる取り組み2. 自己満足を仕事に取り入れてみる

次にご紹介するモチベーションを上げる取り組みは
自己満足を仕事に取り入れてみる事です。

モチベーションを上げていくためには、自信が必要不可欠です。
自信が無い状況で積極的に取り組もうという気持ちを奮い立たせることは
難しいですよね。

そこで、ささいな事でもいいので自己満足する癖をつけてみましょう。
これは、普段何気なく取り組んでいる業務に対して
自己満足をしてみても問題ありません。

あなた自身が取り組んだことで、間違いなく会社の活動に貢献している事
ですから、自分なんてと思わずに、

自分が取り組んだことは重要なのだという思いを持つようにしましょう。

それを積み重ねていくことで少しずつ自信が身につき、
新たな事にもチャレンジしてみようというモチベーションに
繋がっていくはずです。

モチベーションを上げる取り組み3. 身体を動かしてドーパミンを出す

モチベーションが上がらない理由で
セロトニンという成分が影響しているという事をお話ししました。

モチベーションが上がらない成分があるのであれば、
逆にモチベーションを上げる成分もあります。
それが、ドーパミンです。

ドーパミンは、ワクワクしたり嬉しいという感情を得たりした時に
大量で生成されます。

実は、モチベーションを上げる取り組み1. でご紹介した「目標をたてる」
という行動は、
このドーパミンを出す事にもつながっているのです。

また、それ以外に運動することでもドーパミンは生成されます。

ですから、目標を立てる意欲もわかない時には
運動をする事を心がけましょう。激しい運動をする必要はありません。
公園を散歩したり、ストレッチをしたりするだけでも構いません。

まずは、肩を回したり腰を回したりするだけでもいいでしょう。

とにかく身体を動かす事で脳に刺激を与えること
しずつモチベーションは高まっていきます。

まとめ:仕事でモチベーションが上がらない時に取り組むこと

モチベーションが上がらない時に心がけることは
目標を再設定してまず行動してみることです。

それによって、少しずつ脳内のドーパミンが生成され、やるぞ!という
気持ちが高ぶってくることでしょう。

モチベーションは仕事やプライベートでもパフォーマンスに直結する事です。
ですから、自分がどのような時にモチベ―ションが下がるのかを把握し、
あらかじめ対策をとれるようになると、更に仕事もプライベートも充実していくことでしょう。

「なんとなく集中できない」
「体の疲れはないのに、何となく疲れている・・・」
などの理由で

今一つ仕事の能率が上がらないことはないでしょうか。
マインドフルネスで解決できるかもしれません。