だるい…仕事でモチベーションが上がらない3つの原因と9つの対策
- 仕事にやる気が出ない
- モチベーションが上がらない
ということは誰にでもあるもの。
私にもありますし、これまで実際に多くの方からのご相談を
受けてきました。やる気が出ない、でも会社に行かないといけない…
というのはツライですよね。
ただ、
モチベーションが上がらない理由を理解し、
適切な対策を取ることで、やる気のある状態を長く保つことは可能です。
ということで、仕事でモチベーションが上がらない原因と対策を
考えてみました。
「ああ、やる気が出ないなあ」というときに、ぜひ読んでみてください。
目次
仕事でモチベーションが上がらない原因は?
何のために仕事しているのか分からなくなる
私の周りでも、
- どんな仕事をしたいのか、あまり分からない状態で入社してしまい、
数年たつと「こんな仕事やりたかったんだっけ?」と思えてくる - 好きなことを仕事にしたつもりだったのに、就職してみたら
理想と現実とのギャップにがっかり - 周りが起業や転職をしているのを見て、
ふと「今の仕事、ずっと続けていいんだろうか?」と疑問が出てくる
ということは、実際によく聞きます。
人は目標を見失ったときにやる気をなくします。
毎日同じことの繰り返し、この仕事をやってどうなるのか見えない、
そんな状況にいると、やる気がだんだんなくなってきます。
苦手な人がいる
自分よりお給料が高いのに仕事ができない同僚、
すぐに怒鳴りつける上司、いつも不機嫌なお局様…
転職する方の退職理由で一番多いのは「人間関係」だと言われます。
「あの人に会うのか…」と思うだけで、
やる気がなくなることはありますよね。
それが直属の上司や隣の席の人だったりすると、
やる気を出せという方が難しい、そんな状況の方もいらっしゃるようです。
お給料や労働時間などの条件がよくない
朝から深夜まで働いていて、週末は家でぐったり
どこにも行く気が起きない。
お給料が安くて、好きな買い物もできない。
というお話はよく聞きます。
こういった条件面は、「衛生要因」と言って、
よいからと言ってやる気が上がるわけではないですが、
悪いとやる気が下がってしまう要因と言われています。
モチベーションが上がらないときの対策
仕事を通してどうなりたいのか考える
マラソンは、ゴールがあるから頑張って走れるわけですよね?
同じように、
何のために仕事しているのか分からなくなってしまった方は、
ぜひ仕事のゴールを設定してみてください。
このお仕事を通して、どんな自分になりたいですか?
誰にどんな風に役に立ちたいですか?
もしかすると、入社したときは目標があったけど、
数年たって忘れてしまった…という方も、
いらっしゃるかも知れませんね。
あなたの「お仕事を通しての目標」を、改めて考えてみましょう。
小さな目標を立ててみる
「お仕事を通しての目標」なんて
そんな大それたこと考えられない…
というあなたは、小さな目標から立ててみましょう。
- 毎日、職場で〇人に話しかける
- ミスを〇パーセントまで落とす
- 締切の〇日前までに終わらせる
- 週に1回は、他の部署の人をランチに誘う
など、比較的簡単にできることからで構いません。
できれば、その目標を誰かに宣言すること。
「言ったからにはやらないと!」と、自然にやる気が出てきます(笑)
そして、目標の進捗状況を記録しておきましょう。
自分で「今日は達成できた」と思えることで、
もっと取り組みたくなりますよ。
「こうなりたい!」と思える人を見つける
誰か目標となる人を決めるのもいいですね。
身近に「こうなりたい!」と思える人を見つけ、
その方の考え方、行動などを真似してみましょう。
もちろん、あなたよりビジネスで成功している方がいいですね。
その方と同じことができるようになるには、
どんな風に考えて行動する必要があるでしょうか?
そのように考えてみると、「変わらなきゃ」という思いが出てきて
自然とやる気が出てくるかも知れません。
ライバルを設定する
同僚や、自分より少し先を行っている人を
「仮想ライバル」と設定してみましょう。
オリンピックに出るような一流のアスリートは
必ずライバルの分析をしていますよね?
「あの人よりもっといい結果を出すぞ」というつもりで、
どうやったらライバルに勝てるのか考えてみましょう。
適度に競争心を刺激することで、毎日の仕事がゲームのように感じられ、
「もっとやりたい!」と思えるようになるかも知れません。
苦手な人への見方を変えてみる
苦手な人のことで頭がいっぱいになってしまうと、
仕事へのやる気どころではなくなってしまいますね。
気にならないに越したことはないでしょう。
試しにやってみていただきたいのが、
「なぜ、自分はその人のことを苦手だと思うのか?」
を考えてみること。
たとえば、あなたが「自分は仕事が遅くてイヤだ」と思っていたとします。
もし相手の方が同じように仕事が遅かった場合、
あなたは自分の「イヤだと思っている部分」を相手の中に見つけてしまう
ので、相手の方に対してもイヤだと思っているのかも知れません。
そうすると、あなたがイヤだと思っているのは、相手そのものではなく、
自分にダメ出しをしていたから、ということになりますよね。
そういう風に見てみると、人間関係も変わってくるかも知れません。
ただ、人間関係が悪くなるのにはいろいろな要因がありますので
これが対処法のすべてではありません。
また、あなたがどんなにベストを尽くしても
改善が難しい場合もあるでしょう。
実際に、友人が勤めていた会社では、社長さんがかなりのワンマンで
理不尽な理由で社員を頭ごなしに怒鳴りつけていたそうです。
多くの社員がすぐに辞めてしまう状況。
その友人は、社長となるべく距離を置くようにしたりと努力をしましたが、
「これ以上頑張るのは無理」と判断して退職したそうです。
仕事の分担を見直してみる
真面目な方の中は、何でも自分で引き受けてしまい
本来、自分がやるべき仕事以外のことも抱えている方も
いらっしゃいます。
- あなたがやっているお仕事は
自分でないといけないお仕事でしょうか? - 誰か、他に頼める人はいるでしょうか?
- お仕事を振られたとき、お断りすることも可能でしょうか?
職場全体を見て、あなたの抱えているお仕事が適切か
考えてみるといいかも知れません。
休憩を取る
モチベーションが上がらないのは、もしかすると
休憩を取らずに、ずっと根を詰めているからかも知れません。
人が集中力を保てる時間の限度は、45分間とか50分間とか言われますよね。
疲れ切ってしまう前に、15分間程度の休憩を取りましょう。
お昼寝するのもよいですが、
うっかり何時間も爆睡してしまわないよう
目覚ましをセットするといいですね。
上手に疲れを回復しましょう。
適度に遊ぶ
真面目な方ほど、深夜まで残業したり
終業後もお仕事のことを考えたりして心が休まらない方が多いようです。
使命感を持って一生懸命取り組んでいても、まったく息抜きがなければ
心身ともに疲れてしまいます。週に1回は定時で帰る日を作るなどして
「自分のための時間」を作りましょう。
行きたいところに行くでもよし、
お友達と美味しいものを食べるでもよし、
好きなことをして過ごしましょう。
そして、リフレッシュしてまたお仕事に取り組んでみてください。
自分がやってきたことを評価する
やる気が出ないのは、もしかすると、これまでやってきたことに
自信がないためかも知れません。
「自分は仕事ができない」と自分にダメ出ししていたら、
やる気どころか、仕事がツラくなってしまいますよね。
あなたがこれまで取り組んできたこと、
そこで出した成果を振り返ってみましょう。
「成果らしいものなんてない」と思う方も
いらっしゃるかも知れませんが本当にそうでしょうか?
ものすごく大きくて派手な成果を出さないと、
成果として認められないと思っていませんか?
大きな成果は小さな成果の積み重ね。
小さな成果であっても、堂々と認めましょう。
あなたが思っていた以上に、
あなたが貢献してきたことは大きいのではないでしょうか?
まとめ
仕事でモチベーションが上がらないときの対処法を
お話してきましたが、いかがだったでしょうか?
もちろん人間ですから、
いろいろ試してもやる気が出ない場合もあるでしょう。
(私は、天気が悪いだけでやる気がなくなったりします 笑)
ですので、モチベーションが上がらないからと言って
自分を責めないことです。
やる気がないときは、
そういうときでもできる作業を少しずつやるなど、
自分の気持ちとうまく付き合うことも必要ですね。
- 今の仕事を一生続けるイメージがない。
- でも、他に何がしたいのかわからない。
- やりたいことを見つけて仕事している人を見ると
うらやましいと思う。
そんなお悩みはありませんか?
実は、「やりたいこと」を見つけるにはコツがあるのです。