40代・脱サラ起業で成功するには?メリット&デメリットと失敗しないための準備まとめ
脱サラ、起業、独立。
これは、サラリーマンなら一度は考えたことのあるテーマではないでしょうか?
- 自分の力を試したい
- メディアに出ている起業家のように億の年収を上げたい
- サラリーマンに向いていない
- 自分なりにマイペースで働きたい
など、理由は人それぞれでしょう。
それでもなかなか踏み切れないのが起業。
安定しているサラリーマンと違い失敗すると収入が入らなくなるデメリットがあるからです。
とはいえ、今や45歳定年制度が話題になったように、サラリーマンも決して安定はしていません。
将来、何があってもよいように40代で脱サラ起業して成功できる準備をしておくことは人生のリスクヘッジでもあります。
また、40代ならこれまで培った経験・スキルがあります。身体も心も働き盛りです。
本記事は、40代で脱サラ・起業で成功するための準備について紹介します。
目次
45歳で起業を目指して事前準備しよう
学生や若い人の起業は思い立ったらすぐ、というノリで進めてもあまり問題はありません。
失敗しても「若い」という見込みで再スタートしやすいでしょう。
しかし、40代になると失敗が許されない年代です。そして、45歳といえば「45歳定年制度」が話題になったように多様な働き方の選択や、もう一度残りの人生・キャリアをどう築いていくのか一つのターニングポイントになる年齢が45歳といえるでしょう。
45歳を目指して起業するなら、着実な準備のもとに進めていく必要があります。
事業計画書
最初にするべきは事業計画の作成です。
40代であれば会社でさまざまな企画書や報告書を作成してきたので、テンプレートがあれば比較的簡単に作成できるでしょう。
フレームワークやテンプレートの長所は自分の頭だけで考えるときと違い、多角的に物事を考えられる点です。
起業をイメージで捉える段階から、次のステップの具体的な計画段階にシフトすることができます。
事業計画書において重要なのは5項目、事業計画書フォーマットを活用すれば簡単に作成できます。
以下の7項目くらいまで書ければ、かなり自分の事業にリアリティを持てるようになるでしょう。
- 事業概要
- 市場分析とターゲット
- 商品やサービス
- 営業戦略
- 売上計画
- 資金計画
- ビジョンや理念・信念
以上の項目をしっかり用意・準備することで起業に向けて次項で説明する「資金調達」で有益になります。
将来性や見込みのある事業計画書は資金調達で借金する際の必須アイテムです。
しっかりビジョンを具体的に描き、用意しましょう。
資金調達
次に資金調達の計画を立てます。
すでに顧客を持っていたり営業力に自信がある人の中にときどき資金調達しなくても何とかなるだろうと思っている方がいます。
しかし、必ず資金計画は立てましょう。
あたり前のように毎月給与が入ってくる会社員とは異なり、起業後は売上があがってから入金されるまで結構な期間があります。
起業で失敗する人の多くは、事業内容の問題や本人の能力ではなく「運転資金が持たないから」なのです。
たとえ自宅を事務所にしても、起業すれば営業、広告に多少投資する必要はありますし、前年の年収に税金がかかるので、おどろくほど速くお金は減っていきます。
お金の余裕がないと気持ちの余裕もなくなりよくありません。
幸い、今の日本では資金を調達する方法がかなり増えています。
起業家を成功させるエコシステムがほぼできあがっているので活用しない手はありません。
- 助成金
- ベンチャーキャピタル
- クラウドファインディング
- エンジェル投資家
- 銀行ローン
- 家族、友人の出資
- 銀行、信用金庫からの借入
セールス・マーケティングの知識
次に、セールス・マーケティングの知識をつけていきましょう。
営業・マーケティングを経験したことがないと、営業してすぐ売上がたつと思いがちですが必ず一定の期間はかかります。
消費者の購買心理などを学ぶことが大切です。
また、今はご存知のようにネット社会ですのでオンラインのセールス・マーケティングの知見を学ぶことが売上げを伸ばすために必須でしょう。
まずは、SNSで営業系、マーケティング系の方のフォローをしたり、あまりコストのかからないオンラインサロンに入会して情報収集してもよいでしょう。
初期は「情報収集」に徹して、小さくトライしていくことがポイントです。
本やセミナーで学んでもよし、メルカリで何か売ってみてもよしです。
集客方法
有名な経営学者ピーター・ドラッカー氏の「企業の目的は顧客の創造」という言葉のとおり、ビジネスはお客様を増やすこと=「集客」が一番大事です。
集客には広告などのようにお金をかけて短期で集客する手法、お金はあまりかけず自分で時間をかけてお客様を作っていく手法と色々あります。
一般的なスタートアップの40代なら時間はかかってもお金のあまりかからないHPやブログ、メルマガなど集客することがおすすめです。
どのような集客方法が自分に合うかも考えていきましょう。
- メールマガジン
- ブログ
- SNS
- YouTube
- オンラインサロン(主催者になるor入会してコミュニティを活用)
- 紹介(リファラル)
- 一般的な広告宣伝
アウトソーシングの用意
脱サラ、起業をすると会社員とは違いすべての業務を自分でこなさなければなりません。
しかし、すべてを得意な人はそういません。
ある程度アウトソーシングしないと優先順位の低いタスクに追われてしまいます。
近年の研究で「集中力は資源であり、使いすぎると枯渇する」ことがわかっています。
つまり、本業に集中するためには自分でなくてもよい仕事は極力アウトソーシングしたほうが効率よいということです。
後半で紹介しますが、近年はクラウドソーシングという便利な仕組みがあります。
自分より短時間で自分より安い時給で自分より各段にクオリティの高い仕事ができるアウトソーシングを活用しましょう。
40代脱サラ起業するなら、まずは副業やブログ運営から始めてみる
40代で脱サラ起業するなら、いきなり大きな初期投資をするよりも、まずは副業やブログ運営からはじめてみましょう。
新規事業の成功率は企業でも10%と言われます。
最初は失敗して当然というメンタルで小さくトライすることがポイント。
試行錯誤を繰り返しながら経験をつめばよいのです。
副業、ブログ運営であれば初期投資もさほどかかりませんし、小さくとも自分でビジネスを始めてみることは何よりも勉強になります。
いざ40代で起業!失敗しないか不安・・成功しやすい人とは?
ここでは、40代だからこそ起業に成功しやすい人の特徴をまとめます。
- 具体的な計画性がある
- 培った行動力
- 学習意欲
- 自己管理能力に長けている(時間、健康、リスク管理など)
- 揺るがない志や信念がある
具体的な計画性がある
40代で脱サラ・起業に成功する人は具体的な計画性があります。
スタートアップから3年以内にいくら売り上げるか目標設定し、そのためには、どのような手段があり、何を優先して動くべきか、具体的に計画を逆算し、短期・中期・長期スケジュールで何をすべきか日々のスケジュールに落とし込み動くことができます。
具体的な計画性がある人は、自分の決めた方向性から大きくぶれずに状況を見て、判断・軌道修正しながら事業を進めることができます。
培った行動力
40代で退職し起業して、実際にやってみなければわからないこともたくさんあります。
もちろん、何でもかんでも、やってみればいいわけでもありませんが「できるだけ、リスク・デメリットが少ない方法」ですぐ行動に移せる人は一歩も二歩も先んじることができます。
前例の少ないことってチャレンジしづらく、勇気がいりますよね?
そのような新しい市場では、少し先にチャレンジした人が有利になります。
皆がやり始めるとライバルが多すぎてレッドオーシャンになり、いつのまにか消えてしまいます。
40代だと、これまでのキャリアを振り返り、たくさんの失敗もあると思いますが小さくてもうまくいった成功経験もあるはずです。
今まで培ったキャリアやスキル、人脈全てをフル活用して、動ける人は成功しやすいでしょう。
学習意欲が高い
40代で退職・起業して成功する人は学習意欲が高く、何事にも意欲的です。
これまで積まれた仕事もキャリアも日々、経験からの学びの積み重ねではないでしょうか?
今の時代はビジネス環境が変わるスピードが昔の比ではありません。
正直、若いころに身につけたスキルや過去の栄光だけで逃げ切れる時代ではないでしょう。
しかし、逆に考えれば、誰でも同じスタートラインだということです。
新しい情報やコミュニケーション手法、国内外の事業トレンドを常に学ぶ意欲の高い人は、ビジネスチャンスに敏感なので成功確率が高くなります。
年齢関係なく、時代に合ったアップデートできた者だけが生き残れるでしょう。
自己管理能力に長けている(時間、健康、リスク管理など)
40代で退職・脱サラして成功する人は、オン・オフのメリハリをつけて働きます。
食事、睡眠、適度な運動、ストレスマネージメントなどに気を配るなど基本的な自己管理能力が高いところも特徴です。「休憩も仕事の一部」だと理解しているので上手に休むためいつも心身健康です。
起業をすると朝はゆっくり、午後から集中して働く、あるいは1日16時間働くなど、自分で仕事の時間や裁量を決めることになります。
休憩時間も決まっていないので自由です。働かなくても誰にも注意されたり、叱られたりしません。
人によってはついサボってしまったり、無理に働きすぎたりします。
40代で起業し成功を目指すなら自己管理能力がないと致命的といえるでしょう。
揺るがない志や信念・情熱がある
40代で脱サラし起業で成功する人の多くは強い意志・信念や情熱があります。
社会貢献したい、事業を必ず成功させたいという信念や情熱です。
強い信念や情熱のある人は、ぶれません。どんなに苦しい状況や逆境にも耐え続けることができ成功確率も高くなるでしょう。
40代脱サラ起業のよくある失敗原因5つ
ここでは、40代の脱サラ・起業でよくある失敗の原因を5つ紹介します。
- 目的があいまい
- 「儲かる」だけで飛びつき長く続かない
- 未経験分野のチャレンジ
- 初期投資のかけすぎ(在庫を抱えた)
- ビジネスを理解していない
目的があいまい
40代で脱サラ・起業をして失敗する人はそもそも起業の目的があいまいで具体的に「何をいつまでに、どのようにするのか」と具体的にスケジュールに落とし込めていません。
何事も目標・目的がはっきりしていないと時間だけが過ぎていきます。
また、継続するモチベーションが湧きあがらないものです。
結果、日々の仕事に集中できず、事業の方向性もふらふらしてしまい、中途半端な結果になりがちです。
「儲かる」だけで飛びつき長く続かない
簡単に儲かる仕事など世の中にはそうありません。
しかし、見渡せば「誰でも簡単にできる・儲かる」といったキャッチフレーズは多いものです。
ただの釣り文句であり、むしろ「良いカモ」にされるリスクが大きいです。
たとえ一時的に儲かったとしても、そのような市場には一挙に参入するライバルが増えるので長期的な儲けに結びつけることは難しいのです。
「楽に儲かる」だけを理由で始めていると、事業を創意工夫しようとする気持ちが起こらず長くは続きません。
未経験分野のチャレンジ
「ファッションブランドを作ってみたい」「本を作ってみたい」「新しい技術を活かした製品を作りたい」など誰でも憧れていたビジネスがあると思います。
もちろん、夢や憧れは大事ですが、起業の失敗に「未経験だけど昔からしたいと思っていたビジネスにチャレンジした」は、実はあるあるです。
しかし、ビジネスは厳しい世界。
いきなり新市場にチャレンジしても大抵通用しません。
会社を退職して開業・起業する40代にとって非常にリスキーなことでしょう。
憧れのビジネスをするなということではありません。
起業当初は足場を固めなければ生きていくことすら大変なので、まずは、経験のある領域を軸にしましょう。
初期投資のかけすぎ(在庫を抱えた)
一般人が起業する場合、しかも、会社を退職し40代で開業・起業する場合、初期投資のかけすぎで在庫を抱えるビジネスは非常にリスキーです。
前述のように新規事業の成功確率は10%と言われます。
それなりのリスクがあります。
在庫を抱えた場合、結局その在庫を格安でどこかに売るか廃棄するしかありません。
そして、廃棄にも結構なコストがかかります。
マーケティングの世界で「プロダクトマーケットフィット」という言葉がありますが、ビジネスは「良い物を作る」だけでは通用しません。
市場とタイミングよくマッチしないと良い物でも売れず在庫を抱えることはよくあるので起業初心者は「在庫を抱えるビジネスは禁物」と思うくらいでちょうどよいでしょう。
ビジネスを理解していない
40代で会社を退職し、今度は自身の会社の「代表・社長」となるもビジネスの基本を理解していない人は多いでしょう。なぜなら「経営者」としての視点や経験がサラリーマン時代、ほとんどないまま仕事をされてきた方が多いからです。
ビジネスとは「何かを提供して、その価値の対価をもらう」のが基本であり「顧客」ありきです。
そして、全て「数字」がモノを言い、人・モノ・お金をマネージメントしていきます。
ところが会社員の収入は、給与として毎月必ず「もらえる」ため、「当たり前」のようになってしまいます。
顧客との信頼関係を優先しすぎて無償や無料ばかりを謳い、ボランティアのように貢献し続け、収入がまったく上がらず経営難という人も少なくありません。
「自分がどのように価値をお客様に提供しどのくらい報酬を受け取る」のか、ハートは熱く頭はクールに考える必要があります。
40代脱サラで起業するメリット・デメリット
ここでは、40代で脱サラ・起業するメリット・デメリットを解説します。
まず、メリットを紹介します。
- メリット1: 時間も場所も自由に働ける
- メリット2 : 頑張り次第で稼ぐ金額が変わる
- メリット3: 自分で全て決められる
メリット1: 時間も場所も自由に働ける
40代で会社を退職し、開業・起業すれば働く時間も場所も自由です。
在宅ワークをすれば通勤時間もなくなり、ムダな時間が消えます。
カフェで仕事をしたり、コワーキングスペースで同じフリーランスや起業家と空間を共にして刺激を受けることもできます。
子どもの学校の行事、社会の行事にも参加しやすくなります。
自分の気持ち次第でワークライフバランスがよくなります。
メリット2 : 頑張り次第で稼ぐ金額が変わる
サラリーマンの年収は1000万円で高いと言われます。
高年収で知られる金融業界で2000~3000万円。
ところが起業すると1億円の年収を得る人は少なくありません。
大きな企業だけではなく、地方の中小企業の経営者であってもしっかり稼ぐ人は稼いでいます。
リスクはありますが、会社を退職・開業し、今までのキャリアや人脈をフル活用して成功すればケタ違いの収入を得ることができるのが40代脱サラ・起業のメリットです。
メリット3: 自分で全て決められる
40代で会社を退職し、開業・起業すると、すべて自分で決められます。
サラリーマンの場合、上司に逆らえず、こんな仕事はしたくないと思ってもNoとなかなか言えませんが起業すればすべて自分の価値観、自分にとってのメリットで決められるのです。
今月は経費にいくら使うのか、人を雇うかどうか、海外進出を目指すのかどうか、小さくビジネスをする程度か。
その時の自分次第で好きなよやり方を打ち出せるのが起業のメリットです。
次にデメリットを3つ解説します。
- デメリット1: 軌道に乗るのに時間がかかる
- デメリット2: 借金を抱えるリスクがある
- デメリット3: 全ての責任は自分でとる
デメリット1: 軌道に乗るのに時間がかかる
ビジネスは軌道に乗るまでに時間がかかります。
40代だと、いろいろな仕事を経験しているのでイメージできると思いますが人と人が信頼関係を築いてから仕事につながるまでは軽く3~6ヶ月はかかります。
1~2年以上もっとかかる案件もあるでしょう。
ブログやSNSであっても読者が増えても、売れるわけではありません。
そこから信頼されて何かの仕事に結びつき、契約にたどりつくまでまでは時間がかかるでしょう。
デメリット2: 借金を抱えるリスクがある
「借金はしない」「資金がつきたらやめればいい」と、起業当初は軽く考えるかもしれません。
しかし、その気はなくても結果的に借金してしまうことはよくあります。
なぜなら、商売していても何らかのトラブル(取引先の未払い、予想以上の予算の発生等)に巻き込まれたときには、すでにそのビジネスを途中で止められないケースが多いからです。
ビジネスは信用が大事なので、経営者は多くの場合下請け業者への支払いをしなければならない、給与を払わなければならないという理由で借金しがちです。
返済の目途が立つ額なら良いのですが、借金を抱え過ぎてしまうリスクがあることも注意しましょう。
デメリット3: 全ての責任は自分でとる
40代で脱サラ・起業すると全ての責任は自分でとらなければなりません。
「責任をとる」の意味合いも変化します。
会社の仕事で赤字を抱えても、その金額を会社員が請求されることはありません。
何千万円の赤字を出して左遷されたが、そこから復活して会社で認められた、と武勇伝のように語られることすらあります。
しかし、起業・脱サラすると、その何千万円の支払いは自分でしなければなりません。
小規模事業者なら100万円の赤字だって打撃です。
40代脱サラ・起業すると「責任の重さ」が会社員とはまったく変わることに注意しましょう。
年齢的にも世帯持ちだと、子供の教育資金や住宅ローン、パートナーとの関係性、親の介護、自分の老後資金など人生のターニングポイントにさしかかりますので、色々なことを考慮し、慎重な判断や決断が求められます。
脱サラ40代の起業成功例のご紹介
40代で脱サラして成功したいなら、徹底してリスクをさけて短期間で利益が上がるビジネスを選ぶ必要があります。
起業家のホリエモンは「儲かるビジネスの鉄則」に以下4つをあげています。
- 利益率の高い商売
- 在庫を持たない商売
- 定期的に一定額の収入が入ってくる商売
- 資本ゼロあるいは小資本で始められる商売
以下にホリエモンのいう4条件を満たすビジネスの成功例を紹介します。
- ブログサイト運営(アフィリエイト)
- You tube動画配信
- クラウドワークス(業務委託契約)
- スキルマーケット
- カウンセラー・プロコーチ
- マッチングビジネス
- コンサルティング
- コンテンツ商品の販売
- フランチャイズビジネス
- 会社を買って経営者になる
ブログサイト運営(アフィリエイト)
文章を書くのが好きな人ならブログサイト運営がおすすめです。
初期投資が低くほぼ自分の労力だけでスタートできます。
ビジネス目的のブログは最低100記事必要と言われるので毎日1記事書いても3~4ヶ月かかる計算になりますが、良質の記事を書き続けるとGoogleの検索上位に上がるようになります。
自分のサービスを販売することも、アフィリエイトで収入を得ることもできます。
You tube動画配信
YouTubeなどで動画を配信で収入を得る方法があります。
1再生あたり相場は0.1円~1円。
ファンをたくさん集めることができれば「投げ銭」といって直接の収入を得ることもできます。
登録者数が増えれば、動画内で他社サービスを紹介したり、タイアップ企画で儲けたりすることもできるようになります。
クラウドワークス(業務委託契約)
「クラウドワークス」「ランサーズ」などのクラウドソーシングを活用するのも有効です。
会員登録は無料。
自分のプロフィールを充実させてスカウトを待つこともできますし、自分から案件に応募することもできます。
手数料は2割程度ひかれますが、自分で一から営業しないで済むメリットは大きいものがあります。
逆に自分が何かを依頼したいときに委託先を探すこともできます。
スキルマーケット
スキルマーケットとは、「ココナラ」に代表されるように自分のスキル、知識に価格をつけて売り出すことです。
クラウドワークスやランサーズの場合は、価格の決定権は発注者にありますが、スキルマーケットでは仕事をしたい側の自分が自分のサービスの価格を決めて売り出せるので、ダンピングされるリスクがありません。
カウンセラー・プロコーチ
カウンセラー・プロコーチも自分一人で起業できます。
また、どちらかといえば単発ではなく継続するビジネスです。
交通費や業務に必要な書籍などの経費は発生しますが、大きな経費は発生せずほぼほぼ粗利になります。在庫も抱えません。
マッチングビジネス
マッチングビジネスとはいわば仲介ビジネスです。
わかりやすいのは転職サイト。
仕事を探している人と企業をマッチングさせています。
他にも、講師をしたい人と生徒、ベビーシッターを探す人と依頼したい人、商品を売りたい人と業者を探している企業など、いろいろなマッチングビジネスがあります。
ライバルがあまりいない業界のマッチングビジネスを考えてみましょう。
コンサルティング
コンサルティングは、自分の知識・分析能力が資本なので初期投資があまりかかりません。
マーケティングコンサルタント、人事コンサルタント、経営コンサルタントなどはコンサルティングしてすぐ結果が出るものでもないので、半年あるいは1年間位の契約期間を結びやすいところも特徴です。
月々のコンサルタント料をもらうと安定したビジネスモデルになります。
コンテンツ商品の販売
最近はコンテンツを販売できるプラットフォームが増えています。
多少の手数料はかかりますが、集客面をおまかせできるので、自分が持っている情報・ノウハウをコンテンツとして販売するビジネスもおすすめです。
コンテンツには文字情報(PDF、記事)、音声、写真、動画、電子書籍などさまざまな種類があります。
フランチャイズビジネス
比較的、初期投資金額の低いフランチャイズに加盟する方法も手堅い起業のスタイルです。
フランチャイズの看板を活用できるメリット、仕組み化されたビジネスを学べるメリットがあります。
一般にフランチャイズビジネスの利益率は高くないのですが、安定した利益は上げやすいビジネスモデルです。
会社を買って経営者になる
最近は会社の売買ができるマッチングサイトがあります。
例えば、経営者が高齢で続けられなくなった会社を買って、その会社の資産(顧客、ノウハウ、スタッフ)を活用してビジネスをスタートするとゼロから組織を作ったり、新規ビジネスを立ち上げたりする必要はありません。
もっとも売りに出される会社に100点満点の企業はないので、自分が事業を健全にしていくという姿勢が必要です。
ここで、40代ならではの仕事の経験、積み重ねたビジネススキル、マネジメント力が役に立つことも多いでしょう。
まとめ: 40代脱サラ・起業するなら入念な準備と自分に合った職業を選び成功を目指そう!
40代になっていればある程度、自分の強みや得意、勝負できる領域があるはずです。
また、ビジネスマナー、一般常識が身についているでしょう。
まだまだ精神面も肉体面も若くハードワークにも耐えられる40代は、実は起業に適した年代です。
しかし、失敗したときの就職は厳しくなるため、向こう見ずに冒険できる年代ではありません。
入念な準備、冷徹な自己分析、さまざまなシミュレーションをして、リスクを徹底して排除しチャレンジしましょう。
「初期投資がかからず、在庫が不要、定期的な収入があり、利益率が高い」4原則を忘れずに、小さく始めて大きな成功を手にしてください。
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