会社を辞めずに副収入を得るのに大事な心構えとおすすめ方法

 

「起業するのは少し不安。」
「会社の給料だけではとてもじゃないけど足りない。」
「平日は遅くまで働いて、土日にストレス解消する生活は何か物足りない。」

そんなあなたにおすすめしたいのが
会社の給料以外に副収入を得ることです。

会社を退職してイチかバチかで事業をはじめるという話ではなく、
あくまで「副」収入として考えます。
どのくらいの規模の会社に勤めているから安心とか、
会社が倒産しそうで心配とかそういう話ではなく、
収入を1箇所に頼っていることが問題なのです。

副収入は大きく目指しすぎない

副業で副収入を得るという話をすると、
「会社に勤めながらだと大きな収入にならないのでは?」
ということを言われます。

確かに、会社員としてフルタイムで働いた後の時間や、
土日など空いている時間でできることには限りが
あります。

専業で全部の時間をつぎ込むことができれば
大きく稼ぐことはできるかもしれませんが、生活費を全額まかなうために
事業をするというのは相当なプレッシャーです。

どんなに好きなことを事業にしたとしても、
生活がかかってくると肩に力が入り過ぎて、

儲けを多くしようとするあまり、魅力がなくなってしまう可能性があります。

会社を辞めてしまったときにかかる経費を想定しておく

今は毎朝満員電車に揺られて、好きではない仕事をしていて
「早くサラリーマンを辞めたい」と思う毎日かもしれませんが、
毎月必ず給料が入ってくるというのはやはり強いです。

起業すると、収入より経費ばかり出ていくような感覚になってしまいます。
サラリーマンの給料は税金・社会保険料等が引かれた後の
手取金額なのでどうしても少なく感じてしまいますが、
会社を辞めて税金の納付書を見て、国民年金の手続をすると
会社員時代に意識していなかったコストの高さを思い知らされます。

個人事業主・フリーランスの信用が無さ過ぎる現実を知る

日本ではまだまだ、会社員・公務員の信用が高くて
ベンチャーや個人事業主の信用度が低すぎる状態
です。

収入を勤めている会社だけに頼っている、サラリーマンこそ
安全ではない働き方だと思いますが、
日本の社会ではまだまだ、大企業・公務員こそが
最も信用の高い職業であるという判断がなされています。

個人事業主だと、クレジットカード1枚作るのも苦労することがあります。
ローンを使って分割で支払いをして物を購入することも
会社員時代と比べたら自由にはならないこともあります。

会社員の身分を持ったまま、副収入を得るという道を選ぶと
爆発的な売り上げをすぐに上げることは難しいですが、
安定した精神状態で事業をすることができます。

雇われて副収入を得ようとするのはおすすめしません

副収入を得るといっても
今の会社以外に雇用されることはおすすめしません。

借金を背負ったりして、会社以外で働く必要にせまられて
夜間に警備員や居酒屋でアルバイトをするというのも
よく聞きますがおすすめできない方法です。

実際に雇われて働いてしまうと、社会保険や労働保険の手続きの兼ね合いで、
今勤めている会社に雇われていることが分りやすくなります。

そして一番怖いのは労災が発生した場合に、本業か副業か
どちらの会社に責任があるのかということが調べられたりして
役所が介入してくるケースも出てきますので
本業まで失ってしまうことにもなりかねないです。

そもそも時間の切り売りが嫌で、自由な働き方を求めていたのに、
会社以外の時間をさらに拘束されてしまったら何にもなりません。

副収入を得るために外せない心構え

では、副収入を得るのにおすすめの方法・心構えをお伝えします。

好きなこと、趣味の延長線上にある内容で
副収入を得ることをおすすめします。

好きなこと、趣味であれば、すでに自分が「できていること」を
事業にするので、改めてお金と時間を費やす必要もなくなります。

副業をしようと思い立って、情報を収集しようとして教材を買うとか
学校に通うなどして「勉強」を始めてしまう人が多いです。

今までの学校教育で勉強することが成功の近道だと教えられてきたことが
習慣として抜けずに残っていて、
事業をいつまでたっても始めずに勉強をしてしまいます。

事業は勉強ではなく、お客さんを探してはじめて成り立つものです。

趣味や好きなことなら、よほど偏った趣味ではない限り
興味を持つ人が世の中には必ずいます。
興味を持っている人に商品を提供してはじめてお金が発生します。

勉強に走るのではなく
「どうすれば」お客さんに商品を提供できるのかを最初に考えてください。

すでに手元にある「物」を販売してみる

例えば、趣味がアンティークや雑貨を購入することだとして、
商品を自分で仕入れて、それを販売したいという場合も注意が必要です。

自分が良いと思った商品が、
果たして世の中にニーズがあるかどうか実際には分らないです。

もし売れないと在庫を抱えることになってしまいます。

仕入が発生するということは、最初にお金が出ていくということですので
副収入を得るどころか、
商品が売れないとそのまま借金になってしまいます。

まずは、手元にある商品・不要なものを販売してみることをおすすめします。

たとえ売れなくても家の中にあるものが、
そのまま残るというだけですので経費がかかることもありません。

仕入れがあると、赤字は出せないため、仕入れ価格より値段を下げて
販売することはできませんが、
手元にあるものだといくらでも値段を下げることができます。

実際に販売すると
どういう物が売れて、どういう種類のものが売れないのかが
分るようになります。

情報・経験等形の無いものを販売する

物を販売すると形があるものなので、数が増えてくると、
部屋が狭くなって生活スペースが脅かされることになり、
無事に売れてもお客様へ発送する手間が発生します。

会社に朝から晩まで勤めていて終わってから、さらに夜中に
発送作業があると思うと夜勤をしているようで
気持ちが滅入るかもしれません。

副収入は現物を販売しなくても得ることができます。

例えば、あなたの知識や経験したことをPDFにまとめたり、
音声を録音したり、動画に撮影すれば商品として販売することができます。

情報を商品として販売する最大のメリットは、
コストがかからないことです。

納品はメールでも行えるので、梱包するような作業は発生しません。

商品内容はあなたが体験したことや、磨いてきたスキルなので
あなたのパーソナリティに惹かれて、お客さんをファン化することができ
新しい商品を販売した場合もリピートが発生する可能性があります。

情報を商品として販売していく場合のデメリットとして、
形がないものを販売していくので、
しっかり自分自身のブランディングが出来ていないと
売れにくいことです。

知名度を高めて商品を販売できるようになるまでに、
時間がかかり、長期間情報発信をしていかなければいけませんので、
結果が出るまでに挫折してしまうことが多いです。

代行で仕事を請け負ってみる

自分ができること・得意なことを活かして、
他の人の代わりに仕事をして副収入を得るという方法もあります。

例えば、イラストが得意な人は、
企業ブランドのイメージキャラクターを描いて、商品として提供したり、
似顔絵やアバターをイラストレーターで作成する。

商品やサービスのモニターになって、体験談を執筆するなど。

世の中に出ていない、「こんな小説が読みたい」ということで
希望するストーリーの流れを伝えて、
実際に小説に書き上げて納品するというようなサービスがあります。

単純にアルバイトに出て時給で労働力を提供するというものと違って、
得意なことでお客さんに喜んでもらえるし、スキルが上がって
市場のニーズも分りやすいというメリット
もあります。

まとめ

いかがだったでしょうか?

「これなら自分でも副収入を得てできそうな仕事だ」
というのが1つは見つかったのではないでしょうか。

いきなり独立・起業して、後で後悔しないように、
まずは会社員という毎月給料がもらえて、
社会的な信用のある立場にあることを利用しつつ、
一生ものの仕事を見つけるというのが安全で確実な方法です。

サラリーマンの自分には世の中に提供できるものは何も無いと
悲観する前に、自分のできること・やりたいことを仕事にできるように
自分自身の棚卸しをしてみられてはいかがでしょうか。

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