【オンラインサロン】おすすめ人気ランキング&作り方まとめ
最近はオンラインサロンという言葉をよく目にします。
SNSを見るとホリエモンやキングコング西野さんなどの有名人だけでなく
フリーランスやビジネスマン、個人の方も英語、ビジネス、ダイエット、ヨガ
占い、料理、コーチングほか多彩なオンラインサロンを展開しています。
「これなら自分でも始められそう」
「入会してみたいけど仕組みがよくわからない」
「お金はどのくらいかかるの?」
といろいろ気になる方も多いのではないでしょうか?
そこで今回はオンラインサロンとは何か?
そして、今、世の中で人気のオンラインサロンについて、実際にサロンを作る手順などをご紹介します。
目次
オンラインサロンとは?
オンラインサロンとは月額の会費制でオンライン上で展開されるコミュニティの総称のことです。
専門知識やある分野で優れたスキル、経験を持つ個人または複数のメンバーが主宰者となって運営しています。
メルマガやブログと違い、オンラインサロンは多方向型のコミュニティであるところが特徴です。
参加者と主催者、参加者と参加者でインタラクティブにやりとりができるため
教材だけを提供されるよりも細かいケアをしてもらえたり、ファン同士の連帯感が強くなることも多く魅力です。
オンラインサロンにも、いくつかタイプがあります。
代表的な4種類をご紹介します。
オンラインサロンの4類型
- ファンクラブ型
マスコミに出るような著名人や業界のカリスマ的な人が運営しており、主にその人のファンが集うサロンです。
イベントや交流会で主催者と出会うチャンスがあったり直接交流できたり、サロンのメンバーだけに公開されるブログやメールマガジンがあるため、メンバーは主催者の魅力を身近で感じることができます。
もちろん内容も充実しているのですが、ファンクラブのような感覚で会員になる
メンバーも多数います。
- プロジェクト型
プロジェクト型は起業する・スタートアップといった目的が明確なサロンです。
メンバーには「何か新しいことをやりたい」「チャレンジしたい」などモチベーションの高い人たち同士が集まります。
主催者は有名人、起業家、有名企業のビジネスマン、フリーランスなどが多いです。
- コミュニティ型
何かを学ぶだけでなく居心地のよいコミュニケーションの場という色彩が強い
サロンです。
たとえ、ビジネスタイプであっても普通の人がスモールスタートや交流できるような内容であったり、地域や趣味でつながったり、シングルマザー、HSP(繊細さん)人向けのサロンがあるなど、同じ共通点のある人たちの情報共有の場でもあります。
- レッスン型
レッスン型は、オンライン上にカルチャーセンターが移行したようなイメージです。
運営者によって和気あいあいなサークル的雰囲気のサロンもあれば、体育会系方式のサロンもあり様々です。
ジャンルも外国語、コーチング、占い、ダイエット、副業、料理、音楽など多様です。
オンラインサロンの仕組を活用することで芸能人や有名人でなくても、何かを極めた人が独自にコンテンツを発信することができます。
オンラインサロンのメリット・デメリットとは?
メリット
オンラインサロンのメリットは、気軽に参加しやすいことや、自分で手軽に開催できるところが魅力です。
クローズドな環境
オンラインサロンはクローズドな環境だからこそ、SNSのような匿名メンバーにからまれたり意図的に炎上が起こりにくいといわれています。
基本的には実名登録であり、同じ目標を持つ仲間や価値観が近いメンバー同士の集まりなので、安心して発信したりコミュニケーションをとることができます。
参加者同士のネットワーク
オンラインサロンでは主催者との距離が近づくだけでなく、参加者同士のネットワークができるところも魅力です。
例えば英語学習、ダイエット、起業などの目標は一人ではくじけやすいものですが、オンラインサロンの仲間と情報共有しながら取り組むとお互いやる気になるメリットがあります。
グループ活動を奨励するサロンも多いので自然に人脈も広がります。
専門的なコンテンツが得られる
オンラインサロンでは、その道のプロから専門的なコンテンツを提供してもらえます。
主催者がオープンに出している情報以外にサロンのメンバーだけが見ることのできるブログやメールマガジンの情報もあれば、イベントで「ここだけの話」と生の情報をいち早く知ることができます。
オンラインでできる
オンラインサロンは、スマホさえあれば、いつでもどこからでも参加できます。
仕事や育児で忙しい人も、地方や海外に住んでいる人も、自分の空いた時間に
アクセスして学んだり発信したりできるため、無理なくマイペースに活動でき
ます。
デメリット
一方で、トラブルが起きるなどデメリットもあります。
参加者同士のトラブル
メンバーが増えるとトラブルが増えてきます。
一部のメンバーが自分のサービスに強引に勧誘したり、主催者やメンバーがセクハラを起こす例などあるようです。
また、サロンでは主催者の手伝いをすることが自分の成長につながるとインターンシップのような感覚で無償で手伝うメンバーも多いのですが最初は楽しくてもメンバーの受け取り方によっては「タダ働き」をさせられたと感じ、トラブルに発展するケースもあるようです。
残念なことに、安い労働力としてメンバーを使う主催者もいるようでオンラインサロンのイメージを低下させている現実もあるようです。
クレーム対応
オンラインサロンを運営するとメンバーからのクレームにも対応しなければなりません。
比較的多いのは会費のトラブルです。
例えば25日に入会したのに、まるまる1ヶ月分の会費が引き落とされる仕組みはクレームが起きがちです。初月日割り分と翌月会費を合算した金額を「初回分」として決済処理する、といった細かな会員規約を予め用意しておく必要があります。
また、参加者同士のトラブルも開催者に仲介を求められることが起きています。
トラブルが起きにくいよう最低限のルールを規約にまとめておくことが大切です。
中身のないコンテンツ
サロンにせっかく参加したのにコンテンツの内容が薄い、ネットで調べれば分かるような内容だったという話はよくあることのようです。
検索すればすぐ簡単に情報が手に入る今は、オリジナリティのある情報や主催者ならではの体験、ノウハウが盛り込まれている情報でないと満足してもらえず収益を得ることは難しいでしょう。
実際にどんなサロンがあるか見てみよう!人気サロンベスト5
今、人気のオンラインサロンを5つご紹介します。
堀江貴文イノベーション大学校(HIU)
主な対象:起業したい人、新しいことにチャレンジしたい人向け
特徴:ホリエモンこと堀江貴文氏が主催するオンラインサロンです。
定例イベントにホリエモンが参加したりプロジェクトにコメントすることもあるなど一世を風靡した起業家からビジネスを学ぶことができます。
サロン内に多数のグループがあり、承認を得れば自分でグループを立ち上げ活動することもできます。
月額料金:11,000円
西野亮廣エンタメ研究所
主な対象:学生、主婦、ビジネスマン、経営者までの幅広い層向け
特徴:会費が超低価格なこともあり、会員数70,000人以上と国内でもっとも大きいオンラインサロンです。
サロン内限定で西野氏の日記が読めるほか、各種イベント、プロジェクトも盛んです。
月額料金:980円
落合陽一塾
主な対象:新しい学びや普段出会わない世界観に触れたい方向け
特徴:「朝まで生テレビ」ほかテレビ番組にもによく登場するメディア・アーティスト落合陽一氏のオンラインサロンです。
時事ニュースや最新論文、エンタメやネットニュースなど皆で発見し、議論します。
向学心あふれるメンバーが会員に多く、自分を高めることができるサロンです。
月額料金:11,000円
人生逃げ切りサロン
主な対象:稼ぐノウハウを学びたい人向け
特徴:やまもとりゅうけん氏が運営する副業の始め方など、普通の人が手堅く稼ぐノウハウを学べるサロンです。
ここでは、プログラミング、動画編集、Webデザイン、You tube、ネット物販、アフィリエイト、SNS攻略など各分野での実力者たちが集結し講座で学べるオンラインサロンです。
月額料金: 2,200円
ファーストペンギン大学
主な対象:ビジネスを始めてみたい学生、主婦、ビジネスマン、経営者の幅広い層向け
特徴:主夫起業家であり経営者でもあり、ブログなどで幅ひろい発信力を持つトリイケンゴさんが初心者向に稼げる方法を伝えるオンラインサロンです。
メンバーは学生や主婦、ビジネスマン、経営者までと幅ひろく歓迎しており比較的オープンなオンラインサロンです。入会金だけ発生し月会費もかからないため手軽に参加できます。
月額料金:0円(入会費5,400円のみ必要)
起業やスタートアップの前に!まずは、オンラインサロンから始めてみよう
起業やスタートアップを目指す方は、まずオンラインサロンからスタートしてみましょう。
コンテンツの内容を決める
オンラインサロンをスタートするには、まずコンテンツの内容を決めます。
基本は、自分が得意なこと、もしくは、ずっと続けてきた専門分野です。
そして、発信することで誰かの役に立ちたいと心から思えることです。
外国語学習、ダイエット、料理、家事のテクニックなどジャンルは自由です。
英語などライバルが多いジャンルでは「TOEICスコアを何ヶ月で〇点までにする」プロジェクトにするなど何か特徴と具体性を立てることがおすすめです。
オンラインサロンには一人より同じ目標を持つ人や趣味が合う人とコミュニケーションをとりながら進むほうが頑張れる、楽しめると思うメンバーが集います。
そのため、オンラインサロンを運営するにあたっては「メンバーの成長、出会い、成功」を意識することがポイントです。
メンバーが半年~1年かけて成長していけるようなストーリーのコンテンツ(例;今年の秋までに5kgやせる、資格試験に合格する、綺麗になるなど)を提供したり、メンバー同士のコミュニケーションが活発になるようなイベント企画や交流の場をできるだけ設けましょう。
どんなタイプのサロンにするか決める
前述にご紹介した通り、代表的な4種類のオンラインサロンがありますので、そこからどのタイプにするか決めても良いでしょう。
サロンをファンクラブ的にするのか、ストイックに目標達成を目指すサロンにするのか、居心地のよいサークル的にするのかは、主催者の目的に合わせてもよいでしょう。
自分が得意なコミュニケーションスタイルや目的で選んでもよいでしょう。
金額をいくらにするか決める
オンラインサロンの会費は月400~10,000円までがボリュームゾーンです。
有名人でもそれほど高額ではなく、かのデヴィ夫人でも月額20,000円くらいです。
入会金は0円のオンラインサロンが多いのですが、ファーストペンギン大学のように入会金だけ必要で、月会費は0円パターンも分かりやすいかもしれません。
プラットフォームを決める
オンラインサロンは、オンラインサロンプラットフォームに参加すれば比較的簡単にスタートできます(審査はあります)。
個人でも信頼が担保されますし、初期費用がかからず、入退会の手続きなど金銭のやりとりを代行してくれるので手軽に始められます。
手数料は10~20%が相場です。
DMMオンラインサロン、CAMPFIRE CommunityやDOBATAなどが代表例です。
決済方法を決める
「オンラインサロン」は月会費制なので、サロンを運営するにあたってはメンバーの毎月会費の決済方法を決める必要があります。
方法は2つ。
委託するか、自前で用意するかです。
委託する場合は、既存プラットフォーム(DMMオンラインサロン、CAMPFIRE等)の決済システムを活用します。
自前で用意する場合は、自作したWebサイトに決済システムを組み込みます。
ここで大きく違うのは何といっても手数料。
委託する場合10~20%の手数料が引かれますが、自前で用意すると3.6%~数%程度に抑えることもできます。
例えば「月会費1,000円で会員500人の毎月の売上げ50万円の場合」差し引かれる手数料の額は
- 手数料3.6% → 18,000円
- 手数料6% → 30,000円
- 手数料10% → 50,000円
- 手数料20% → 10万円
と、たった何パーセントの差でも大きな違いが出るもの。
すでにSNSでフォロワーがたくさんいてある程度のメンバー数が確保できるような人なら、自前で用意したほうがよいかもしれません。
プラットフォームに加盟してもメンバーとのやりとりはFacebookやLINEで行うことが多いのでそれほど支障はないはずです。
その他、自前で用意する場合の代表的な決済方法を紹介します。
- 銀行振込
簡単で誰もが知っている手軽な方法です。
ただし、メンバーが増えると入金チェックを行う必要があります。
- PayPal
アカウント開設無料(有料プランもあり)
VISA、MASTER、JCB、AMEX、DINERSなどのクレジットカードに対応。
手数料は30万円以下なら3.6%+40円、少額の場合は5% + 7円。
会員もPayPalアカウント作成が必要。
- Stripe
アカウント開設無料
VISA、MASTER、JCB、AMEX、DINERSなどのクレジットカードに対応
手数料3.6%、会員はアカウント開設不要。
既存プラットフォームに決済システムを委託すると、クレジットカード決済だけでなくコンビニ決済、docomoやソフトバンクなどのキャリア決済など多様な支払い方法も選択できます。
トラブルになりにくい支払いのルール設定などもすでに決まって出来上がっている安心感がありますし、会員にとっても利便性が高く、分かりやすいところが魅力です。
会費のトラブルによるクレームを回避するためにも、しっかり調べて準備しましょう。
まとめ
オンラインサロンは、参加者にとっては低価格で参加できるコミュニティであり、主催者にとっては初期投資があまりかからないビジネスモデルです。
正しく健全に活用すれば起業や副業の第一歩にとても向いています。
得意なことはあるけれど発信力や営業力がなくて今までビジネスが立ち上げられなかった……そんな人は、ぜひオンラインサロンからスモールスタートしてみてはいかがでしょうか?
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