あなたはどっち?収入の低い好きなやりたい仕事か、収入の高い嫌なやりたくない仕事か

 

あなたは、
収入の低い好きなやりたい仕事か、収入の高い嫌なやりたくない仕事
どちらが良いと思いますか?

やりたい仕事か収入か、どちらを優先するかで悩んでいる人は多いようです。
この記事では、どちらを選ぶべきなのかについてのヒントを提供いたします。

あなたにとって幾らのお金があれば幸せなのか?

あなたは、どれだけのお金があれば幸せだと感じることができるのでしょうか?

このような質問をすると、「もちろんお金はたくさんあるほど幸せだ」と
答える人や、
「一生遊んで暮らせる分だけ欲しい」と答える人、
「宝くじの1等賞金分ほど欲しい」と答える人など、
いずれも大金が欲しいと答える人が多いようです。

しかし、幸福度に関するさまざまな統計やアンケートや研究などによると
年収に比例して幸福度が上がるのは、年収600万円~900万円程度で
年収が増えすぎると幸福度は下がるといわれています。

これは、お金の心配がないレベルに達するまでは、
収入アップに比例して幸せを感じることができる
のですが一定年収を超えてしまうと、財産を守らなければ
ならなくなるために
幸福度が下がると考えられています。

ほかにも、高収入を得るために、健康や家庭を犠牲に
しなければならないという考えもあるため
必ずしも高収入を得ることが幸せとは限らないのです。

今のあなたは納得して働いているだろうか?

一定以上の高収入が幸せに作用しないということであれば、
仕事を納得して働いているかどうかの方がより重要なことでは
ないでしょうか?

たとえば、仕事が好きかどうかは結婚生活に似ています。

好きな人と結婚できれば幸せと考える人は多いのですが、
必ずしもそうとは限りません。
結婚は好きという気持ち以外にも、さまざまな要素が絡んできます。
価値観や生活スタイル、日頃の習慣や双方の両親との兼ね合いなどが、
複雑に絡み合うのです。

好きな人と結婚する代わりに複雑な要素に悩まされるか、
恋愛感情よりも心の平安を望んでお相手の条件で選ぶか、
究極の選択をするケースもあるでしょう。

ちなみに、結婚生活の充実感は、仕事とのバランスをどう取るかによっても
影響をし、
仕事の位置づけが低い人は、プライベートを充実させたいと考えるため、
かえって高収入を望みます。
逆に仕事のウェイトが高い人は、仕事にやりがいを感じ、
給料が低くてもデメリットに感じないようです。

要するに、
仕事も結婚もあなたが納得してどちらかを選んでいるかということが
重要
で、それ以外の内容は単なる事柄に過ぎないのかも知れません。

稼ぐためには「好き×得意×市場のニーズ」があるかどうか

ここまでお読みいただいた人の中には、
このように考えた人もいらっしゃるのではないでしょうか?
それは「どうせなら好きなことをやって、高収入を得たい」という考えです。

しかし、好きなことで稼ぐということを、
単なる理想と考える人も多いようです。
では、どうすれば好きなことで稼ぐことができるのでしょうか?

それには「好き×得意×市場のニーズ」があることを心掛けましょう。

好きなことをしていると、辛い時にも乗り越えることができますので、
仕事に対する推進力が付くでしょう。
得意なことをすると、仕事の効率性や効果性に期待が持てるため
仕事が進みやすくなります。

しかし、
ニーズがなければ単なる趣味や独りよがりで終わってしまい、
収入を得ることは困難です。

好きなことと得意なことをした上で、それにニーズがあれば、
成功への道をまい進することになるでしょう。

転職する時や、
自分で事業を起こす場合には「好き×得意×市場のニーズ」の公式を
常に意識しておきましょう。

足りない分は補える

好きなことをして収入を得ようとすると、勇気が必要となります。
収入が少なくなってしまう恐怖や不安が、
本当に好きなことをしていていいのだろうか?という迷いを
生じさせてしまうのです。

しかし、このような不安にさいなまれ続け、不安をイメージしてしまうと
自分の脳がその不安を実現するように作用してしまいます。

好きなことで成功するためには、最悪を想定しながらも、
常に最高をイメージし続けると良いでしょう。

時々、最悪を想定せず、最高だけイメージする人がいらっしゃいますが、
この場合はリスク回避ができなくなりますので、
最悪の想定と最高のイメージの両方が必要です。

好きなことをして収入を得ようとする場合に想定すべき最悪とは
「収入が足りなくなること」
ですから
足りない場合の対処を考えておけば、
恐れずに好きなことに注力することができるでしょう。

最近は、ネットを使って自宅にいながら気軽に副業ができますので
足りない分は補えるという事実を知りましょう。

自分ができないことを他人に任せる勇気

好きなことをして収入を得たいのであれば、
何でも自分で抱え込まないことも重要です。

好きなことをしている時は、そのことに熱中してしまい、
周りが見えなくなる人もいらっしゃいます。
その結果、自分一人で全てを抱え込み、
自分の能力がそのまま仕事の生産性となってしまうのです。

自分の生産性と仕事の生産性をイコールにしてしまうと、
時間効率でしか生産性を上げることが
できませんので、仕事が発展しにくくなってしまうでしょう。

では、どうすれば、生産性を上げることができるのでしょうか?
それは、ほかの人に仕事を任せるということです。

たとえば鞄好きなあなたが独立をし、
3日で1個の鞄を作っているとしましょう。

この場合、休みなしで働いても、30日で10個の鞄しかできません。
しかし、だれか1人に鞄作りを依頼すれば、
仮にあなたの半分のスピードであったとしても
30日で合計15個の鞄ができあがります。

10人いれば、60個の鞄が完成するため、売上を上げながら、
休日もちゃんと取ることができるようになるはずです。
他人に任せることは、不安な面もあるかも知れませんが
見返りも大きいので、勇気を持って他人に依頼しましょう。

あなたにとって幸せの定義は?

さて、ここまで、やりたい仕事と収入について解説してきましたが、
ここで一旦立ち止まってみましょう。

やりたい仕事をした方が良いのか、高収入を得ることを目指した方が
良いのかは
あなたにとって何が幸せなのか?ということを
しっかりと押さえなければなりません。

世の中にはいろいろな考えの人がいて、
やりたいことの仕事をやっている時が一番幸せたど考える人もいれば
家族と豊かな生活をするためには、
高収入が必要だと考える人もいらっしゃいます。

あなたにとっての幸せに気づくためには、

「仕事における理想の自分の姿」
「家庭における自分の理想の姿」
「友人関係における理想の自分の姿」

をそれぞれ書き出し、その共通点をピックアップすると
自分の原則が見つかりやすくなります。
その原則を元に、あなたが心から望む幸せを検証してはいかがでしょうか?

人生の時間は有限

原則を追求していくと、お金よりもやりたいことを優先したいと
思う人が多くなるのではないでしょうか?
なぜなら、
人生は有限であり、お金はあの世に持って行くことができないからです。

たとえば、あなたが10億円の資産を築いたとしても、
亡くなるまでに5,000万円しか使わなければ
結局5,000万円稼いだだけなのと同じことです。

もちろん、相続によって家族に残してあげられるという考えも
あるでしょうが、その考え方の本質も
お金ではなく「家族の安心」なのではないでしょうか?

つまり、お金は手段であり、目的には成り得ないのですが、
やりたい仕事というのは自己実現につながるため
目的に成り得るのです。

死ぬ時に後悔しなくてもいいようにするには、
やりたいことをするのが良いか、高収入を目指すのが良いか、
本質からアプローチすれば、くっきりと見えてくるかと思います。

まとめ

収入の低い好きなやりたい仕事か、収入の高い嫌なやりたくない仕事かは
究極の選択のようにも思えてしまいますが、
それはお金が目的になっていることが前提の場合に
起こりえることかも知れません。

お金は手段であることを前提にすれば
収入が低くてもやりたい仕事をしていた方が、
幸せに感じる人が多いと類推できます。

もちろん、人それぞれ考え方や価値観もありますので、
お金を目的にして幸せだという人もいらっしゃるでしょう。

ただし、多くの場合には、統計が示すように
お金で幸せを得ることは困難なようです。
いずれにせよ、やりたいことで高収入を得ることが理想なわけですから
そこに向かって邁進する方法を考えると良いでしょう。

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