成功体験がない人におススメする、失敗をしない生き方

自分には成功体験が無い…

そうした悩みや不安を抱えながら生きている人は少なくありません。

また、一念発起して成功体験を積み重ねようとしても、数日が経つとまた悩む日々に逆戻りしてしまう、そうした人も多くいます。

ですが、今までできなかったことを突然やろうと思っても、なかなかできないものです。

そして、成功体験がない人にはその理由があり、その人にあった変わり方があります。

そこで提案したいのが積極的に成功を求めるのではなく、失敗をしないという考え方です。

一見ネガティブにも思えるこの考え方は、実際は誰もが実践できる超ポジティブな生き方であり、多くの成功体験を積める考え方です。

ここでは、そうした成功体験がない人にオススメする生き方をご紹介します。

成功体験という幻想と生き方の関係

よく「小さな成功体験を積み重ねることが人生で大切だ」とか「自信を持つためには成功体験が大切だ」という言葉をよく聞きますが、こうした成功体験という言葉が、逆に毎日を過ごしにくくしていることをご存知でしょうか?

確かに仕事やプライベートにおいて、うまくいった経験を積み重ねることで、どのように考え、そして行動すればうまくいくかが分かるようになり、それが結果的に自信になって前向きに日々を過ごせるようになりやすいことは事実でしょう。

ですが、成功体験を得ようすると、そこには必ず失敗がつきものですし、その失敗が自信を失わせる原因となって、逆に前向きな生き方ができなくなってしまうのも事実です。

ですから、成功体験を積み重ねたいという願いにはリスクがあり、もっと言えば
現段階で成功体験があまりないという人ほど、そのリスクが大きいことを理解しておく必要があります。

成功体験があれば毎日が充実するという勘違い

そもそも、成功体験を積み重ねれば人生がうまくいく、ということも考え直す必要があります。

誤解を恐れずに言うならば、どんなに成功体験を積み重ねたとしても人生は好転しません。

何故なら、うまくできた体験をすると、人はそのハードルを上げてしまうからです。

今日できたから明日も継続する、明日もできたから明後日も継続する、明後日もできたから…と、そうした積み重ねは、継続できない自分を生み出すリスクと隣り合わせにあります。

ですから、積極的に成功体験を積み重ねる生き方を選ぶより上手くいかない日々の捉え方を変えて「失敗しない生き方」を選ぶ方が、積極的に成功体験を積もうとするよりも、よっぽどリスクなく充実した日々を感じられることもあります。

また、上手くいかなかったときの捉え方を学ぶことで着実に知識や経験を増やし、気づけば誰にも負けない知識や経験、成果を生み出していたということすらあります。

もし、それでもなお成功体験を積み重ねたいと願うのであれば上手くいかないことがあることを理解し、そして、その道を自分で選んだのだという自覚をもって臨むことが大切です。

ここでは、失敗しない生き方を紹介していきます。

毎日が充実する、失敗も成功体験に変える生き方

そもそも、失敗とは何でしょうか?

一般的には、ある取り組みにおいて思うような成果が出なかった時に、人は失敗したと感じます。

ということは、成功体験がない人はこれまでに成果を出した経験がないということになります。

また成果が出なかったということは、その取り組みは現時点で終了している。

つまり、成功体験や失敗を経験するには期間が必要になるということです。

これらを踏まえると、成功体験を構成する要素は「成果」と「期間」であると言えます。

そして、この成果と期間の考え方を少し変えるだけで失敗しない生き方ができるようになるのです。

成果の定義を変えて失敗をなくす

まず紹介するのは、成果の定義に対する考え方です。

一般に、成果というと会社や他人から与えられるものですが他人の意志が入った目標を追うのは自ら成功を手放し失敗を手にする考え方です。

もし成功体験がないと悩む自分を変えたいのであれば、まずはその考え方を変えて成果の定義を自分で決めるところから始めましょう。

そして、その定義は他人の判断や行動が影響するものではなく、自分の行動のみが影響を及ぼす範囲の中で決めると良いです。

例えば、営業職をしているのであれば受注件数を成果とするのではなく何件訪問するのか、または何件電話をするのかといった自分の行動のみに焦点を当てるのです。

もちろん、仕事をする以上は周りから指摘されることもあるかもしれませんが良い意味でそこに対して鈍感になることが重要です。

もう一つは、取り組みの結果を成果ではなく事実として捉える考え方です。

これはトーマス・エジソンの言葉が非常に参考になります。

発明王として有名なトーマス・エジソンの言葉の中に「私は失敗したことがない、1万通りの上手くいかない方法を学んだのだ」という格言があります。

例えば、1週間運動を続けるという目標を立てたとしましょう。

これに対して、5日目でその目標が途切れてしまったとします。

もし、この結果を成果という観点から見ると失敗となりますが、それを事実として捉えられれば、そこにあるのは1週間のうち5日目でチャレンジが途切れたという事実だけであり、さらに言えば、自分が継続できる期間は5日という発見ができたわけです。

成功体験がない人はここの考え方が非常に重要で、結果を成果と思うのではなく事実として見て自分の現在地を知る機会と捉えるようにしましょう。

あくまでも、この結果において手に入ったのは「目標を達成できなかった自分」ではなく「自分の継続できる日数は5日間である」という事実です。

取組みの時間軸を変えて失敗をなくす

続いて、時間軸に対する考え方です。

あなたにとって、仕事やビジネスの最終ゴールはどこでしょうか?

もし最終ゴールが今なのであれば、そして、現時点で満足いく状態にないのであれば、それは失敗と言えるのかもしれません。

ですが、まだまだ仕事やビジネスは先があるはずです。

だとしたら、まだ成功か失敗かを判断するのは早いと言えるのではないでしょうか?

まずは最終ゴールがどこなのかを設定することが大切です。

そして、そこに至るまでの過程で目標に到達していなかったとしても、それは、まだまだ修正が可能で成功や失敗を判断するタイミングではありません。

さらに言えば、現状を踏まえて最終的な目標を変えたとしても誰も文句は言いません。

その考え方ができれば、人生に「失敗」という言葉はなくなるのではないでしょうか?

成果と期間の定義を組み合わせれば日々の見え方が変わる

以上で紹介した二つの考え方の変化を組み合わせることで、日々の生活の中で「失敗」という言葉はなくなります。

なぜなら、全ての取り組みは今の自分がどのような位置にいるのを知る取り組みであり、また、最終ゴールは現時点ではなく、もっと先なので、成功か失敗かの判断をするタイミングではないからです。

今の自分は何ができて何ができないのか、そして、最終ゴールに向けてどのようなスキルや経験を積み重ねていけばよいのかを考えていきましょう。

あとは、その取り組みを自分がやるかやらないかだけです。

成功体験が無い人が変わるには周囲の協力も必要

ここまで、失敗しない取り組みについてご紹介してきましたが、できれば周囲の協力もあるとなおよいです。

どうしても、うまくいかない時期は周囲からネガティブな意見をもらいがちです。

そうすると気持ちが落ちてしまい、前向きに考えを変えていくことができなくなってしまいます。

ですから、周囲の人の理解や協力もある上で取り組めるとよいでしょう。

まとめ

今回ご紹介した取り組みは、一つの考え方です。

成功体験がない人は、本当は成功といえる経験があるにも関わらず、自らに課すハードルが高すぎて成功と捉えられていないか、または、うまく行かなったときだけ成功か失敗かの判断をしてしまっているケースが非常に多く見受けられます。

ですからまずは、自分は成功体験がないのだと思うのではなく自分の経験について、どのような捉える癖があるのかを知ることから始めていきましょう。

その上で、積極的に成功体験を求めていくのでもよいですし今回ご紹介したような失敗しない考え方にシフトしていくのでもよいですから、自分にあった考え方を身につけていきましょう。

とはいえ、失敗すると落ち込むものです・・
しかし、落ち込まない人もいれば
成功の糧だと前向きに捉える人もいらっしゃいます。

結局のところ失敗そのものではなく
「考え方が失敗している」のだといえるでしょう。