失敗例から学ぶサラリーマン週末起業を成功させるジャンル選択の秘訣

 

サラリーマンとして働いていて大きく昇給するということは
ほとんど無い中で、
収入を増やす必要に迫られたときに、
会社とは別に仕事をして収入を得る方法を取る人が増えてきました。

そこで、サラリーマンとして日中働きながら週末起業をして
収益を上げている人も出てきています。

しかし、いきなり会社を辞めてゼロから起業するというのは
かなりリスクの高い方法です。
会社に勤めて毎月安定した給料を得ながら、土日や会社が終わった夜間に
事業を行う形で収入を増やしている人が多く出てきています。

順調に事業から収入を得る人もいれば、経費が上回ってしまい、
赤字になって事業を継続できなくなる人や、
会社の余暇の時間に仕事をしなければならないという
ことでやる気がなくなり残念ながら
廃業してしまう人も多く存在します。

会社員のように1日のほとんどの時間を拘束されている仕事を
本業としながら、週末起業をするときに
「このジャンルを選んだら失敗する」というパターンがあります。

週末起業の失敗例やとらえ方に関して考えてみたいと思います。

資金が乏しい人は在庫を抱えるビジネスを選択してはいけない

実際に「物」が存在して、売買を行うビジネスである「転売」
もっとも成果が出やすい起業方法のひとつになります。

目に見えない情報や、手元に商品が無い状態で
販売しなければいけない
情報販売やアフィリエイトと比較して
売れる文章を書くことができなくても
一定の成果を上げることができます。

ただし、商品の現物を仕入れて手元に置いておかなければいけないために
「仕入れ」がどうしても発生してしまいます。
仕入れるということは一旦購入する資金が必要になるということです。

売れる商品を仕入れることができるようになるには一定の経験が必要

売れやすい製品、売れ残りが発生しないようにする価格設定が
できるようになるには一定の経験が必要になります。
経験が少ない段階で、独自の判断で仕入れを行うとせっかく仕入れを行っても
売れ残って、在庫として手元に残ってしまう恐れが出てきます。

売り上げが立たないのに仕入れにコストがかかっている
いわゆる赤字の状態に陥いってしまいます。

クレジットカードによる借金の始まり

商品を仕入れる際にクレジットカードを使っている場合は、
仕入れにかかった費用の支払日までに、売り上げを現金として
手元においておく必要があります。

そのため、売れ行きが悪いと、値段を下げて販売をする必要に迫られます。

値段を下げても利益が出ているうちは良いですが、仕入れの金額を
下回ってしまえば赤字になってしまいます。
1件1件は小さな金額でも、件数が多くなるにつれて
クレジットカードの支払いが段々厳しい状況になります。

転売のような仕入れが発生するビジネスをはじめる際には
仕入れの資金をある程度確保しておいてから事業をはじめないと
適正な価格で販売できる精神的な余裕が持てなくなってしまいます。

リサーチする時間が無いのにトレンドを追いかけるビジネスに手を出す

YouTubeのような動画再生サイトで、再生回数に応じて広告収入を得たり
ブログを更新して、訪問者にクリックしてもらう回数に応じて
収入が入るような、
媒体に集客して収入を得る方法で起業する場合に、
現在流行しているキーワードの内容で、ブログ記事や動画を作成する際に
必要になってくる作業はリサーチになります。

世間ではどんなキーワードで検索エンジンで検索がかけられているか、
どんな商品が売れているか、
さらには芸能情報まで幅広く流行を調べる必要があります。

リサーチする時間は取れていますか?

本業で会社員をしていて、残業や休日出勤が頻繁な場合、
睡眠時間や食事、生活に必要な時間を除いたわずかな時間で
トレンドの内容で集客できるキーワードのリサーチをして、さらに動画や
ブログ記事を作成する時間まで確保することは至難の技になります。

リサーチしてから、ブログ記事を書こうとしたら深夜になったり、
会社に出勤しなければならない時間がきてしまったりと、
そうしているうちに
媒体を作る前にトレンドの流れが過去のものに
なってしまい、一向に集客できないという事態に陥ってしまいます。

週末起業失敗を回避するための「時間」の考え方

週末起業の最大の弱点は「時間」のリソースが少なすぎることです。

平日は何時間かけることができて、休日は1日費やせることができるか等、
自分が自由になる時間を把握して、かけることができる時間から、
どのジャンルのビジネスで週末起業をするのかを判断するといった工夫が
必要になります。

時間をかけることができない状態で元手がかからないアフィリエイトなどの
広告業で事業したい場合は、
トレンド等頻繁に人気のキーワードが変化する
ような商品を扱ったり、
集客するのに流行を追いかけるのに
必要な集客媒体を構築するビジネスで起業するのはお勧めできません。

ニッチなジャンルで独自配信を行う

トレンドを追いかけて集客する方法と比較して、時間はかかりますが
確実な方法として趣味などのニッチなジャンルの動画・ブログ記事で
集客する方法がおすすめです。

ニッチなジャンルであれば、時間が経過したとしても集客の時期を
逃してしまうということもありませんし、
日々の作業の結果を
確実に積み上げていくことができますので、
週末起業として
少ない時間を使っていく場合も
かけてきた労力が無駄になってしまう
確率が低く抑えることができます。
 

仕入れ・初期投資の必要が無いビジネスジャンルを選択する

週末起業で「失敗する」というのは、投資が発生しているのに
売り上げが発生しなかったり、
赤字になり事業が継続できない事態に陥ることです。

経費がかかってお金が続かないという事態に陥らなければ、
週末起業であれば本業の収入があるため
半永久的に事業を継続することができます。

経費や負債があると、売り上げを大きくする必要に迫られて
商品価値以上の値段設定をしてしまい、
値段以上の価値を顧客に提供できなくてリピートが起こらない悪循環に
陥ってしまいます。

週末起業失敗を回避するためのモチベーションの考え方

ビジネスでモチベーションが続かなくなる原因として、
労働集約型のビジネスになっていることが考えられます。

週末起業でビジネスをするには、会社帰りに飲みに行ったり、
休日に出かけずに事業をする必要がありますので
モチベーションを維持することが必要になります。

転売などの物販型のビジネスでは
受注したときに梱包して発送する必要する作業があります。

お客様は1日でも早く商品が手元についてほしいと思っているので
週末にまとめて発送するというわけにも行かず、
平日の夜中に発送作業を行うことも日常になってきます。

残業して自宅に帰り、週末起業をしていなければ、晩酌して
テレビをゆっくり見ているような時間に、
商品を梱包して発送作業するというのは
モチベーションが相当高くないと継続することはできません。

また、発送業務がコンスタントにあると長期の旅行に行きにくくなったり
作業をしていて初めて収入になるという精神的な負担が発生することを
覚悟する必要があります。

例えば、好きな商品を売買することができ、好きな商品に囲まれているだけ
で幸せを感じることができる、ということであれば発送する作業も
苦にはならないかもしれません。

週末起業を継続できるかどうかは
モチベーションの維持にかかってきます。

まとめ

いかがだったでしょうか?

週末起業を成功させるために
時間モチベーション事業に対する考え方などがベースにあることが
分かったと思います。

あなたがおかれている状況に合わせて、
起業するジャンルを選んで失敗する確率を少しでも下げること
ができるように事業計画を練ってください。

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