「自宅サロン」実は会社員の週末起業で使える起業術だった!
主婦の副業やお小遣い稼ぎとして、一時期大きく話題になった
「自宅サロン」ですが、最近では儲からない・トラブルが起こる
といったネガティブな情報が多く出ています。
しかし、「自宅サロン」という起業方法は
決して悪いものではありません。
それどころか、週末起業を行う方法としては大きなメリットが多くあります。
目次
「自宅サロン」の栄枯盛衰
「自宅サロン」が流行った理由は、
多くの人にとって気軽に始められるものだということ、趣味の延長でできる
こと、主婦の片手間ででき両立することができること、といった
主婦ならでは理由がありました。
しかし、その一方で、日本政府が掲げる起業促進の波に乗って
一躍大きな話題になったこともあり、急激なブームとなったことで、
一度に多くの人々が「自宅サロン」を始めたことで、
様々な問題も出てくるようになりました。
目立った問題としてあげられるのは、
「儲からない」「変な勧誘などが行われる」「人間関係によるいざこざ」
といったものが多く、特に主婦を中心に行われたこともあり
それは非常に深刻な問題として捉えられ、ブーム自体が陰りを見せる
こととなりました。
その結果、特に「儲からない」といった人々の感情に強く訴えるイメージが
根付いてしまい、一時期ほどの熱狂はほとんど見られなくなってしまい
今に至ります。
しかし、この「自宅サロン」というビジネス形態は会社員の週末起業
にとって非常に魅力があることに多くの人が気付いていません。
「自宅サロン」は主婦だけのものではない
「自宅サロン」が一過性のブームで終わってしまったのは、
その原動力が主婦という日頃忙しく、また流行り廃りに敏感な人々を
中心に行われたからであり「自宅サロン」という手法自体がダメだったから
人気が衰えたことではありません。
多くの人は、印象で物事の全体を判断してしまいがちですが、
それでは利用価値のある多くの情報を取りこぼしてしまいます。
「自宅サロン」という手法は、主婦の小遣い稼ぎという見方から、
会社員の週末起業という見方に変えることで、再び強く輝きます。
ところで、「自宅サロン」が流行った理由の一つに
実は「趣味でそれなりに稼げる」という理由があり、
実際に稼げていた人たちがいることを忘れてはいけません。
そして、その稼げた人たちがどうして稼げたのか
その要因を考える必要があります。
「自宅サロン」を成功させられた人々が持つ秘訣:集客
ひとえに「自宅サロン」が稼げた理由は、
主婦の強力なコミュニケーション能力とコミュニティ形成力に収束します。
つまり、彼女たちが、人を取り込む能力に長け
そして、それによって集団を形成できたからです。
ビジネスを成功させる大きな要素として、人を集めることがあげられます。
人を集めることさえできれば、お金はどんどん稼げるようになるという
ものすごく単純なものなのですが、現実問題としてそれが
ビジネスの真理の一つです。
たとえば、ブログも閲覧者を集めることが、お金を生みます。
閲覧者が多ければ、広告主がよりつきますし、
アフィリエイトで商品を売ることも容易になります。
これはブログに限らず、多くのウェブコンテンツにも言えます。
そもそもウェブコンテンツだけでなく、新聞だって
そうやって稼いでいるのです。
多くの新聞は、その新聞を売って得るお金よりも
そこに掲載する広告でビジネスを維持しています。
このように、人を集めることができるというのは
それだけで稼ぐ素地があるということであり、
主婦が「自宅サロン」を成功させられた理由の多くは、そこにあります。
会社員の週末起業で「自宅サロン」を拡大するのは厳しい
ここまで読むと、会社員の週末起業で「自宅サロン」を成功させるのは、
非常に難しいものであるかのように錯覚するかもしれません。
錯覚ではないと思うかもしれませんが
それは不安や臆病心がもたらす大いなる錯覚です。
必要以上に心配するのは、ビジネスを上手く回すときにだけ
発揮したいものです。
確かに、極一部の主婦が成功させた「自宅サロン」のよう形で、
会社員が週末起業をして「自宅サロン」を運営しても
うまくいかないかもしれません。
どうしたところで、普段会社で働いている会社員では、
「自宅サロン」を成功させる要素である「コミュニケーション」や
「コミュニティ形成」に割ける時間が限られており、
随分と小規模な運営しかできないためです。
もちろん、特に何もすることのなかった休日を「自宅サロン」にあてて、
わずかなお金だけでも稼げれば良いという計画であれば、
それくらいは成功させることができると思います。
原価のかからないものを提供すれば良いだけなのですから
それ自体はそう難しいことではありません。
しかし、それならば、恐らく休日にコンビニでアルバイトをした方が
稼げるのではないでしょうか。
「自宅サロン」はやはり会社員にとってはハードルが高い?
会社員が週末起業を行う理由は、大きく分ければ二つあります。
それは、「副収入を得ること」「自己実現を果たすこと」の二つです。
多くの週末起業家は、恐らく副収入を得ることを目的としていて
それが等しく自己実現となっています。
つまり、稼げる自分を実現するということです。
特に昨今の日本は、貧困や格差といったことをよく目にするほど、
収入を増やすことに関心を持った人が多くなっています。
週末起業もやるからには、会社員としてもらえる給料の足しにしたいと
思うのは、自然なことです。
そうなると、「自宅サロン」をビジネスとして行うのであれば
それはやはり稼げるビジネスとして行いたいと誰もが考えるはずです。
しかし、ここまで読んだ限り、
「自宅サロン」は稼げたとしても、会社員の週末起業では難しいのでは
ないか、と感じることと思います。
それでは意味がありませんよね。けれど、そうではありません。
会社員の週末起業でやるからこそ稼げる「自宅サロン」の方法があるのです。
その方法は、「自宅サロン」の「サロン化」です。
会社員が持っている「看板」
会社員の週末起業として「自宅サロン」を行う場合、それは一般的な
「自宅サロン」として運営しては、稼ぐのは非常にハードルの高いもの
になります。
もちろん、できないわけではありませんが
主婦が行うよりも巧みな戦術が必要になります。
そういった戦術を知りたいという人も必ずいると思いますが、
ここでは、誰もが会社員の週末起業を行うための方法としての
「自宅サロン」に言及します。
「自宅サロン」の「サロン化」とは何か?
会社員の週末起業で「自宅サロン」をするのが有効なのは
「サロン化」という方法が取れるからです。
これまで、主婦にあって会社員にはないものについて言及していましたが、
コインに表と裏があることと同様に
会社員にあって、主婦にないものもあります。
それは「勤務先」という「看板」です。
会社員の制約にも限界がある
当然ながら、
会社員には、副業を行うにあたって、
本業に支障をきたすようなことを行ってはいけないという成約があります。
しかし、それは、あくまで勤務先の利益を害さなければという話です。
つまるところ、会社のメリットになるのであれば、それほど厳しく
制約されないということです。
会社員として働く以上、
自分の仕事や勤務先の業界に関する知識や技術を誰しもが持っていると
思います。
そして、それらは概ね社外秘とされていますが、
一般的にホームページや営業を行うにあたって広く公開されている情報
まで社外秘とされることはありえません。
会社員の週末起業として「自宅サロン」を行う場合、まずはそれを使います。
「自宅サロン」を「サロン化」して自分の価値を高める
会社員として働いていると、
中々見落としがちですが、自社の製品やサービスといったものは
実はあまり知られていません。
そして、それは週末起業で「自宅サロン」を行うにあたって
恰好のネタになります。
そうです、
自社製品・サービスの「営業」という「自宅サロン」を行うのです。
これであれば、コミュニケーション能力やコミュニティ形成力は
それほど必要としません。なぜならば、単純に誰にとっても
利益になるためです。
本来の「自宅サロン」は友達付き合いや近所付き合いの派生形として
誕生したビジネスですが、会社員の「自宅サロン」は
純粋なビジネスとして不特定多数を相手にします。
勤務先で触れている情報を使うため、自身が知っている範囲の情報で
稼ぐことができます。
しかし、これだけでは多く稼ぐのは難しい。
そのため、この「自宅サロン」を「サロン化」します。
つまり、
「自宅サロン」に集まった人々による、勤務先で扱っている商品やサービス
に対する反応などを勤務先に逆輸入するのです。
「自宅サロン」をネタにして会社で「サロン」を開く。
これによって、給与の増額や何らかの報酬を対価としていただくことで
稼ぐ仕組みを作るのです。
これは、会社員の週末起業だからこそできるビジネスです。
まとめ
会社員は、普段自分の行っている仕事を過小評価する傾向がありますが、
社会的には大きな価値を持っていることがあります。
週末起業を行うことで、その価値を知り、お金に換えることは
人生そのものを豊かにします。
- 自分は空っぽな人間。
- 趣味もないし、やる気も向上心もない。
- これと言って得意なこともない。
もしかしてあなたはそんな風に思っていませんか?