コーチング起業で収入を手に入れるには?1000万までのステップ
「コーチングで起業したいけど、収入を1,000万円以上にするにはどうしたらいいだろう?」
「既にコーチングで起業しているけど、より収入を高めるには?」
このようなお悩みを抱えていませんか?
コーチングで起業して1,000万円の収入を超えるためには、コーチング技術だけでなく、「コーチングを売る技術」を高める必要があります。
このように聞くと難しい印象がありますが、やるべきことはたったの3つだけです。
当記事では、この3つのステップを具体例を用いながら解説していきます。
目次
コーチング起業し収入1,000万を手に入れる3つのステップ
私(田中直子)も辿ったコーチングで起業し収入1,000万を手に入れるステップを3つにわけると次のとおりです。
- 高く売れる商品を作る
- 集客をする
- コーチングを行う
コーチング起業となると、多くの方が「コーチングがメインになるんじゃないの?」と思われるかもしれません。
しかし、実際にはその前段階の「商品開発」や「集客」といったマーケティング要素のほうが1,000万円を超えるためには大切です。
それぞれを詳しく解説していきますね。
STEP1.高く売れる商品を作る
コーチングで起業し収入1,000万円を超えるためのステップ1は、高く売れる商品を作ることです。
「高く売れる」という言葉を分解すると、次のとおり。
- 高単価を実現できる
- 高単価でも購入してくれる見込みのお客様がいらっしゃる
この2点を明確に満たしていれば、次の集客で購入見込みのあるお客様を集められると、どんなに高い価格でオファーしても購入してくれるでしょう。
とくに「ダイエットを一緒にしてくれるコーチ」といったように、ニッチな市場を攻めれば攻めるほど高い単価の商品が売れるといった効果が表れやすいです。
この点について「よく理解できていないな…」という方は、私のクライアント様の商品開発事例をお伝えしている以下の記事を参考にしてみてください。
STEP2.集客をする
ステップの2つ目は購入見込みのあるお客様を集客することです。
集客となると、多くの方は人をたくさん集めれば達成できるのではないかと考えがちです。
たしかにSNSやブログで多くの人を集客すれば、たまたまあなたの商品を買ってくれるお客様を見つけられるかもしれません。
しかし、これは本当に効率のいい集客方法といえるでしょうか?
私自身、起業当初に多くの人にアプローチすれば「なんとかなる」と思い、コーチングとは関係のない300人の方に無差別のメールでブログURLを送ってしまっていました。
あなたも第三者の視点から見ていると、「これじゃ売れないよね」と感じるはずです。
とはいえ、起業して自ら行動を起こしていると周りが見えなくなってしまうので注意してくださいね。
STEP3.コーチングを行う
ここまでのステップがすべて完了して、やっとコーチングを行うことになります。
もちろんコーチングで起業する方はコーチングの技術があって「当たり前」なので、商品設計や集客を学び・考える過程で同時にスキルアップをしていきましょう。
私自身、起業する前からコーチングの一流技術を学び、起業後に資格取得条件を満たしたことから資格も取得しています。
それに高単価の商品を購入してくださるお客様は、投資意識が高く費用対効果を常に考えています。
ですから信頼されるコーチとなるためには、根幹となるコーチング技術も高水準でなければいけないという意識は常に持っておきましょう。
より詳しくコーチングのスキルアップについて知りたい方には次の記事をおすすめします。
コーチング起業で高収入を得るには資格が必要?
先ほどコーチングのスキルアップについて簡単に説明しましたが、起業を目指す方からよくある質問として、「起業には資格は必要ですか?」というものがあります。
結論としては、起業に資格は必要ありませんが、今後プロコーチとしてどんどん活躍していきたい方は資格取得を目指してください。
というのも、高く売れる商品を開発して、集客面も安定しだすと、あなたのスケジュールがいっぱいになって資格取得に費やせる時間が少なくなってしまうからです。
起業する前の比較的時間に余裕のあるときに、権威のある資格を取得し、どんなお客様からも信頼されるコーチを目指しましょう。
コーチング起業した場合1,000万円の収入を稼げるかシミュレーションしてみよう
ここまでコーチング起業で1,000万円の収入を超えるためのステップをお伝えしてきましたが、実際にどのような商品設計をすれば1,000万円を超えられるかをシミュレーションしていきましょう。
クラウドソーシングで低単価商品を販売した場合
まず多くの方が副業でコーチングを行っているクラウドソーシングサイトで、低単価の商品を販売したときのシミュレーションをしてみます。
2022年7月現在リサーチしてみたところ、ココナラ上では1時間あたり3,000〜4,000円相当が平均的なコーチング料金となっています。
ただし、これはすでに実績があるコーチの料金のため、起業当初となると1,500〜2,000円相当の報酬設定となるでしょう。
この前提をもとに、一日8時間ずっと働いたとすると、およそ1万2,000〜1万6,000円が日給となります。
22日働いたとすると、税引前で26万4,000〜35万2,000円となります。
しかも、ココナラでは22%の手数料が取られるため、実質手取りは10万円台後半〜20万円台前半となり、収入が1,000万円を超えることは、ほぼ不可能と考えて問題ありません。
高単価商品を自主販売した場合
では、高単価商品を自主販売した場合を考えてみます。
拙著『集客できる商品づくり術』でお伝えしている石原さんの場合、本を執筆した当初はコーチングの単価は50万円でした。
彼女はこのような単価設定をしていてもお客様が常に並んでいる売れっ子コーチなんです。
仮に彼女の商品単価でコーチングを販売するとなると、年間に20件の契約を行えば1,000万円は達成できます。
1年間のスケジュールを組み、1日に4名の方を2時間ずつ毎週コーチングすれば、8時間労働で年間休日96日が達成できますし、少しスケジュールを入れ替えれば年間休日150日も達成できます。
年収1,000万円プレーヤーかつ、年間休日が会社員(平均105〜125日)の方よりも増えているとなると魅力的ですよね。
高単価商品が売れないは嘘
先ほどの石原さんの例を見てみると、「コーチングで単価50万円なんて売れるの?」と思われるかもしれませんが、その認識を変える事例をお伝えします。
私の知り合いに塾で教室長をされている方がいるのですが、小さな塾であっても生徒個人から年間に30万〜100万円の指導料を頂いているようです。(中学3年生や高校3年生となると数百万円にのぼる事例も)
学習塾というと多くの方が通ったことがあると思いますが、お子さんの将来のために必要と感じれば親御様はこれだけのお金を支出してくれます。
ですから、「自分の将来にとって必要不可欠」という考えを購入見込みのお客様に伝えることができれば、語弊はありますが学習塾業界の半分の値段しかないコーチング商品が売れない訳がないといえるでしょう。
コーチングの起業で高収入を得た体験談
とはいえ、ここまでは私(田中直子)のお客様の話であり、実際に私自身の体験談をお伝えしておかなければ信頼できませんよね。
メルマガでも詳しくお伝えしているのですが、私自身起業当初はコーチングの月収はたったの2万円しかありませんでした。
しかし、商品開発をし集客面を改善したあとは、3年掛けて年商900万円を達成していますし、今では1,000万円を超えています。
もちろん全員がコーチングで起業し1,000万円を超えるということはいえませんが、少なくともいままでお伝えしてきた内容を意識して取り組めば、世間一般の高収入を達成できるでしょう。
より詳しく私の失敗談や成功秘話を知りたい方は次の記事を参考にしてみてください。
コーチング起業で高収入を得るための販売方法
ここまで実際にコーチングで1,000万円を得るためのシミュレーションをしてみましたが、気になるのは高単価商品を設計したあとの販売方法でしょう。
というのも、商品設計は自分自身の力だけでもできますが、販売するためにはある程度のWebの知識が必要になるからです。
そこでこの項目では、「起業当初」にもっとも効率のいい販売方法をステップ別に解説していきます。
- 購入見込みのお客様を的確に集客する
- 限定でモニターになってもらう
- 口コミを必ず頂く
STEP1.購入見込みのお客様を的確に集客する
コーチングの起業で高収入を得るための販売方法でもっとも注力する点は、購入見込みのあるお客様を集客することです。
冒頭部分でもお伝えしましたが、たくさんの人を集客したからといって購入してくれるお客様が現れるのはまれです(私のように)。
ですから、まずは各集客媒体における適切な集客戦略を学ぶ必要があります。
昨今起業当初によく使われる集客媒体は次のとおりです。
- Web広告(Google広告・フェイスブック広告等)
- ブログ
- SNS
より上級者になるとYouTubeなどの動画媒体を使うこともできますが、機材の初期投資が必要になるため、まずは上記を試してみましょう。
これらの具体的な運用方法は以下の2つの記事で紹介していますので活用してください。
STEP2.限定でモニターになってもらう
購入見込みのお客様が見つかったあとは、すぐに限定オファーを出すといいでしょう。
なぜなら、起業当初に真っ先にほしいのは実績だからです。
実績を作るためにはまず、実際に購入してくれるお客様がいなければいけません。
そのために半額程度の値下げを行い購入の後押しをします。
ただここで注意が必要なのは、限定でモニターになってもらったからといって手抜きのコーチングは絶対にしないことです。
全力でお客様と向き合い、コーチングを行う業界で圧倒的成果を残すことを意識してください。
圧倒的成果とは
圧倒的成果とは、「第三者から見てひときわ目を引く実績のこと」です。
たとえば、事例をあげると次のようになります。
- 教育業界:たった1回のテストで数学が40点から80点に
- 恋愛業界:コーチングを受けて3日で恋人ができました
- コンサル業界:Webコンサルを受けてブログ経由で売上100万円を達成しました
このようにその業界に注目している人なら、思わずクリックしたくなるような成果を残していきましょう。
この成果+次でお伝えする口コミがあれば驚くほど簡単に商品が売れてしまいます。
STEP3.口コミを必ず頂く
最後のステップはモニター価格でのサービス提供と同時に必ず口コミを頂くことです。
というのも今後、購入見込みのあるお客様が購入に踏み切る最後のひと押しが口コミだからです。
たとえば、宣伝文句しかアピールするところのない広告よりも、実体験が目に見える形で掲載されている広告のほうがずっと購入したくなるはずです。
このように口コミには購入見込みのあるお客様をプッシュしてくれる効果があるため、インタビューやアンケート形式で必ずお客様の声を頂くようにしましょう。
コーチング起業で1,000万の収入を安定させるには?
今回の記事ではコーチングで1,000万の収入を超える方法をお伝えしてきましたが、1年だけ単発で1,000万円を超えたとしても意味はありません。
数年先も収入を維持し、またはどんどん高めていくためには、リピーターを得たり、ストック収入(何もしなくても得られる収入)を増やしていったりする努力が必要です。
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