コーチングで年収をあげるには?実際の収入を大公開

 

「コーチングで年収をあげるにはどうしたらいいの?」

「コーチングのリアルな年収を知りたいな」

このようなお悩みを抱えている方もいらっしゃるでしょう。

コーチングの副業をしたり、起業や開業したりして、これから頑張っていこうと考えている方にとって年収事情は気になるものです。

当記事では、コーチングの年収事情とともに、収入をあげる具体的な方法をお伝えします。

コーチングの年収事情

コーチングの年収事情まず私(田中直子)がコーチングで独立した後の年収事情を公開します。

わかりやすいように次の順番で解説していきますね。

  1. 独立当初のコーチング年収
  2. うまく行きはじめたときのコーチング年収
  3. 現在のライフスタイル

独立当初に失敗した話は次の記事で詳しく解説しているので、よかったら参考にしてみてください。

コーチングで独立した失敗談…その後月収を2万から75万にあげた話はこちら

それでは早速解説していきます。

独立当初のコーチング年収

私が独立した当初のコーチング年収(年商)は200万円でした。

ここからコンサルティング費用(集客の正しい行い方を学ぶための費用)やその他の経費を差し引くと赤字まではいかないものの、貯金が増えることはありません。

とくに最初期の頃は月商が2万円だったこともあり、派遣社員と兼業していたものです。

うまく行きはじめたときのコーチング年収

一年目の年商は200万円でしたが、そこから正しい方法で集客を行い、徐々に安定してお客様を増やしたことで3年目には月商75万円に到達しています。

月商75万円というと年商に直して900万円です。

現在の日本人の平均年収が460万円程度ですから約2倍を稼いでいました。

とはいえ、個人起業であったことと自己投資をどんどん行っていたことから、まだまだ気の抜けない時期でした。

現在のライフスタイル

現在のライフスタイル

2022年7月13日に私がサラリーマンを卒業して13年が経ちましたが、独立後3年目よりも年収を伸ばして、多くの方が目指しているであろう1,000万円という数字を達成しています。

このようにお伝えすると、もしかすると悠々自適に働いているのではないか?と思われるかもしれません。

しかし、残念ながら1,000万円以上に到達したからといって、独立当初の仕事時間より少なくなったという意識はありません。

今でもより高い視座でビジネスを行うために、セミナーやコンサルティングに投資したり、多くのビジネスパートナーへの支払いをしたりしているので贅沢はあまりしていません。

しかし、私自身が成功したいと思う分野で仕事ができることに幸せを感じています。

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コーチングとは何か?仕事内容や収入を紹介

ここで一度「コーチングとは何か?」「どんな仕事内容で、どれほどの収入が見込めるのか?」という部分に触れておきましょう。

コーチングとは何か?

コーチングは一言で表すなら「人の未来に光を当てる職業」です。

とはいえ、たくさんのコーチングの種類があるので一覧表にしてみました。

【コーチングの種類】 【仕事内容】
ライフコーチ 人間関係や仕事など生き方全般へのアプローチ
恋愛・婚活コーチ 恋愛や婚活をサポート
ダイエットコーチ ダイエットをサポート
子育てコーチ 育児・子どもとの関わり方を提案
セルフコーチ 自分自身を目標達成に導く
メンタルコーチ 相手の考えや気づきを引き出す
ビジネスコーチ 仕事に関する課題の解決

※「企業や社員への指導」を指す場合も

起業コーチ 起業をサポートする
受験コーチ 受験勉強をサポートする
英語コーチ 英会話や英語学習をサポートする
スポーツコーチ スポーツ全般を指導

このようにコーチングの種類だけでも様々なので、より詳しい仕事内容は次の項目でお伝えします。

コーチングの仕事内容とは

コーチングの仕事内容は、「コーチングで起業した場合」と「コーチングの会社で働く場合」で変わってきます。

コーチングで起業した場合は主に

  • マンツーマンのコーチングセッション
  • コーチングを教える

という2パターンに分かれます。(もちろん複数の方に同時にコーチングセッションを行う方法もあります。)

自身で事業を展開するので、このほかにも研修にむけた資料作成や情報発信・セールス活動、経理や事務といった業務もこなすことになります。

一方、コーチ養成機関に就職した場合は

  • コーチングスクールの講師
  • 企業企画のコーチングセッション
  • 企業研修や組織開発

主にこの3パターンとなります。

どんな働き方を選択するかで、マンツーマンなのか複数を相手にするのか、コーチングをするのかティーチングをするのかが、変わってくるといえるでしょう。

コーチングで起業した場合の収入について

コーチの収入は、以下の3つで決まります。

  1. コーチングの価格
  2. クライアント数
  3. 経営者としてのビジネス力

いかに単価の高いコーチングを提供できるか、クライアントの数を増やせるか、そしてそのベースとなる商品企画・マーケティング・セールス、時間管理が出来るかといった、経営者としてのビジネス力に左右されます。

また、コーチングの対象や分野によっても収入に差が出てくるので、以下3つのコーチの収入を確認していきます。

  • ライフコーチや恋愛コーチ
  • ビジネスコーチ
  • 語学コーチやスポーツコーチ

さっそく見ていきましょう。

ライフコーチや恋愛コーチの収入

ライフコーチや恋愛コーチの場合、1時間あたり5,000〜30,000円で提供されることが多いです。

恋愛を含め人生における課題へのコーチングは、個人的な悩みや目標を解決していく必要があります。

そのため、クライアントの内面や疑問を上手く引き出すコーチへの信頼度は高く、提供価格もあがります。

「本当に時給5,000円ももらってもいいのだろうか?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、クオリティオブライフ(人生の質)に関わる課題で、確実に目標達成まで導ければ、価値を感じるお客様は必ず現れるでしょう。

ビジネスコーチの収入

ビジネスコーチの場合は20,000~50,000円が平均です

その中でも、経営者やエグゼクティブを対象にしたものとなると平均して80,000円とかなり高い料金設定です。

企業向けに講演をすることもあり、一講演で数十万円、そのあとのサポート込みだと数百万円という場合もあります。

エグゼクティブや組織に対するコーチングは、豊富な経験と高いスキルが求められ、担当できる人も少ないことから、相場が高くなってきます。

語学コーチやスポーツコーチなどの収入

語学コーチやスポーツコーチなどは、価格の幅が非常に広くなっています。

これはクライアントが求めるレベルや内容・コーチング期間に幅があり、またコーチングを提供する側のレベルもさまざまだからです。

たとえば語学コーチなら、初心者向けに簡単な英会話を教える場合もあれば、ビジネスで使うハイレベルな英語を指導する場合もあります。

前者はココナラで1時間あたり3,000~5,000円が平均ですが、後者はコーチングスクールで3ヶ月(レッスン12回分)20~30万円という形で提示しているところが多いようです。

コーチングで年収をあげると生き方も自由になる

コーチングで年収をあげると生き方も自由になる私のライフスタイルを見て、「年収1,000万円を達成したからといって自由になれないのか…」と思われている方もいらっしゃるでしょう。

先ほど紹介した働き方はあくまで私自身の自己実現のために行っているだけであって、強制されている訳ではありません。

もちろん独立当初は会社員の方の2倍から3倍頑張る必要はありますが、ビジネスが軌道に乗り始めれば年収をそこそこにして自由に生きるといった生活も考えられます。

実際に私の知り合いには、年収500万円程度であれば月の労働時間が100時間(1日4時間程度の働き)でも達成できるといっている方もいます。

この方は一度1,000万円以上に収入をあげたものの、体の療養を優先して労働時間を少なくしても稼げるビジネスモデルを確立しているんですね。

このように一度年収をあげた後は、あなた自身の望む生き方を中心にビジネス展開することも可能です。

コーチングの年収を高める方法

コーチングの年収を高める方法ここまでコーチングの年収事情を私の実情をもとにお伝えしてきました。では次にどのようにして年収を高めてきたのか、その正しい方法をお伝えしていきます。

具体的には次のとおりです。

  • 資格取得よりも実践経験を積む
  • 高単価商品で時給を高める
  • Web集客で自動化を進める
  • 安定的な顧客を抱える

それぞれ解説します。

資格取得よりも実践経験を積む

資格取得よりも実践経験を積む今思えば資格取得を目指すのではなく、お客様とのセッションを繰り返したことが今の成功につながっていると思います。

会社員時代からコーチングの勉強を何よりも頑張ってきましたが、資格取得は後回しにしました。

コーチはお客様がコーチングの契約をしてくれてはじめてセッションを開始できますし、セッションの成果もお客様がいなければ集まりません。

ですから、資格取得をメインにするのではなく実践経験を積むことが何よりの財産になったと思います。

※とはいえ、資格はお客様からの信頼につながるので、取得できるのであれば取得しておくほうがいいです。

高単価商品で時給を高める

高単価商品で時給を高めるコーチングの実践経験を積んでいくと、「私にしかできないコーチング」が見えてきたので高単価の商品を自ら開発し時給を高めていきました。

高単価というと契約金額が数十万円以上するものですが、お客様が見つかれば高い確率で売れていきます。

では、どのように高単価商品を開発するのかを解説していきます。

ニッチ市場を攻める

高単価商品を作るならニッチ(競合が少ない)市場をまずは見てみましょう。

たとえば、「恋愛コーチ」というと少なくない数がいると予想できますし、クラウドソーシングサイトで検索してみても数千人のコーチがヒットするはずです。

このような競合が多い市場で高単価商品を作っても、そもそも商品を提供する方が多いので良くて数万円程度のものしか売れません。

しかし、仮に「〇〇ビジネスを成功させるコーチ」といったコーチとするとどうでしょうか。

一気に市場は狭まり「この人にしかできない」といわれるようになるはずです。

そもそも提供できる方が一人しかいないので、高単価商品を売ったとしても購入してくれる方は現れるでしょう。

コーチングの枠組みにとらわれずコンサルも行う

ニッチ市場のコーチングがなかなか見つからない方は、コーチングという枠にとらわれず成果報酬型のコンサルも含めるといいでしょう。

仮にメジャーな市場である恋愛ジャンルで高単価商品を作るとします。

恋愛ジャンルにおいて、多くの方が目指すのは理想とするパートナーとお付き合いすること、もしくはどんなパートナーでもいいのでお付き合いすることでしょう(もちろん、様々な条件もあります)。

この「パートナーを見つけお付き合いするまで」を成果報酬型で請け負う商品にすると高単価を達成しやすいです。

このような商品の場合、課題解決型のコンサルタントとしてお客様との関係性を最初に構築している点に要注目です。

コンサルは課題解決をメインにしますし、成果報酬型であれば成果が目の前にあるのでお客様も納得して料金を支払ってくれるでしょう。

その後お客様と信頼関係を築いたらどんどんコーチングの割合を増やしていくことをおすすめします。

成果を目に見える形で訴求する

今まで紹介してきた高単価商品の開発を行ったあとに重要なのは、成果を目に見える形で訴求することです。

というのも、多くの人は実績があってはじめて無形のサービスを買うからです。

たとえば、次のようなコーチがいたとしたら、あなたはどちらからコーチング商品を買うでしょうか。

  • コーチA「コーチング経験はないが、恋愛を成功させた経験が100人」
  • コーチB「コーチング経験は多数あるが、恋愛を成功させた経験が0人」

恋愛を成功させたい方はコーチAを選ぶでしょう。

ですから、どのような手段を使っても最初期に多数の実績・成果をあげ、外に向かって発信していく必要があります。

Web集客で自動化を目指す

Web集客で自動化を目指す高単価商品を開発して、目に見える形の実績を作ったらWeb集客で自動化を目指しましょう。

もしくは実績作りとWeb集客を同時に進めても構いません。

Web集客は全自動の営業担当者であり、商品を24時間売り続けてくれます。

もちろん集客でも成果を残すためには技術を磨く必要もありますが、磨いた集客の技術をさらに応用すればコーチングの商品としても扱えるようになるでしょう。

現に私は講座の中でコーチングの集客を教えているので、一石二鳥になっています。

より深くWeb集客について知りたい方は、メルマガで詳しくお伝えしているので、ぜひ読んでみてください。

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安定的な顧客を抱える

安定的な顧客を抱えるWeb集客で集客を自動化したら、売り切りの高単価商品だけでなく安定的な顧客を手に入れるために継続してもらえる商品も開発し、リピート率を高めていきましょう。

先ほど紹介した恋愛成就の商品を購入されたお客様限定で、結婚までのサポートを提供したり、結婚後の相談窓口をサブスクリプション(定期購読)形式で提供したりとさまざまな方法があります。

このように高単価商品を購入されたお客様に対して継続的な価値を提供すれば、安定した高収入を得られます。

コーチングの年収を1,000万円以上にするロードマップ

コーチングの年収を1,000万円以上にするロードマップコーチングの年収を高める方法がわかったところで、年収を1,000万円以上にするロードマップを確認していきましょう。

  1. 年収1,000万円の棚卸しをする
  2. 相場情報を確認して商品単価を設定する
  3. 集客・販売の各数値目標を立てる

それぞれ解説していきます。

STEP1.年収1,000万円の棚卸しをする

コーチングの年収を1,000万円以上にしたいのであれば、数値目標を明確にする必要があります。

というのも、目標がなければどのように行動すればいいのかがわからないからです。

たとえば、年収1,000万円を目標として、1日8時間、年間240日(年間休日125日想定)働くことを想定してみましょう。

時給 年収(240日)
1,500円 288万円
2,500円 480万円
5,000円 960万円

このように表にしてみると、時給換算で5,000円以上を達成していないと、年間240日の労働で年収1,000万円は超えられないということがわかりましたね。

STEP2.相場情報を確認して商品単価を設定する

続いては時給5,000円以上を達成できる商品設計をするために、相場情報を確認して商品単価を設定しましょう。

コーチング業界は見積りを取る段階になってはじめて商品単価がわかるので、多人数型のセミナーに参加して料金に関わる事項に耳を傾けましょう。

複数人が参加する多人数型のセミナーに参加すれば、どのようなコーチングがどれくらいの値段で展開されているかを確認できるはずです。

そして、相場情報から現実的な単価設定をして、そこから逆算的にコーチングの内容を決めていくと簡単です。

STEP3.集客・販売の各数値目標を立てる

ここまでできたらあとは、集客・販売の各数値目標を立てていきます。

先ほどもお伝えしたように集客はWeb集客がおすすめです。

Web広告やSNSなどを使って、何人に個別セッションを受けてもらうか、そこから何人成約すれば良いのかというように、目標の数値から逆算していくといいでしょう。

コーチングで年収を高めるためには集客からスタートする

コーチングで年収を高めるためには集客からスタートする今回の記事ではコーチングの年収を高める方法をお伝えしてきました。

コーチングの年収を高めるとなると、技術を高めることに集中しがちです。

もちろんコーチングの技術はあって当たり前ですが、コーチングはお客様がいないと実践できません。

ですから、

  1. 高単価を実現できる商品設計をする
  2. Web集客をとことん極める

この二つを徹底していきましょう。

当ブログではこの両方について講座を用意していますので、気になる方は次の記事を見てみてください。

高単価を実現できる商品設計講座はこちら

Web集客でお客様を集める方法

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