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セルフイメージは高められる!今から試してほしい4つの実践とコツ

あなたは自分に自信がありますか?

自分のことは好きですか?

今回はセルフイメージについてのお話です。

セルフイメージは仕事や収入、人間関係や恋愛など人生に深く影響します。

ここでセルフイメージが高い人と低い人の違いを一緒に確認しましょう。

セルフイメージアップに役立つ4つのコツや参考になる書籍もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

セルフイメージとは?

セルフイメージとは、自分のことをどう思っているかということ。

自分が認識している自分自身の「価値」や「印象」のことです。

セルフは「自分」を意味します。

イメージは、漢字にするなら「印象」でしょう。

「自分」というと漠然としていますが、私たちは自分自身について、もっと具体的に、かつ、さまざまな側面からのセルフイメージを持っています。

少し詳しく見ていきましょう。

具体的に自分の何に対するイメージなの?

たとえば

・性格
・健康上の特質
・人間関係(家族・恋愛・友人)
・勉強や仕事の得意・不得意
・収入を得るための能力   …など。

「自分は~~だ」「私は~~のタイプかな」と自分について何となくでも浮かんできませんか?

さて、その浮かんできたセルフイメージ。

無意識かもしれませんが…それらは、いつ生まれて、一体どのように決まるのでしょうか?

過去の経験に対する解釈で決まる

セルフイメージは、自分の過去の経験に対して自分がどのような解釈をしてきたかで決まります。

解釈とは「何かが起きた時、どのように捉えるか」ということです。

起きた出来事や感情に対して、良し悪しを決めたり、どう解釈するかは他でもない「自分自身」なのです。

解釈も過去の経験に基づく

その解釈、つまり、どう捉えるかも過去の自分の経験に影響を受けています。

自分の内側で繰り返す「自分との対話」も意識・無意識に良くも悪くも、解釈に反映されるのです。

「私はこのような人間だ」
「私はこの程度だ」
「〇〇ならできる」
「私には無理だ」

という勝手な思い込みや先入観を作り上げているのです。

繰り返して潜在意識に刷り込んでいることもあるでしょう。

そして、どのように解釈したかが、あなたのその後の感情や行動に大きな影響を与えます。

今の私のセルフイメージは?

あなたは今、どんな悩みを抱えていますか?

・常に不安で挑戦できない
・すぐにネガティブに考えがち
・人間関係がうまくいってない
・仕事がうまくいかない
・お金が欲しい(お金がない…)
・結婚したい(結婚できない…)

これらの悩みを遡って辿ったとき、そこにあるのも、あなたの「セルフイメージ」や「解釈」なのかもしれません。

つまり、あなたの「セルフイメージ」は、あなたの「今」にも影響を与えているということです。

「今」の積み重ねが、その先の人生につながるわけですから、その影響力は大きいと思いませんか?

セルフイメージがあなたの人生に与える影響とは

私たちの人生の中で起こる大抵のことは、周りの誰かに関係しているものです。

ここでよく勘違いしやすいのが周りの影響を受けていると思うこと。

周りの誰かのせいだと思うこと。

でも本当は、誰よりも「自分」に影響を受けています。

厳密にいうと、自分の感情や思考はすべてセルフイメージの影響を受けています。

・どっちを選ぶか
・やるかやらないか
・どのくらいやるか
・どのようにやるか(行動)
・どのように答えるか(言動)

私たちはたいてい、過去の経験に照らし、これらを決断します。

幼少期の経験さえも根強い影響力を持つ

あなたは小さい頃、どんな子どもだったでしょうか。

周りの大人によく言われていたことはどんなことでしたか?

・褒められたこと
・叱られたこと
・比べられたこと
・嬉しかったこと

事実がどうであれ、無意識に刷り込まれている可能性もあります。

さまざまな出来事を経験してきたはずです。

そのひとつひとつに、どのような結論付けをしてきているでしょうか?

経験の数だけ、あなたは心の中で自分と会話しています。

自分の内側で、どのような会話を繰り返してきたでしょうか?

ポジティブな感情やプラスの会話をしてきた同じような出来事には、今でも、心地よい反応(行動・言動)をするのではないでしょうか。

逆に、ネガティブな感情やマイナスの会話で反応してきた出来事には
今でも、不快な反応をしがちだということに気付いていますか?

セルフイメージが低いのはリスク!

セルフイメージは、単なるその場の感情ではなく、現在や将来の行動や言動に反映されます。

ですから、セルフイメージが低いままでは、損をしてしまうリスクが高まるばかりなのです。

例えば

・チャンスがきても掴めない
・やればできることなのにやらない
・ネガティブに捉えるごとにストレスが発生
・良好な人間関係を築きにくい
・達成感や充実感が得られにくい

このような悩みは誰しも抱えていたり、今まさに直面している人もいるのではないでしょうか?

これらを、むしろ、自ら引き寄せている可能性が高いのです。

なぜでしょうか?

【ケース別】セルフイメージの高い・低い人との違い

同じ状況でも「セルフイメージが低い人」と「高い人」では反応が異なります。

仕事、恋愛、収入のシチュエーションにおける反応の違いを見ていきましょう。

どんなシチュエーションでも、セルフイメージが低い人には共通点があります。

・自分のことを「この程度」とブレーキをかけている
・自らチャンスを逃している、もしくは、遠ざけている

という2点です。

仕事

職場での議論や会議の場で、誰かに反論される場面はよくありますよね。

このとき、セルフイメージの低い人は

・傷つき、やる気が失せてしまう
・自分への批判や攻撃だと捉えて怒り出してしまう
・他の誰かや何かのせいにする
・自分の考えや意見は無価値だと思い込む

一方、セルフイメージの高い人は

・一つの意見として受け止めることができる
・自分の意見を見直すことができる
・知らない、分からないことを素直に聞ける
・反論された意見の意図や意味の本質を探ろうとする

忘れないでください。

起こっている出来事はまったく同じですが、捉え方でこうも違うのです。

職場は「価値創造=生産」する場です。

どちらが生産的、建設的かは明らかですよね。

低い人の捉え方をすると、本人や周囲の疲弊やストレスが大きいだろうという点も注目ポイントでしょう。

セルフイメージが高い人の捉え方は、モチベーションアップやさらにより建設的に改善していく流れに進めていくことができるでしょう。

つまり、反論や他人の批判を「良し悪し」で捉えません。

フラットに受け止めることで成長の機会として「吸収」していきます。

一番大きな違いは、反論や批判の対象は「自分」という人格に向けてではないと捉えていることです。

恋愛

もしも、あなたが恋人に二股をかけられ、騙されていたと知ったとき、どのように解釈するでしょうか。

セルフイメージの低い人は

・私がブスだから騙されたんだ
・私は結局、誰からも愛されない人間なんだ
・あんなに尽くしたけど、やっぱり私の努力が足りなかったんだ
・こんなダメ男に引っかかるから、私はやっぱりダメ男とお似合いなんだ

一方、セルフイメージの高い人は

・私には不釣り合いな人だと早く気が付けて良かった!
・こんな男は私には相応しくない
・私は幸せになりたいし、なるんだ。だから、この男と別れる!

同じ事実、同じ状況なのに大きな違いですよね。

恋愛も人間関係のひとつですが、人との関わりにおいてセルフイメージの低い人は、自分を低く見るという特徴があります。

非のない自分の中に、さらに非を見つけ出そうとするのです。

相手の非を「自分の非」として捉えてしまいます。

実際「二股をかけられ騙された」状況で、自分にどれくらいの非があるでしょうか。

どんな理由や事情であれ、騙すほうが悪いのは明らかです。

セルフイメージが高ければ、自分の価値や存在を下げるような捉え方はしません。

相手の非を、そのまま相手の非として捉えます。

そして、自分の本来の幸せは何か真剣に向き合い、ふさわしい相手を選ぶことができるのです。

収入

同じような実力やキャリアを積んでいても、収入に対するセルフイメージは個々に違います。

「セルフイメージが高い人と低い人」「年収が高い人と低い人」には相関関係があるようです。

セルフイメージが高いと年収も高めで、セルフイメージが低いと年収も低めの傾向があるようです。

それぞれ、以下のような特徴が挙げられます。

セルフイメージの低い人は

・私は年収500万程度の人物だ
・仕事とプライベートの時間、それなりに充実しているからいいや
・今の収入額で今のところはいいかな
・お金はもっと欲しいけど、今より仕事が忙しいのは嫌だからこのままでいい

一方、セルフイメージの高い人は

・私は年収5,000万円もらって当然の人物だ
・私は年収5,000万円以上の価値ある仕事をしている
・私は年収5,000万円以上の貢献をお客様にしている

多額報酬につながる仕事は、損失や借金に転じるリスクも大きいです。

しかし、たとえそれが現実になってしまっても、セルフイメージの高い人たちは復活を遂げ、やり遂げます。

知っておきたいのは、その逆もあるということ。

セルフイメージが低いままだと、何らかのはずみで年収5,000万円になっても「自分はこの程度だろう」と思っている金額に自ら使い込み浪費し、結局、元に戻ってしまうのです。

収入は積み重ねた実力やキャリアだけで決まるわけではありません。

実力やキャリアが同等でも、セルフイメージの高低が収入や資産の高低にもに影響を与えるのです。

今から実践しよう!セルフイメージの高め方・4つのコツ

セルフイメージの高い人と低い人、それぞれに挙げた捉え方の特徴を見ていきましょう。

あなたは、どちらに該当しますか?

セルフイメージをもっと高めたい…と感じらた方は、これから紹介する4つのコツをぜひ、実践してみてください。

明確な目標をスモールステップで叶えていく

「自分で決めた」「小さな目標」を達成することを積み重ねていきましょう。

ここで重要なポイント2つを解説します。

「自分で決めたことを達成する」ことに意義があります。

自らの意思を働かせて、自分で行動を起こすプロセスが自信をもたらすのです。

そして、行動を起こし、目標を決めて達成する事柄の「大小」は関係ありません。

できるだけ頻繁に達成感を得ることがセルフイメージアップに役立ちます。

ですから、大きな目標でも、できるだけ小さな目標に細分化してから毎日継続して取り組みましょう。

そうすれば、何度も達成の機会が訪れ、そのたびに達成感が得られるのです。

もちろん、大きな目標を掲げることは素敵なことです。

しかし、何事も一足飛びに達成することはできないというのも事実です。

すべての大きな目標は、小さな達成の積み重ねなのです。

大きな目標を達成するまでに、小さな達成感、やりがい、充実感を味わえなければ、途中で辛くなり挫折してしまう確率が高くなります。

これは計画時点の心得です。

小さな達成に気付いてその都度、達成感を味わえるように小さな目標を設定しましょう。

そうすれば「まだまだ、できていない」ではなく「ここまで、できた」「これもできた」「あれもできた」「なんとかなった」というポジティブな経験の積み重ねと感情が味わえます。

これがセルフイメージのアップにつながっていくのです。

継続するモチベーションは上がり、途中で挫折する確率はグッと下がっていくでしょう。

環境を変える

今のあなたに影響を与える人付き合いや環境を変えていくのも効果的です。

ヒトを変える

自分の周りにいる人たちは、自分の鏡写しかもしれません。

つまり「類は友を呼ぶ」です。

すでに出来上がった人間関係の中では、周囲の人が持っているあなたのイメージや印象、コミュニケーションのパターンは固定化しやすいです。

とくに、親密な家族や恋人関係の中で作り上げられてしまった「あなた」は崩れにくいのかもしれません。

新しい環境や人間関係の中では、最初から新しいセルフイメージを作り出すことができます。

また、自分にとってネガティブな感情や影響をもたらす人たちと距離を置くことも大事です。

嫌な人、疲れる人、自分の成長や向上を妨げる人には近づかないことでポジティブな心理状態をキープすることができます。

人は気付かぬうちに近くにいる人に似てきます。

「こうなりたい」「素敵だな」と思う人たちと関われるような環境を自ら意識しましょう。

モノを変える

自分を取り巻くモノの環境は、人よりコントロールしやすいです。

基本的なことから始めてみてはいかがでしょうか。

たとえば

・自宅を掃除して不要なモノを捨てる
・理想のセルフイメージに合わないものは持たない、買わない
・ワクワクしないものは処分する
・溜め込まない

日常的に視覚に入る汚れたモノや雑然とした環境はセルフイメージを下げます。

「だらしない」「また散らかっている」「乱雑」「買い込む」「溜め込む」というイメージと気持ちを自分自身に刷り込んでしまうと同時に、自分の揺るがない「価値観」や「信念」にも悪影響を与えます。

その際、自分はどんな基準でモノを持つのか、お金を使うのか、あなたの「価値観」が見えやすくなります。

特に、持ち物へのお金の使い方では、単なる消費(浪費)なのか、投資を意識した使い方なのか顕著に表れます。

毎日5分だけでもいいので、片付けを習慣にしてみてください。

「小さな決断が今日もできた!」という達成感を味わったほうが良いと思いませんか?

貢献して感謝される経験を積む

興味があったり、得意なことを提供したりするボランティア活動などもおすすめです。

セルフイメージの低い人は「自分は〇〇ができる」「自分は他者から感謝される存在である」と思える機会が少ないようです。

そのため、どちらかというと「誰かに、何かをしてもらうこと」を求める傾向があり依存度が高い傾向があります。

その欲求が満たされないことで不満や悩みを抱えることも多いでしょう。

セルフイメージの高い人の多くは、誰かに喜ばれたり、役に立ったりする意欲が高いです。

実際の思考や行動のベクトルが「誰かに、何かを与えること」に向いています。

感謝される経験を積むと、さらに自分に対するプラスイメージが高まっていきます。

感謝のエネルギーは、とてもポジティブな環境を作ります。

プラスの環境を一度作り出してしまえば、さらに、そこから抜けにくい循環を自ら作り上げてくと良いでしょう。

自分との対話で「書き換える」口癖

何かが起きたときに、ポジティブな言葉を使うことを心掛けるのも効果的です。

何かが起きると私たちはいつも言葉で反応します。

実際に口に出すこともあれば、心の中だけで巡らせる言葉もあるでしょう。

もし、ネガティブな言葉で反応することが癖になっているなら、即座に頭の中でポジティブワードで書き換えることをおすすめします。

実際に口に出すと、尚良いでしょう!

「…(ネガティブ)だけど、…(ポジティブ)だよね!」

例えば

  • 難しいなぁ(だけど)→ やりがいがある!
  • 面倒だなぁ(だけど)→ 今頑張れば、後が楽になるかも!
  • 長いなぁ(だけど) → じっくり考える良い機会かも!        

いかがでしょうか?

何事も捉え方次第ではないでしょうか?

無意識に過去の経験や刷り込まれた情報をもとに、自分で「行動」や「感情」を瞬時に選んでいるのです。

そこで、ポジティブな口癖は口に実際に出すことでネガティブな「行動」や「感情」を一旦、切り離すことができます。

ですから、できるだけネガティブな言葉を避け、ポジティブな言葉を使っていくことを強く意識しましょう。

セルフイメージの低い人は、無意識のうちに、ついネガティブな言葉を使っていることが多いはずです。

あてはまる人ほど、効果があるのでぜひ実践してみてください。

セルフイメージを高めるのにおススメの本3選

なんとか自分のセルフイメージを高めたい!

そのための情報はどこで手に入れたらいいのでしょうか。

手っ取り早く情報を仕入れる方法として読書が挙げられます。

読書は「安価ですぐにできる自分への投資方法ともいえるでしょう。

ここで、セルフイメージの向上をテーマにしたおすすめの書籍をご紹介します。

興味を持たれた方は、ぜひ読んでみてください。

潜在意識が答えを知っている!

著者:マクスウェル・マルツ(アメリカの美容外科医)
発行年:2009年

【内容】
著者のマルツ氏が提唱する「サイコ=サイバネティクス理論」を説明している本です。

成功に必要なものは適切なセルフイメージと明確な目標であり、人は本能的にその自動メカニズムを持っていると説かれています。

セルフイメージを高め、守っていくための意識の持ち方や行動のポイントは参考になるでしょう。

うまくいっている人の考え方

著者:ジェリー・ミンチントン(アメリカの著述家)
発行年:2013年

【内容】
自分をどう評価しているか、どれくらい大切にしているかが、人生のあらゆる場面に多大な影響を与えることが書かれた本です。

セルフイメージを高めることにつながる提案も盛り込まれています。

悩んで疲弊しているときは、小難しい込み入った文章は頭に入りにくいですよね。

この本はシンプルな文章でストレートなメッセージが発信されています。

ちょっと今、辛いな…というときに元気と勇気が湧いてくる一冊です。

自分に自信をつける最高の方法

著者:常冨泰弘(心理カウンセラー/メンタルコーチ)
発行年:2017年

【内容】
ミス・ユニバースの各県代表にセルフイメージアップの講義をしているメンタルコーチの本です。

幼少期に遡って「自信が持てない」理由が説明されています。

この記事でも経験がセルフイメージに影響を与えることをお伝えしてきました。

セルフイメージを高めるにはプラス経験の蓄積が必要です。

しかし、それ以前に経験を適切に捉える「ベース」が必要だと著者はいいます。

一種の癒やし効果をもたらすワークが、経験によって自信をつけるためのベースづくりに役立つでしょう。

まとめ

今のあなたのセルフイメージは、今まで積み重ねた過去の経験や心理体験に基づいて形成されています。

今からセルフイメージを高めるためにつながる経験を積み重ね、自分自身で捉え方を変えていけば、あなたのセルフイメージは変えることができます。

4つのコツを参考に、取り組みやすいものから是非取り組んでみてください!

セルフイメージが変われば、きっと仕事、収入、恋愛、人間関係 – あなたの人生が変わっていくでしょう。

あなたの人生が高いセルフイメージのもと、豊かに形づくられていくことを願っています。

 

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